• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

nigomaru GTのブログ一覧

2012年08月08日 イイね!

復活!急行まりもの旅(その③・完結篇)

復活!急行まりもの旅(その③・完結篇)前回の続き。

ブログアップが非常に遅いnigomaruです。
まりもの旅からもう2週間以上も前になって新鮮味に欠けますが、これでようやく完結ですので…。




帯広では19分停車。私は真っ先に駅舎内の駅弁屋に駆け込みます。実は、釧路着からの時間がたっぷりあったのにも関わらず、あまり食欲がなかったので朝から何も食べないでココに至ったワケで…。


十勝豚丼がご当地グルメとして有名な帯広ですが、駅弁のメニューには「ぶた八の炭焼きあったか豚丼」がラインナップされています。これ1個だけでは足りないかな…と思っておにぎり「ぶた八の炭焼きにぎり」も併せて購入。ところが、お代に1万円札を出すもお釣りがないと言われてしまい、細かいお金をあるだけ出しても足りず、結局200円まけてもらいました…(汗)。駅弁屋さん、どうもすみません…m(__)m

再び乗り込み、本日初の食事タイムに。
先におにぎりを食べてから、メインの「ぶた八の炭焼きあったか豚丼」を食します。
その名の通り加熱式容器を採用しており、引き紐を引っ張ると熱い蒸気が噴き出し、数分放置して全体が温まるまで待ちます。


出来上がり。容器が大き目の割には量が少なめですが、お肉自体は炭火で焼いているので十勝豚丼らしい味わいを堪能する事ができました。


帯広を出て、西帯広を過ぎると車掌からのアナウンスが。5月いっぱいで運行を廃止した貨物専業の十勝鉄道についての解説が…。右手車窓には根室本線と並行して敷かれていた廃線跡のレールと2両の機関車(DE10)が見えましたが、残念ながら撮影を逃してしまいました…。

日高山脈が見えてくると、険しい狩勝峠超えはもうすぐです。


釧路からなんと5時間半余りもかけて、ようやく新得に到着。スーパーおおぞらだと約2時間で到着しますから、途中他の列車に進路を譲りながらいかにのんびり走っているかがお解り頂けるでしょう。なお、まりもより9分早く釧路を発車した普通列車(2524D)は1時間前にここに到着しています。

ここでは22分と最も長い停車時間なので、絶好の撮影タイムとなります。この先、長時間停車はありません。




撮影後、一旦改札を出て売店で家族へのおみやげを購入。

いよいよまりもの旅も後半戦に突入です。
新得で十勝平野とお別れし、いよいよ狩勝峠越え。
新狩勝トンネルに入る瞬間です。新狩勝トンネルの出口近くには上落合信号場があり、ここで石勝線が分岐します。入口が一つで出口が二つという珍しいトンネルです。列車はそのまま根室本線を直通します。


高倉健主演の映画『鉄道員(ぽっぽや)』の舞台となった幾寅は通過。ここでは撮影に使用されたキハ40改造「ぽっぽや号」のカットモデルが保存されています。
(動画からの切り出し画像です)


東鹿越で普通列車すれ違いのため運転停車。
空知川を堰き止めたダム湖・かなやま湖が見える駅です。このダム建設のため、根室本線はルート変更が行われています。


東鹿越~金山間のかなやま湖。


発売当初は満席でしたが、4号車は結局これ位の乗り具合。途中駅からの乗降も一部ありましたが、5両の定員約260名に対し、概ね乗客は120~130名程度位しか乗ってなかったのです。但し、「ヒルネ」寝台車は1両はツアー用、一般発売は1両のみだったのでそちらはほぼ満席という状況でした。



『北の国から』で有名な富良野に停車した後は、旧産炭地である芦別・赤平(通過)を過ぎ、函館本線が合流すると根室本線の起点駅である滝川です。19時を過ぎると日もとっぷり暮れて、旅の終わりが近い事を予感させます…。


