JALグループ、次世代リージョナルジェット機としてMRJの導入を決定

映像はJALのブレスリリース資料のハードコピーと、「2008年国際航空宇宙展」の際に撮影したものです。

28日、日本航空株式会社と三菱航空機株式会社は、三菱航空機株式会社が国産初のジェット旅客機として2017年の初号機納入（ANAがローチンカスタマー）を目指して開発中「MRJ」を、JALグループとして32機導入することで合意したと発表しました。

MRJは、標準仕様・78席のMRJ70と、胴体延長型で標準仕様・92席のMRJ90の2グレードの構成で、最新の機体制御技術、最近の主流のカーボン素材で機体製造技術を駆使した次世代の小型ジェット旅客機です。

JALグループでは、低燃費による経費削減と、今までにない快適な客室空間の提供によるサービス向上を同機の導入により期待しているそうです。

戦後の航空宇宙技術の開発では、常に米国の圧力がつきまとい、商業分野で世界と勝負できるだけの技術が育ち難い部分がありましたが、ここに来て形になってきた様に感じます。
過ってYS-11が素晴らしい技術で製造されたにもかかわらず中途半端な国策により商売として成立しなかったことを反省し、とことん技術を商業分野で勝負できるまで育てて欲しいと思います。





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