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レバーを握ってもキャリパーが動かない
モンキーRのフロントブレーキ。
調べてみたらマスターシリンダーの
カップが原因ではということになりましたが
ただでさえ欠品の多いバイクなので純正では
リペアキットもマスター本体もありません。



でも形状はいろいろあってもメーカーと
サイズを合わせれば流用できるのでは？と思い
探したのがこのデイトナ製のリペアキット。



アイシン製の11mmのマスターに適合するとのこと。
バラしたときに見た部品と形状も似ていたので
試しに購入してみました。



マスター本体にも11mmの記載があるので
大丈夫かと思います。



早速バラして中を確認することにします。



部品の順番と向きが判るように並べておきます。



上がもともと付いていたモノ
下がデイトナのキットになります。
唯一の違いはCクリップの径が小さいことでした。
（画像では既に並べ替えています）



新品と較べても判るように
右側のカップが平らになっています。
本来は傘状に開いているのですが。



20年近く放置していた汚れを
キレイにしてから組付けます。
シリンダー内は傷もなく大丈夫でした。



シリンダーにカップを挿入するときに
ブレーキフルードを塗布するのも良いのですが
自分はいつもラバーグリスを塗布します。
薄く塗る程度で問題ありません。



Cクリップで留める前に必ず摺動の確認を。
スムーズに動かないときはバラして確認します。





ダストカバーをピストンに被せて
レバーを付ければ作業完了です。



ハンドルに取り付けてホースを繋ぎます。



フルードを注入してエアー抜きをすれば完成です。



次は貼り付いたクラッチか
ガソリンタンクの洗浄になるか
まだまだ道のりは長いようです。