滝川からは函館本線を進み、岩見沢、幌向(運転停車)と停車。

そして、まりもの旅はついにフィナーレ!!
札幌駅4番線に到着です。ホームで待ち構えていたファンに阻まれ、列車から降りての撮影は困難を極めました。


何とか撮ったDD51とヘッドマーク。


しかし…旅の余韻に浸ってるヒマなどなく、列車密度の多い札幌駅では、6分程の停車時間の後に回送として発車してしまいます。最後に、10時間行路を共にした車両たちを見送る事にしました。


10時間余りの長い旅ではありましたが、40年前のレベルである座席(簡易リクライニングシート)にずっと座っていたにも関わらず、不思議な事に乗っていて全く苦にならず。10代の頃は耐久レースともいうべき、昼夜問わず長時間ブッ続けで乗りまくる旅をよくやってましたが…今でもまだまだイケるなw。これが隣に乗客が乗っていたら違っていたと思いますが…。

14系座席車も今年デビュー40周年で、老朽化も進んでいるため、今後再び復活まりも号が運転されるかどうかは未知数です。しかしまた、このようなリバイバル列車を企画して頂ければ…。今度は14系時代の「利尻」「宗谷」を再現してくれないかなぁ…。



(長々とお付き合い頂きありがとうございましたm(__)m)
Posted at 2012/08/08 07:46:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域
2012年08月01日 イイね!

復活!急行まりもの旅(その②)

復活!急行まりもの旅(その②)最近、鉄分摂りすぎ!?のnigomaruです。
前回の続き。

釧路駅3番ホームに入線した「まりも」は、DD51 1137牽引で、5号車スハフ14 502+4号車オハ14 511+3号車スハフ14 551+2号車オハネ25 11+1号車オハネフ25 7の5両編成で、昼行運転なので2号車と1号車の寝台車は「ヒルネ」扱いで、1ボックスを4人で使用する座席車となります。


今回乗車する上りは、通常の石勝線経由ではなく、なんと新得からは根室線富良野廻りの迂回運転で、滝川からは函館線経由で札幌に戻るという異例の運転形態を採り、しかも10時間余りも掛けて走行するという「乗り鉄」趣味にはたまらない列車となっています。実際に昼行で「まりも」が運転されたのは石勝線開業後の数年間(しかも気動車)だけで、現役当時の運転形態とは異なりますが、夜行では味わえない車窓風景を堪能してもらおう、という趣旨でしょうか。


今回私が乗車したのは4号車のオハ14 511です。


同車は発電エンジンを搭載していないため、客車ならではの乗り味が楽しめると思って4号車を選んだワケですが…。


同車は昭和49年新潟鐵工所製。私と同い年の車両が頑張ってる姿を見ると嬉しくなります。


実は、近所の駅を出発する前にみどりの窓口でもう一度指定券の空席を確認してもらったところ、なんと前日より多い30席以上の空席が発生しており、同じ4号車の窓側席が確保できたので乗車変更してもらいました。ここまで直前にきてキャンセルが多く発生したのは、おそらくオークション出品者や金券ショップからの払い戻しがほとんどではないでしょうか。特にオークションに関しては、一人で多数の指定券を購入し、一つの券が落札されたら次の券…と何度も出品を重ねている悪質な出品者が何名もおりました。今回の「まりも」だけでなく、「北海道一周号」にも同様のケースが見られ、特に道外から「乗り鉄」に来る方にとってはスケジュールの他に現地までの移動や宿泊を事前に確保する必要があるので、この段階で指定券が取れても道外から乗りに来るのは非常に困難で、今回諦めた方がこの事実を知ったら怒りがおさまらないでしょう。今後このテの列車が運転される場合は、指定券の発売方法を再考する必要があると思います。

そして、いよいよ釧路を発車。大楽毛までの車窓風景をお楽しみください。
車内放送のチャイム「ハイケンスのセレナーデ」は残念ながら電子音に換えられてしまっています。


大楽毛でさっそく運転停車。その間、車内改札(検札)が行われて乗客には一人一人乗車証明書が配られました。DD51の図柄にヘッドマーク型のスタンプが押せるようになっています。記念スタンプは1号車(オハネフ25)最後部席に置かれており、さっそく行列ができました。

