作業準備

先日、愛車紹介に書かせてもらいましたが
ウチのオヤジもサンバーに乗って商売をしていて
中古で仕入れたディアスのバンを
10年以上乗っています。



右側の白いバンがオヤジのサンバーで
K型のディアスバンになります。
現在約260000km走行しており
いろいろと不具合も出てくるようになりました。
（隣のシルバーのバンは自分が以前乗っていた
　J型のトランスポーターです）



今までは知人の修理工場さんでずっと
面倒を見てもらっていたのですが
後期高齢者同士ということもあって
修理工場さんも廃業されてしまい
掛かり付けの工場さんが無くなってしまい
自分のところへ相談されました。



今回気になっていることは
エンジンからのオイル漏れ。
一度確認してみないと判断できないので
実家へ行って確かめてみることに。



下回りを覗いてみるとエンジン下部の
運転席側から漏れているのを確認。
どうやらタイミングベルトのカバーからのようで
クランクシールなのかウォーターポンプなのか。



いろいろと話し合った結果
自分が預かって診ることになりました。
ただ身内の甘えというのでしょうか
決まった途端にあれもこれもと修理箇所が増えて
日帰りで修理出来るような作業量ではなくなり
部品の手配なども含めて今度の連休に行うことに。



現在予定している作業内容は
オイル漏れの修理はもちろんなのですが
タイミングベルト廻り一式交換
水回りの点検とクーラント交換
ブレーキ周りのリフレッシュ
オルタネーター（中古）交換
セルモーター分解清掃
エキゾーストパイプのベロースの交換
あとはタイヤをスタッドレスから夏タイヤへ。
その他付随するところはその場で対応します。



タイミングベルトの交換は予想していなかったので
自分が赤帽車に用意していたものを使うことに。
タイミングベルトとウォーターポンプは
画像にはありませんが用意してあります。



クーラントは兄貴が持っていたモノを借りました。



オルタネーターは70000km走行の中古品を用意。
300000km近くなると故障することが多いので
予防も兼ねてファンベルトとともに交換します。
ちなみにベルトも自分が赤帽車に用意したモノです。



ブレーキはディスクパッドの交換と
状態によってはリヤライニングも交換。
リヤのカップとブレーキフルードも交換します。
キャリパーはグリスアップで済めば良いのですが
動きが悪いようでしたら先日赤帽車から外した
キャリパーをベースにして交換します。
あとディスクローターは摩耗も考えられるので
家にある錆びたローターを磨いて使う予定です。



あまりに放置しすぎて使えるか不安でしたが
サンダーに付けたワイヤーブラシで磨きました。



社外品のローターだからなのか
表面が荒くなっているのは気になりますが
ほとんど減っていないので再利用します。



もう一枚のローターは純正品だったのですが





こちらも新品より4mm程度減っているだけなので
再利用することにしました。
やはり純正品のほうが材質が良いようで
表面もキレイに仕上がりました。



左側に置いてあるのは別のサンバーから外したローター。
まだ使用限度までは達しておりませんが
それでも右側の2枚のほうが状態は良かったです。

これで部品の手配も完了したので
あとは作業するのを待つばかりです。
しかし初めて診る車両なので
どんな落とし穴があるか不安なのもありますね。