2014年10月12日
クラウンHV購入記②
今回はクラウン購入記の続き。
7月某日、とりあえずカタログをもらいに最寄りのトヨタ店に行った処、ショールームに置かれていたのはダークレッドの「ハイブリッドロイヤルサルーンFour」でした。
トヨタブランド初のHV+フルタイム4WDで、通常F・40:R・60とガソリン車の電子制御4WDとはトルク配分が異なっています。

ブラック、ホワイトパールなど他の色のクラウンは見慣れているのに、このダークレッドはまだ数回しか見た事がなく、ロイヤルに関しては一度見たきり。
それがこんなに身近で見られるなんて!!
つい興奮してしまいました。
対応した若い営業マンの話によれば、この展示車が後日試乗車になるとの事。カタログを頂き、一応『ご来店アンケート』にも記入してきました。
現物を目の当たりにし、再びクラウン熱に火が付いた私…。
だけど去年フーガにタイヤやエアロとかでおカネ使ってるし…そこまでしてきたのに最早乗り換えなんて!10年乗る覚悟でY51フーガを買ったのだから、当然妻が許してくれるワケがありません。
しかし、Y51フーガの車検まであと半年で、その後エコカー減税の終了、そしてさらなる消費増税…とか考えると気持ちが揺れ動く。
兎にも角にも「鬼より怖い」妻の許しを得ない限り商談を進める事もできないのですが、Hybridロイヤルサルーンに最低限は欲しいオプション装備を付けた状態で値引きのない見積書を仮に作ってもらう事にしました。
これをベースに商談を進める事になるのですが、一応購入の意志はあっても家族の許しがなければ買えないという旨を営業マンに告げて、この日は店を出ました。
それから1週間後の日曜日、トヨタからTELが。
「あの赤いクラウン、ナンバーが付いたんで試乗しませんか?」という甘い誘惑が…。
憧れの赤いクラウンを自らの手でドライブできるなんて!!それを思うといてもたってもいられなくて、早速トヨタに足を運びました。もちろん試乗しに行くというのは妻には内緒で。

その赤いクラウン、前日から試乗車として使われ始めたばかりなので、走行距離はまだ2ケタ。

営業マン同行のもと出発。好きな道を走って良いと言うので、走り慣れた道からちょっと郊外に出て20㎞程度の距離を試乗してきました。夏道での試乗はこれが初めてでしたが、新車からの走行距離が少なくて充電量が足りていないせいなのか、はたまたエアコン使用という環境も相俟ってか、思ったよりエンジンの出番が多かったのですが平均燃費は16㎞を表示していました。

残念ながら近場にワインディングルートがないため、FRとのハンドリングの違いを試す事はできませんでしたが、一応HV車としてのドライブを堪能してきたつもりです。
試乗を終えた後、営業マンからフーガの下取り査定を勧められました。
4年半で走行距離が62000㎞と基準より多いとはいえ、いつもキレイにして乗っているので内外装に減点ポイントがなく、営業マンにベタ褒めされる程だったのですが…。
査定結果は…120万。
状態としては良いのですが、何せFRなのと他社のクルマという事で自社の中古車部門で売りにくいのでその値段が限度だそうで(涙)。
それにクラウンHV自体納期が長いため、先を見越した査定価格しか付けられないとの事。
購入するとしたらフーガの査定価格を頭金にするつもりだったので、その皮算用は見事に狂っちゃいました…。
価格を提示するのはあくまでも中古車部門なので、営業マンの力ではどうしようもありません。買い取り店に相談してくださいと言われましたが、果たしていくらになるか…。
赤いクラウンの夢が遠ざかろうとしていました…。
そして約2週間が過ぎ、今年8月。
実はこの月は私の誕生月で、妻が私の誕生日プレゼントに何が欲しいのかを尋ねてきたのです。
私「モノはいらない。その代わり…」
妻「やっぱりその事だったか。」
意を決して、妻に「赤いクラウン…を買う権利」が欲しい旨を伝えました。
実は妻には何度か「赤いクラウンに乗りたい!」という事を話してはいたのですが、当然その度に却下され続け、これが最後のお願いだと思って話してみたのです。
そして妻を説得するために一応「支払計画書」を作成し、プレゼンテーションみたいな感じで1年以上も温め続けてきた私の「赤いクラウン」に対する思いを聞いてもらいました。
妻「好きにしなさい。」
半ば呆れていましたが、妻に私の思いがやっと通じたのです。
これで、赤いクラウンの夢が現実に近づきました。
その代わり、私のマイカーとしてはほぼ週末しか使わないのだから、ラウムより燃費が良ければ冬道以外妻の通勤に使うのはどうか?という提案をされました。確かに、運用効率を高めればHV車に乗るメリットをより享受できますし。もっとも、今回はガソリン車との価格差にはこだわっていませんが…。
但し、支払い条件が想定した金額以内に収めるためには値引きとフーガの買い取り金額を頑張ってもらうしかありません。そして私は現金だけで買える程のリッチマンでないのでローン、しかも低金利のものを使うという前提で支払い計画をしているので、これらの条件が一致しなければ購入する事はできないのです。
(以下次回に続く)
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Posted at
2014/10/12 16:05:10
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