乗車証明書と私が実際に使用した乗車券、指定券。図柄のDD51は車番が1142(北海道一周号の時と同じ牽引機)で、同機が使用される予定だったのでしょうが、今回は運用の都合で変更になったものと思われます。
なお、釧路を発車した時点では意外と空席があり、私の隣に乗ってくる事はありませんでした。


この大楽毛では釧路行きのスーパーおおぞら1号と交換します。これが釧路に到着してからまりもが発車するダイヤにすれば札幌から日帰りで行けるのにねぇ~…。かといって白糠から乗るのも中途半端になっちゃうし…。この上り臨時まりもは運転停車がかなり多く、特に釧路~新得間の所要時間は同区間の普通列車よりも遅いんです!急行料金は乗り鉄を満喫するための特別料金として割り切るべきでしょう。次の東庶路信号場でも普通列車との交換で運転停車がありました。

釧路~厚内間は太平洋側を走行するので、車窓風景を存分に楽しめます。
私が釧路入りした時は曇り空だったのですが、名物の霧も出る事なく駅に着く頃には絶好の旅行日和となりました。基本的に雨男の私ですが、お天気に恵まれて本当に良かった!

切れ切れの動画で申し訳ありませんが、お時間のある方はどうぞご覧ください。
(途中お見苦しい箇所がありますが、ご了承ください。)







厚内からは十勝地方に入りますが、ここで太平洋とはお別れ。ここでも長めの運転停車ですが、スーパーおおぞら3号とすれ違いの他に、同8号の追い抜きが見られました。急行が特急に追い抜かれるというのは国鉄時代には当たり前のように見られましたが、JRの急行列車自体がもはや風前の灯である現代にだけに、これは貴重なシーンといえましょう。


厚内から先は内陸部に入って山を越えると十勝平野に入ります。
浦幌を過ぎるとこれぞまさに十勝!というべき車窓風景が広がります。これはトウモロコシ畑です。


新吉野豊頃間、最後尾車オハネフ25の貫通路窓から。まっすぐな線路がいかにも北海道ですね。


池田を過ぎ、利別幕別間で北海道有数の大河、十勝川を渡ります。


十勝平野を横断しながら、札内川を渡った列車は帯広の街を高架区間で進みます。


そして、十勝の拠点都市・帯広に到着。ここで列車は19分の小休止となります。


最後までご覧頂きありがとうございます。続きはパート③で!
Posted at 2012/08/01 00:36:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域
2012年07月25日 イイね!

復活!急行まりもの旅(その①)

復活!急行まりもの旅(その①)鉄は、アツいうちに乗れ!

こんばんは。鉄ヲタではなく、ただの乗り物愛好家、nigomaruです。

去る7月20日・22日と、JR北海道の札幌~釧路間で、臨時急行「まりも」が運転されました。

まりも」とは、北海道では初めて愛称名(列車名)が付いた列車で、1951年の誕生以来61年の歴史を誇る伝統ある列車です。当初は函館~釧路間を結んでいましたが、いくつかの変遷を経て札幌~釧路間の夜行列車の名前として定着しました。幾つかの廃止、復活を繰り返してきましたが2008年を最後に再び廃止、その名は阿寒の湖底に消えていきました…。
約20年前、私が初めて夜行列車の寝台車で寝たのが14系客車急行時代の「まりも」で、その点でも思い出深い列車でもあります。

その2008年の8月30日、臨時特急として運転された最終日前日に釧路行きに乗った時の写真がコレ。


その後、誕生60周年を迎えた昨年に復活運転が計画されていましたが、石勝線脱線炎上事故の影響で派手なイベントは自粛せざるを得ず、あえなく中止となってしまいましたが、今年開催される「北海道ディスティネーションキャンペーン」(北海道DC)に合わせて、待望の復活運転が行われる事となったのです。
この夏は北海道DC関連のイベント列車目白押しで、14系・24系客車DD51ディーゼル機関車牽引による北海道一周号(ニセコ・狩勝・大雪・エルム。全車指定席)が7月1日~4日の日程で運転されましたが、特に乗りたかった「大雪」は平日の3日の運転で、しかも指定券が即完売という状況では諦めざるを得ませんでした。

