おぽよんのブログ一覧

ボアアップして黄色いナンバーになったカブの
前後のフェンダーにステッカーを貼ることに。



今回はキタコさんのモノを買いました。
お値段もそれほど高くもないので。



特に前側のステッカーは様々な形があって
キタコさんのはカブに貼っている率が高かったです。



早速ヒートガンを当てながら貼りましたが
ちょっと歪んでしまったようで。
やはりこういう作業は慎重にやらないと（汗）



リヤはそれなりにいい感じに貼れました。

自分の親父は軽貨物の仕事をしていて
サンバーバンを使っていたのですが
この度高齢と体力の問題もあって
廃業とともに免許を返納することに。



中古で購入して約13年距離にして250000kmほど
一緒に働いてきた相棒ですが
最近はトラブルもあちこちと出ていました。



自分も水回りの修理で何日か預かったり
オイル漏れも発生しだしたり。
仕事で使っていたから仕方ないかもしれませんが。



しかし親父も自分でメンテするので
大きな致命傷などはなく
大事に扱えばまだまだ乗れると思いますが
もう廃車にしてもいいかなという意見も。



そんなときに同じくサンバーで軽貨物をしている
兄貴が引き継いで乗るということになりました。
自身のサンバーも50万キロ超えなのですが
やはりメンテを出来る人なので安心だし。
(画像の中に自分が乗っていたバンが、懐かしい。。。）



ということで本日名義変更をしてきました。
久しぶりにエンジンを掛けてみましたが
問題なくスムーズに回っているので
日頃の手入れが良かったことが伺えます。



今回のことで減車になるのかなと思っていましたが
家族でサンバー3台体制は変わりませんでした。
（一時期は5台でしたが。。。）

バラしたばかりのカブのエンジンですが
今朝も時間が少し取れたので
朝ごはん前にちょこっと作業をしました。





昨夜からエンジンコンディショナーに漬けていた
ヘッドの燃焼室はここまでキレイになりました。
量も減っていなかったのでバルブも問題ないかと。





早速キットからシリンダーとピストンを出します。
こうして見るだけでも排気量が50％増しになるので
明らかに大きさが違うのが判ります。



ピストンにリング類を付けていきます。



リングは2枚のピストンリングと
3枚で構成されるオイルリングになります。



下から順番に組むのではなく
波状のエキスパンダを入れてから
上下のサイドシールを入れて
セカンド、トップと組んでいきます。



ピストンピンも専用品の長いモノに。



コンロッドの上端に片方だけサークリップを入れた
ピストンを入れてピンを横から刺したあとに
反対側のサークリップを留めます。
溝にはまっていることとクリップの両端が
ともに溝の中に納まるように留めます。



ガスケットとノックピンとOリングを入れて
ピストンリングに抵抗を与えないようにしながら
シリンダーを取り付けていきます。
今回ノックピンは再利用しました。
カムチェーンのガイドローラーも
この時点で組付けます。



サイドのボルトを一ヵ所止めた後
上死点を出して確認します。
ここまでの組付け作業に関しては
全ての摺動部には必ずエンジンオイルを
塗布しながら組むことは必須です。
今回は今度カブに入れるエンジンオイルを
オイラーに入れて差しながら使いました。



シリンダーの時と同じく
ガスケットとOリングとノックピンを入れて
シリンダーヘッドを組付けます。
カムスプロケットもこの時点で入れないと
あとで苦労することになりますのでご注意を。
タイミングを合わせたあとに数回キックをして
動きや異音などないかと抱き着きを防ぐために
確認をしておきます。



