商品改良の内容は噂にあった通り、"SKYACTIV-D 1.8"ディーゼルターボエンジンを廃止し、
代わりに海外市場では以前から通常ラインナップされていた"e-SKYACTIV G 2.5"
2.5Lマイルドハイブリッドガソリンエンジンをラインナップ。
この他、"MAZDA3ファストバック"では"e-SKYACTIV G 2.0"も廃止。
代わりに"e-SKYACTIV G 2.5"にはFWDモデルに6MTを設定。
法人仕様の"SKYACTIV-G 1.5"搭載グレード"15C"を再度カタログモデル化し
"e-SKYACTIV X 2.0"モデルと"e-SKYACTIV G 2.0"モデルのボディカラーに
エアログレーメタリックを追加設定しています。
"MAZDA3セダン"では"SKYACTIV-D 1.8"の廃止と共に
"e-SKYACTIV G 2.5"を設定し、継続設定の"e-SKYACTIV G 2.0"モデルと共に
モノグレード化しラインナップを削減しています。
"CX-30"では"e-SKYACTIV G 2.0"は継続設定し
"MAZDA3セダン"と同じく"SKYACTIV-D 1.8"を廃止して"e-SKYACTIV G 2.5"を追加。
ボディカラーの新色としてエアログレーメタリックと共に
先日ロードスターの年次改良と共に発表された グリーン系の完全新色である"ジンクグリーンメタリック"を設定しています。
また、法人仕様である"20C"も再びカタログモデル化。
"CX-30"には他にも上位モデルに待望のシートベンチレーションを装備しました。
"CX-60"が出た時に"e-SKYACTIV D 3.3"を見て、
スモール商品群にもマイルドハイブリッド化された"e-SKYACTIV D 2.2"とか作って
"MAZDA3"や"CX-30"に搭載したら物凄く面白くなるんじゃないかと妄想したりしていました。
残念ながら、そんな夢みたいな妄想は妄想でしかありませんでしたが(^^;
海外ではメインユニットだった"e-SKYACTIV G 2.5"が
今回日本でもラインナップされましたが、
自然吸気エンジンのマイルドハイブリッドなので
"SKYACTIV-D 1.8"の代わりになるのかはわかりませんが、
燃料代や税金とかもあるので金額的には難しいところ。
とはいえディーゼルよりも回して楽しく走れるユニットなので
MTと組み合わせて走りを楽しめると良いですね。
"e-SKYACTIV G 2.5"と組み合わされるMTはFWD(前輪駆動)のみで、
ひっそりと生き残っている"e-SKYACTIV X 2.0"のMTはAWD(全輪駆動)のみと
モデルの性格の違いと共に棲み分けられている感じでしょうか。
運転の楽しさを求めるなら"e-SKYACTIV X 2.0"一択なんですけどね。
今回、国内で初めて"e-SKYACTIV G 2.5"が設定されたので
車両型式もまた増えましたね。
201905~202305 ※サイバーセキュリティ法非対応モデル(型式末尾が"P")
・SKYACTIV-G 1.5:BP5P
・SKYACTIV-D 1.8:BP8P
・SKYACTIV-G 2.0:BPFP
・SKYACTIV-X 2.0:BPEP
202204~202305 ※2.0Lマイルドハイブリッドへ差し替え
・SKYACTIV-G 2.0(廃止)
・e-SKYACTIV G 2.0:BPFJ3P(追加)
202306~202607 ※サイバーセキュリティ法対応化改良(型式末尾が"R")
・SKYACTIV-G 1.5:BP5R
・SKYACTIV-D 1.8:BP8R
・e-SKYACTIV G 2.0:BPFJ3R
・e-SKYACTIV X 2.0:BPEK3R
202608~ ※ディーゼル廃止&2.5L追加
・SKYACTIV-D 1.8(廃止)
・e-SKYACTIV G 2.5:BPLK3R(追加)
"MAZDA3"の車両型式の見方は、
頭文字の"B"が"MAZDA3/アクセラ/ファミリア"のコードネーム。
次の"P"が世代記号で、初代アクセラが"K"で、以降は"L"、"M"、"P"となります。
3文字目はエンジン排気量を表し、1.5Lが"5"、1.8Lが"8"、2.0Lガソリンが"F"、
2.0L(SKYACTIV-X)が"E"、2.5Lが"L"で、ガソリンとディーゼルの区別はありません。
"MAZDA3"ではガソリン2.0Lが"F"でSKYACTIV-Xが"E"なのに対し、
なぜか"CX-30"ではガソリン2.0Lが"E"でSKYACTIV-Xが"F"になっているのが謎です。
排気量の次の2文字はマイルドハイブリッドモデルのモーター種別で
"J3"はMJ型モーター搭載、"K3"はMK型モーター搭載を表しています。
"e-SKYACTIV X 2.0"と"e-SKYACTIV G 2.5"は同じモーターを使用し、
"e-SKYACTIV G 2.0"はそれらとは異なるモーターを使っているのですね。
末尾はサイバーセキュリティ法への対応を表し、"P"が非対応、"R"が対応済モデルです。
"MAZDA3"では2023年6月の商品改良で同法への対応化が行われました。
サイバーセキュリティ法は世界共通の法律で、
最初に導入された欧州は"MAZDA3"発売直後の2019年6月に施行されました。
そのため"MAZDA3"や"CX-30"、"MX-30"は同法へ対応準備は行われていたものの、
法律の詳細が決まっていなかった為非対応のまま発売され、
継続生産車への適応が始まる2026年までに順次対応化されました。