おぽよんのブログ一覧

車検の有効期限が切れているので仮ナンバーを用意して
今朝20km離れた駐車場から引き取ってきました。



バッテリーを交換して1週間経っていたので
ちゃんと掛かるか心配していましたが
何ら問題なく始動は出来てエンジンもスムーズでした
道中もエアコンは効いていましたし。



代わりにサンクラにお留守番してもらいます。
なるべく早く戻って来ますからね。



戻ってすぐに5号車へ幌を付け替えて
ガレージで作業するために移動します。



大まかな作業はタイヤ交換と車検の点検と準備です。



タイヤは履き潰しのスタッドレスを
持ち込んでもらっていたのでそれに交換。
空気圧は4輪とも2.5kにしておきました。
同時に各ブーツやディスクパッドの残量も確認しました。



室内と荷台をキレイにして灯火類や警告灯
ウォッシャー液の点検などを。
ヘッドライトはLEDは付いていましたが
念のため標準のH4で通すことにしました。



最後にクラッチワイヤーの調整をして作業完了。
連休明けに車検を通したら再び駐車場に戻して
引き渡しの準備をすることになります。

今度譲渡する4号車には
数年前に作り直した幌が付いているのですが
次のオーナーさんは農作業で使用するため
平ボディで幌は必要ないということなので
自分の5号車の幌と交換しようと思いました。





5号車に現在付いている幌は比較的薄い素材で
軽量化という意味ではとても良いのですが
自分たちのような商売ではどちらかというと
多少重くても頑丈さを求めてしまいます。



早速2台を並べて作業を開始します。



はじめに双方の荷台の荷物を出して
作業をしやすくしておきます。
こんなときはポーターが活躍してくれます。



通常であれば幌の骨はそのままで
幌だけを交換するのですが
赤帽でも地域によって造りもいろいろ変わっていて
合わなくなってしまう場合があります。
今回は元々の地域が違うクルマ同士なので
幌の骨も同時に交換します。



大がかりな作業とはいえいつもひとりなので
なるべくロスが無いように進めて行きます。
初めに移植される5号車を骨まで全てバラします。



次になるべく隙間を作らないようにクルマを寄せて



4号車の幌骨を留めている6本のボルトを外したら



バラさない状態で「えいっ！」って移動します。
もちろん人力です(笑)



あとは逆の手順で幌骨をアオリに固定して幌を被せます。



キャビンとの継ぎ目は3本のステーで固定します。
キチンとハマっていないと雨漏りの原因になります。



アオリの裏側と荷台の下部をゴムで固定すれば完了です。



年式は違うとはいえ同形状の車両なので
取り付けはボルトオンで簡単に交換が出来ました。



取り外した幌はとりあえず物置で在庫しておきます。
もしかしたら必要になる同業者がいるかもしれませんので。