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昨日やり切れなかった作業を行うために
ちょっと暖かくなってからガレージへ。



はじめにサーモスタットの交換を行います。
あとでキャブレターもイジるので
2つのカバーを外しておきます。



キャブレター前方にサーモケースがあります。
メガネレンチがあればなんとか外せると思いますが
錆びて固着していたので1本は下に潜って外しました。



新旧のサーモを比較、もちろん右が新品です。
熱湯に入れたりした訳ではありませんが
目視では特に問題はなさそうです。



サーモを新品に交換した後LLCと防錆剤を注入します。
錆びた水ではなく赤いLLCなのでご心配なく。



KV系はテールゲート右側に注入口があり
エアー抜きもスペアタイヤ横に一ヶ所なので
T系よりも遥かに簡単にエアー抜きが出来ます。



やはり時間は掛かるのですが水温もちゃんと上がり
温風も出てくるのでコレで良しということにします。



しばらくエンジンを回したままで暖まっているので
キャブレターの調整を行います。



ファーストアイドルは冷却水を抜く前の冷間時に
かなり高かったので下げておきました。
サービスホールから見てキャブレター本体の
左側にパイロットスクリュー右側にアイドルスクリューがあり
アイドルを上げ気味にしておいてパイロットを決めてから
スロー調整をするのがセオリーなのですが
このエンジンはパイロットが全閉になっていたので
基準値の3回転戻しに合わせてからスローを調整しました。
写真のダイヤフラムはエアコンのアイドルアップ用なのですが
こちらもかなり高く調整されていたので調整しました。



すべての作業が終わり近所を試運転。
大きな変化はないかもしれませんが
問題なく走るようになり再始動もOKでした。
昨日撮れなかったデッキやカーナビ
ETCもちゃんと作動しています。



ただドラレコをジーノから外した時に
ブラケットを紛失してしまったようなので
メーカーに注文するハメになりました。



駐車場へ戻りポーターと入れ替えをします。



サンクラちゃんは定位置へ。
何気に我が家のクルマが勢ぞろいです。



引き上げてきていきなり泥だらけで
外装もボコボコでエンジンも不調を訴えているような
まさにポンコツなサンクラちゃんでしたが
とりあえず普通に走れるようにはなりました。
これからまたじっくりと作業をしながら
末永く付き合っていけたらと思っています。