その後の20・22日に運転の「まりも」は同様の車両編成で、客車急行としては19年ぶりの運転となります。当時使われていた14系寝台車は既に全廃されてしまったため、「はまなす」用の24系となりましたが、これは仕方ありません。
特に、上り釧路発は22日の日曜日の出発なので、「コレなら乗れる」と思っていたら…こちらも指定券は発売と同時に即完売という状況で、事前申し込みが非常に多くて結局指定券は取れず(涙)。思った通りその後オークションサイトに多数出品されており、明らかにダフ屋目的とも取れるこの行為にはさすがに怒りを覚えました。

さすがに、オークションで仕入れてまで乗ろうとは思いませんでしたが、出発日に近くなってからキャンセル等で空席が若干発生したようで、運転2日前にようやく指定券をゲット!!通路側ではありましたが…。


この日は夜行「まりも」の出発日で、車両の下見も兼ねて札幌駅に行き、釧路へと向かう列車を見送ってきました。本当はコレにも乗れたら言う事ないのですが、翌日仕事だし、仮に休みだとしても2日以上家を空ける事に妻が許してくれるハズがありません…(汗)。


22日の「まりも」は釧路から乗車するので、そこまで出向く必要があります。時間の都合と宿代を浮かす目的もあって、釧路までは仕方なく夜行バスで移動する事にし、こちらも乗車券を確保しました。

そして21日夜。近所の駅から721系電車に乗って札幌駅に出ます。学園都市線で同系に乗ると、何かトクした気分になります。


夜行バスが出る中央バス札幌ターミナルは、大通なので徒歩で移動。駅前からも乗れればいいと思うのですが…。
今回乗るバスは「スターライト釧路号」。「まりも」廃止後は札幌~釧路間の夜行需要を一手に引き受けています。車両はくしろバスふそう新型エアロクイーン。このモデルに乗るのは初めてです。


バスファンでもある私ですが、実は夜行バスはあまり好きではありません…。常にカーテンを閉め切っているので視界が効かず、眠れない時に灯りを点けて本を読む事も許されない車内はまさに「走る軟禁生活」。どこでも眠れる人にとっては良いのかもしれませんが…。さすがに私は入眠剤を飲んでケータイの音楽を聴きながら眠りに就きました。

釧路市内に入る頃にようやく前面のカーテンが開けられました。終点まであと少し!


バスは釧路駅前を経て、5時45分に終点のくしろバス本社に到着。


道路に出るには敷地内を歩くのでこんな写真も撮り放題!?いちばん手前の車両は、富士重工7E架装の日野ブルーリボンです。

「まりも」発車は10時26分なので、それまでの時間をどう過ごすか!?カラオケ好きの私は24時間営業のカラオケBOXを下調べし、国道44号沿いの「まねきねこ」までタクシーで移動。駅前周辺にはそういった施設がないので、終点まで乗った次第。約3時間、日頃の鬱憤晴らしも兼ねてひとりカラオケに没頭します…。
その後釧路駅まで移動するのに路線バスがちょうどない時間帯で、しかも流しのタクシーも走っておらず、ならばと日頃の運動不足解消も兼ねて結局約1時間歩く事にしました。

そして、発車の約50分程前に釧路駅に到着。


LEDの発車時刻案内。まりもをイメージした丸い点がユニークです。


いよいよまりもが3番ホームに入線です!車両は釧路運輸車両所から推進で回送されました。上野発の北斗星を彷彿させます。
(お見苦しい動画で恐縮です…)


※なお、本稿に掲載されている画像、動画は危険個所での撮影は行っておりません!

最後までご覧頂き、ありがとうございます。この続きはパート②で!








Posted at 2012/07/25 22:42:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域
2012年06月20日 イイね!

711系・元祖国鉄色に乗る

711系・元祖国鉄色に乗るまたも鉄ネタですいません。最近フーガの出番が少ないですが…(汗)

17日の日曜日、早起きをしてJR北海道の「1日散歩きっぷ」で乗り鉄しに行ってきました。
その目的とは…JR北海道の電車としては最古参である711系で手稲→東室蘭間を直通する2726Mに乗る事!


