

機体ごとに設定されたテーマに基づきガンプラでできる極限の表現を追求した
マスターグレードのハイエンドモデル、"マスターグレードエクストリーム"。
2020年に発売された第1弾ユニコーンガンダムでは
全身のサイコフレーム発光と稼働と両立し、
実質的なMGVer2.0という点も含めて大きな驚きと共に
その価格の高さから日本国内では一部のファンにしか売れなかった、
いわゆる中国や韓国等の海外向け商品です。
そのMGEXに本日、約2年ぶりの新商品が発表されました。

本日から横浜港エリアで開催されているガンダムイベント
"GUNDAM PORT YOKOHAMA"にて試作品展示と共に公開された
MGEX第2弾ストライクフリーダムガンダム。
過去にもMGストライクフリーダムは発売されていますが、
今回も第1弾ユニコーンと同様に完全新規造形となっています。
※ユニコーンではビームガトリングガン等一部武装は旧MGの流用でした。
今回のテーマはストフリの特徴のひとつでもある
黄金に輝く内部フレームを複数のコーティングや成形色で
金属表現に拘って作り込まれています。
3色のゴールドコーティングにエッチングパーツを用いているので、
このストフリも高額モデルになる事は必須ですね。
ガンプラファンには周知の事実ですが、
現在最もガンプラが売れている中国と韓国では
LEDやメッキでの光るアイテムや
金メッキ等のコーティングモデルが人気です。
中国や韓国では海賊版ガンプラが横行していますが、
それでも本当は日本製のバンダイ純正ガンプラが最も人気で、
特に日本生産でさらに日本で購入されたものの方が
よりプレミアム感が得られるとも言われており、
それ故に日本で購入して海外へ流す中韓国人転売ヤーも昔から多いくらいです。
かつてのガンダムフロント東京でもガンプラコーナーで
"日本生産"のポップを付けた途端に中韓国人バイヤーに
より売れたそうです。
そんな事もあって、このMGEXも
機体のチョイスから掲げられたテーマ、
その再現方法から価格に至るまで
あからさまなくらいに中韓国人向けになっていますね。
特にこのストフリはディテールまで中華海賊版みたいな感じになっていますし。
そしてお金のない日本人にはとても手が出せないものなので
第1弾MGEXユニコーンガンダムも
この超品薄な国内ガンプラ市場で数少ない棚の守護神を担っていますね。
MGEXでは過去のガンプラ等の開発で培った技術が投入されていますが
同様にMGEXの経験が今後のガンプラにも生かされる訳ですから
そういう点では今後に期待できるので大いに頑張って欲しいところですね。
なお今回は横浜でも内部フレームが中心の展示となっているそうです。
詳細は春に公開されるそうです。
Posted at 2022/02/19 11:19:05 | |
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ガンプラの話。 | 日記