クランクカバーを外したついでに
フロントのスプロケットも交換しました。
ノーマルの13Tから14Tにしたのですが
排気量も上がるので今回15Tにしました。



2丁も上げているせいなのかアジャスターはギリギリで
ノーマルのチェーンの長さではこれが限界のようです。



まだセッティングがあるのでキャブレターは仮付けで
エアークリーナーも付けていません。



念のためにキャブレターにウエスを入れて
今回の作業は終了です。
写真はありませんがマフラーも付けました。



ナンバーも申請書を提出して黄色ナンバーに。
これで30km/h制限と2段階右折とは無縁です。



レッグシールドをかぶせてしまうと
何も変わっていない感じですが
50％増量の排気量になって
どれだけの変化があるのか
今からとても楽しみです。

先日購入したボアアップキットを組むために
少しずつですが作業を進めていきます。



レッグシールド、キャブレター、マフラー
そしてチェンジペダルを外します。
キャブの外しかたが適当なのはご勘弁を。





左クランクカバーとカムカバーを外して
双方の上死点の合いマークを揃えます。





カブ系エンジンで陥りやすいのが
スタッドボルトを留めるナットと
ワッシャーの位置関係です。
こうして写真に収めたりするのもよいかと。



ヘッドとシリンダーを留めるボルトは
メガネやソケットでは難しく舐めやすいので
ショックドライバーを使って外しました。



カムスプロケットを外して
カムチェーンも外しておきます。
キツイかなと思うようでしたら
クランクケースに付いている
カムチェーンテンショナーのボルトを
外してから作業されると良いかと思います。



シリンダーヘッドを外して燃焼室の確認を
かなりカーボンが溜まっているようです。



とりあえずエンジンコンディショナーに漬けて
綺麗にしておきたいと思います。
スパークプラグは不用なモノに付け替えておきました。



他の部品は特に外さないので
キレイにしてから組み付ける予定です。



シリンダーを抜いてからピストンも外します。



スクレパーとオイルストーンを使って
古いガスケットを剥がしてから面取りをしておきます。



燃焼室同様ピストンのトップも
カーボンが蓄積していました。



シリンダーのスリーブやガイドローラーは
傷などもなくとても良い状態なので
再利用することも出来ます。
今回はローラーのみ再利用します。



今回はここまでなのでゴミが入らないように
ウエスを詰めておきます。



外した部品はキレイにして保管しておきます。



ここまでの作業は1時間半程度。
組付けに不具合とかがなければ
近いうちに乗れるようになると思います。
ま、焦らずのんびりやっていきます。

あと保険を掛ければ乗れる状態のカブですが
白いナンバーのままではやはり
遠出がツラいんじゃないかと思い始めて
どんなプランが良いか考えていました。



ずっと眠っているモンキーRの腰上を使えば
90ヘッドの88ccにすることが出来ますが
そうなるとキャブやマフラーも用意しなくてはならず
50の弱点でもあるクランクシャフトにも
大きな影響を及ぼしそうなので却下。
50とさほど走りが変わらなくても
あくまでも2種に出来れば良いので
70くらいに出来ればなと思っていました。



当初は人柱になって中華の72ccも検討しましたが
偶然見つけた安価に売り出されていたこのキットを発見。
今日早速引き取りに行ってきました。



モンキー・カブ系では定番でもある
キタコのライトボアアップキットです。
それも黒塗装の75ccのタイプ。
偶然とはいえ理想通りの仕様でした。



実はノーマルヘッドを使うキットは
今回初めて使うのですが
排気量が1.5倍になるとはいえ
走りは変わるものかと疑問です。



ピストンには48とボア径が刻まれています。
50のノーマルが39φなので9mmも広がるんですね。



しかし75ccのシリンダーには49ccと刻まれています。
製造上の問題とメーカーの説明にはありましたが。



ガスケットやリング類は揃っていて
さすがキタコさんだな～と感心します。



唯一、ノックピンは入っていなかったので
別に用意しておきました。



そのノックピンはCP製のモノなのですが
部品と一緒に展開図のようなイラストが入っていて
作業するときに参考になりそうです。



ドライブスプロケットもノーマルの13Tから
1丁上げて14Tにしたばかりですが
更に1丁上げるために15Tを用意しました。
あとは組んでからキャブレターのジェット類が
必要になるかもしれませんがいまのところはここまで。