同列車は、室蘭線苫小牧~室蘭間で運用される711系を札幌運転所のある手稲から送り込むために走らせていますが、千歳線での運用はこの2726Mと、その帰りの2849Mの1往復しかありません。その711系、3両編成では室蘭線での輸送量が過剰なため、ワンマン気動車に置き換えて室蘭・千歳線からの撤退が噂されており、学園都市線(札幌~医療大)が完全電車化される10月改正以降は同線用のキハ143型が余剰となるため、同車をワンマン化改造の上で投入される事が目されております。既に改造後のキハ143が学園都市線で活躍しており、JR北海道から正式な発表はまだありませんが、千歳・室蘭線の711系に乗れるうちに乗っておこうという思いで、今回の旅を思い立った次第です。

その2726M、私は始発の手稲から乗りたかったのですが、手稲発5:57という早朝では我が学園都市線の一番列車はまだ動いておらず、タクシーもなかなか捕まらなくて、発車20分程前にようやく拾うも、その時間で手稲まで向かうのは間に合わないため、仕方なく札幌駅から乗る事にしました。


みどりの窓口で「1日散歩きっぷ」を購入し、9番ホームで到着を待っていると…。
おおっ!これは!!

なんと、元祖国鉄色のS-114編成ではありませんか!先に元祖国鉄色に塗り替えられているS-110と同様、非冷房・2ドアと原型を保った編成で、廃車が噂されていましたが先月、登場時のエンジに身をまとって苗穂工場を出場し、元祖国鉄色は2編成目となりました。実はこのいずれかに当たる事を密かに期待していたので、まさに願ったり叶ったりです。昨年のS-110編成運転時はJRのホームページで公開されていましたが、現在は公開されておらず、どこで出会うかはまさに運次第です。



私が乗車したのは、クハの100番台。トイレなしで定員を増やしたタイプです。

早朝なので車内は空いており、1ボックスを一人で独占できました。


左側、10番線の711系は滝川行き127M。こちらは3ドア改造車です(ピンボケしてしまいました…)。


6時15分に到着した2726Mは、9分停車の後6時24分に発車。今朝はあいにくの空模様で、発車する頃には雨が降り出してしまいました。途中、北広島、千歳と快速・特急の追い抜きで数分停車。千歳に着く頃には雨は激しさを増すばかり。

千歳の停車中に、石勝線追分行きのキハ40と並びました。


唯一の通過駅、美々を過ぎると車掌の車内改札(検札)が回ってきました。ついでに711系撤退の件を尋ねるも、「正式な発表ではないので今のところ何とも申し上げられません…」と、あっさり切り返されてしまいました。ホントはどうなんでしょうねぇ~?余計なコトは話すな、と上の者よりお達しが出ているとしか思えませんが…。

登別ではキハ183系の「北斗4号」を退避。
その時の動画です。デジカメ撮影に付き、お見苦しい映像で恐縮ですがお時間のある方はどうぞ。

終点東室蘭到着直前の車窓その他の動画。こちらもお見苦しいかと思いますが…。


終点東室蘭に到着。かつては室蘭まで直通していたこの電車ですが、室蘭へ行くには乗り換えとなりました。東室蘭ではなんと!S-110編成が留置されており、元祖国鉄色同士の対面が実現しました!


昨年の北海道ディスティネーションキャンペーンプレイベントの一環で登場時の塗装に塗り直された同編成ですが、貫通扉窓の編成番号表示も復元されており、より原型に近い外観です。今年が北海道ディスティネーションキャンペーンの本開催なので、今回登場したS-114編成の塗り替えはそれによるものでしょうか。


東室蘭からは4分の乗り継ぎで、キハ150単行で運転される室蘭行きに乗りました。室蘭ではたったの1分で折り返し登別行き(こちらもキハ150単行)に乗ったので、写真をまともに撮るヒマがありませんでした…。どちらの列車も車内はガラ空きで、バスでも十分運べる輸送量です…。



