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前回リヤドラムを交換して異音が消えたと思ったのですが
まだ完全には消えていなかったようで
50km/h前後でゴーっと微かに聞こえています。
当初は左前輪のハブベアリングを疑っていて
確認したら左後輪のほうが異音を発していたので
先に後輪左右のベアリングを交換しましたが
今回は左前輪のハブベアリングを交換します。



今回も油圧プレスなどが無いので
中古のナックルAssyにて対応します。
用意したのはL900Sムーヴ用。
こちらもABSの有無を合わせれば互換性があります。



早速作業に入ります。
特別変わった作業はなく標準的なことだけ。
タイヤの付いた状態でセンターナットを緩め
キャリパー、ローター、タイロッド、ボールジョイント
ストラット下部の順番で緩めればあっさりと外れます。
以前ドライブシャフトを交換しているので
ネジ類は専用工具も使わず簡単に緩みました。




左が元々付いていたL700Sミラ用
右は今回交換するL900Sムーヴ用です。
純正品番も同じなので問題ありません。
外したほうのベアリングは動きが渋く
音も小さいながら発生していました。



作業時間は約1時間。
ネジの固着や周辺部品の破損などもなく
スムーズに作業を完了することが出来ました。



サイドスリップを調整して試運転を済ませて完了。
実際に50km/hで走行しましたが異音は消えたので
今度こそは大丈夫でしょう。

最近走行中に異音が発生するようになったミラ。
ジャンク品で組んだドライブシャフトに限界がきたのか
はたまたハブベアリングなのか
いろいろと探ってみなくては。



とりあえずジャッキアップして空転させてみることに。
調べてみると左後輪のベアリングにかすかな異音が。



ということでリヤのハブベアリングを交換するのですが
我がガレージには油圧プレスなる
ブルジョアな工具は置いてありませんので
中古のリヤドラムAssyで対応することに。
今回用意したのはL902Sムーヴのドラム。
当時のダイハツ車はABSの有無だけ確認すればほぼ互換性アリです。





取付前に見栄えを良くするために塗装をしました。



左右逆にならないようにマジックで方向を書いておきます。



外したドラムはベアリングに大きな損傷はなく
ライニングの当たり面が若干減っている程度。



ライニングやホイールシリンダーも同時に点検します。



リヤブレーキの効きが甘いと指摘されていたので
当たりの確認と隙間を若干狭く取りました。



最後にサイドブレーキの調整を。
コンソール後部のビスをひとつ外してカバーを外したら



中間にあるナットを調整して完了です。
今回は若干キツめにしましたが
試運転の際サイドを目いっぱい引いてもロックすることもなく
やはり直っていないようなので次は
ライニングの材質を変えるかもしれません。
異音のほうは消えたのでリヤ左のハブベアリングだったのでしょう。

エアコン修理でお預かりしているアルトですが
左の足回りからゴトゴトと異音がします。
ハンドルに感触などは伝わらないのですが
悪路になると音が目立ちます。
タイヤを揺するとガタがあるので
ボールジョイントが疑わしいと思い
ロアアームAssyを交換することにしました。



エアコン修理同様、中古品で対応します。
今回はMF22SのMRワゴンの部品を使用
品番は若干違いますが汎用性はあります。



届いた部品はブッシュにヒビもなくボールジョイントも良好です。
錆があるので取り除いてから装着します。



タイヤを外してストラットの下部のボルトを外したら
ボールジョイントを外します。
その後ロアアームのボルトを2本外せば取り出せます。



左が取り外したロアアームです。
後方のブッシュにヒビが多く見られたものの
大きな破損はありません。



新しいロアアームを取り付けて確認するも
やはり症状は治まりませんでした。
元々のロアアームは多少問題はあったものの
今回の異音とは関係ありませんでした。



その後調べた結果ステアリングラックにガタがあり
ラックの中なのか左側のラックエンドだけなのかは判断つかず
ラックAssyを交換するとなると時間と予算のこともあるので
様子を見るということで今回は見送ることになりました。
ちょっとした誤判断に凹んではいますが。。。（涙）