東室蘭に戻り、苫小牧行き431Mに乗りますが、車両は先ほど乗ってきたS-114編成がそのまま運用されます。今度はトイレ付のクハ711-214に乗りました。
>

1時間ちょっとで苫小牧に到着。ここで早朝からお世話になった711系に別れを告げます。



苫小牧からは室蘭線で岩見沢へ向かいますが、次の列車まで2時間以上の空きがあります。実は私、朝から何も食べないで来たので食事を摂ろうと駅前の商業ビルに入り、レストラン街にあったラーメン店でカレーラーメンとカツカレーを食べました。ラーメンはまあまあでしたが、カレーはルーの量が少なくてイマイチでした…。


本当はこの空き時間で苫小牧市営バスの道南バスへ民間委譲したその後を旧交通部(苫小牧営業所)まで行って撮影してこようかと思っていたのですが、雨は一向にやまないため、断念。食事を終えて駅に戻りしばしの休憩となりました。
そして乗った岩見沢行きはキハ40の単行でした。実は、室蘭線の中でも追分~岩見沢間の乗車は約20年振りで、その間に終点寄りの志文~岩見沢間のルートが変更されているので同区間の乗車はこれが初めて。



岩見沢からは手稲行き区間快速「いしかりライナー」で札幌へ向かいます。車両はアルミ車体の735系!同車に乗るのもこれが初めてです。今日初の冷房車なので、車内は涼しく快適でした。これで転換クロスシートだったら御の字ですが…。




札幌到着後、我が学園都市線の電車に乗って帰りました。車両は先日乗った731系のG-111編成。(ちょっと失敗作…)

(おまけ:方向幕回転の動画。731系では絶対使わないだろうと思う行先が入ってます。)


最後までお読みいただき、ありがとうございます<(_ _)>











Posted at 2012/06/20 15:50:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域
2012年06月05日 イイね!

祝・学園都市線電化② 733系新型電車試乗記

先日に引き続き、学園都市線電化ネタでございます。
クルマネタでなくてすいませんm(_ _)m

長い間、札幌圏として最後まで気動車の独壇場であった札沼線(学園都市線)・桑園~北海道医療大学間にようやく電化が実現し、これに伴い新製された733系新型電車の営業運転がスタートしました。
昔ながらのキハ56系が活躍していたJR初期の頃を思うと、隔世の感があります。
電化後、私としては初めての休日となった3日(日曜日)、早速ではありますが我がマチを走る学園都市線の電車に試乗してみる事にしました。

3日日曜日の午後、私は近所の駅へ。
私が電化後初めて乗った車両はアルミ製車体の735系…

ではなく、従来から函館線と千歳線で活躍している731系モハ731-111でした。今回乗った576Mは735系とペアで6両編成を組んでおり、私が待っていたホームの停車位置に停まったのが731系だったのでした…。
731系は非電化時代から学園都市線で活躍しているキハ201と車体と内装は一緒。残念ながら当線での両車の併結運転はありません。


電車は札幌行ですが、1つ前の桑園駅で下車。ここで降りたのには理由がありまして…。
それは、電化開業記念入場券・オレカの台紙付きセットを購入する事。
セット品は桑園のみの発売で、桑園の他に無人駅である太平・百合が原・あいの里公園・北海道医療大学の各駅の入場券に記念オレカ2枚が台紙とセットになっており、他の有人駅はそれぞれの駅で買い求める事になります。「是非電車に乗って買いに行ってください!」という趣旨でしょうか。台紙右のスペースは10月に完全電車化された時に再び記念入場券とオレカが発売される予定となっており、そちらを収める事が出来ます。なかなか商魂たくましいですなw
(3、4日の2日間で全駅分購入しました)


桑園から折り返し乗車した587Mは期待の新車・733系交流電車。しかもトップナンバー!
先述の735系はアルミ車体試作車であるのに対し、量産型であるこちらは従来の731系などと同様のステンレス車体に戻っています。製造コストや耐寒性に問題があったのでしょうか…。
この電車は本来、電化終点の北海道医療大学までなのですが休日は石狩当別止まり。私は終点まで乗車しました。



終点の石狩当別駅に到着。
電化初日の1日には記念式典が盛大に行われ、たくさんの町民が詰めかけたそうです。
なんといっても、札幌まで最大9分の時短は大きいですから…。
こちらでも記念入場券を買いました。


折り返し時間の間に、1番線に回送で到着した電車は先ほど桑園まで乗ってきた735系(A101)+731系(G111)の6両編成。735系は側面の帯がなく、非常にスッキリとした印象です。


731系と735系の連結部。基本的に733系、735系の基本デザインはベースの731系よりは大きく変わっていません。731系自体もう15年余りも前に登場した車両なのだから、ここはガラッと変えて欲しかったですねぇ。


こうして見ると、735系はホームと床高さがほぼ同じの低床ノンステップ構造なので、731系と較べて乗降扉の高さが異なっているのがわかります。


折り返し乗車した588Mで帰路につきました。車両は587Mの折り返し運用。なので今度はクハ733-201に乗りました。クハの100番台はトイレ付き、200番台はトイレなしの違い。



733系の車内。735系も含めて結局車内は731系と同様、混雑対策優先でオールロングシートとなってしまいました。転換クロスとロングの折衷仕様ならもっと良かったのに…。しかし、シートの掛け心地は731系より格段に良くなりました。クッションの厚みが増している感じ。731系のシートはせんべいぶとんのようで最悪でしたから…。
733系の中吊り広告はすべて「学園都市線 祝 電化開業」が掲示されていました。



帰路の588Mが石狩太美ですれ違った593Mは、733系と721系の混成6両でした。運が良ければ学園都市線でも転換シートの721系にも乗る事ができるようです。また、10月の完全電車化の際、室蘭線に転用されるキハ143と引き換えに札幌圏に入ってくる最古参の711系も運用に入るとか入らないとか…。

今回の電化は電車が全部揃っていないため、3割の列車にはキハ40・143、201型などの気動車が残る事となります。しかしここにきて北電泊原発停止による電力不足は今回の電車化に水を差す事となり、電力供給の状況によっては、厳冬期を控えた10月の完全電車化も計画通りにはいかなくなるかもしれません…。
なお、この3日夜には拓北駅で車両不具合が発生し、これによる車両不足なのか、翌4日には本来電車のスジである列車に40系などの気動車が充当されているのを目撃しました(592M)。


おしまいに、電化前日5月31日にあいの里公園駅で仕事の合間に撮影した非冷房気動車の画像で締めさせていただきます。今まで当たり前に見ていたこの車両も、もう見られなくなると思うと寂しいですなぁ…。

オール非冷房車6両の札幌行1540D。最後尾のキハ142-201。


こちらはキハ141-10を最後尾にした北海道医療大学行の547D。


547Dの真ん中に組まれていたキハ48 303。他の301、302とともに何回か乗ったので思い出深いです。


Posted at 2012/06/05 23:36:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域

プロフィール

「ようやく400Rが納車されました。」
何シテル?   03/16 19:17
どうも、nigomaruです。 免許を取って以来21年の長きに亘って日産車一筋のカーライフを続けてきましたが、2014年に210クラウンハイブリッドを購入し、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

トヨタ・クラウン KeePer LABO 札幌店・テクニカル(北海道) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/17 22:43:39
【トヨタモデリスタ神戸】 クラウン用ニューパーツ装着! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/11/24 22:17:44

愛車一覧

日産 スカイライン 愛のアカイライン (日産 スカイライン)
せっかく買ったばかりのロードスターをやむなく手放す事となり、いっその事クラウンと統合しよ ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
免許取得30周年記念として、ガソリンMT車も今後買えなくなりそうという事で購入。私にとっ ...
トヨタ クラウンロイヤル ハイブリッド 赤いクラウン (トヨタ クラウンロイヤル ハイブリッド)
2014年11月~2024年3月の愛車。現時点で愛車保有最長記録。 初のトヨタ車、初の ...
日産 フーガ 日産 フーガ
2010年2月(登録は1月)~2014年9月の愛車。 Y51フーガ250GT ボディカラ ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation