Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

元旦の日。
ウチの母親の実家にご挨拶に行くと八王子に住む従兄弟が帰省で帰ってきていた。
コミュニケーションを図るが、チョイとクルマの話になった。

「何だ？デミオにしたのか？」
「最終型でかなりお買い得だった（型落ち寸前）。」との事。

「なんだよ、結局、オシャレな輸入車よりも、使い勝手が良くてリーズナブルな国産車にしたってか（苦笑）。」

親である叔父と叔母が苦笑い。
「Nジャンに言われてるぞ！」



オイラは今日、諸事情で休暇を貰い、実家に行った。
コミュニケーションをとる。

「ウチ（女房）が珍しく、クルマ屋（ディーラー）に行こうって言いだすんだよ。」
「？」
「初売りのキャンペーンで来場記念でレトルトカレー貰えるのが目的らしくてサ。」

「で、オレさぁ、ついでだから良くしてくれる営業サンにシュミレーションを兼ねて１台見積もってもらったの。」

そういうと心配顔になる両親。
アレは絶対「オマエそれそころじゃないだろう？」という顔だ。
「また煩い事言いだして高いクルマ欲しがっているんだろ」光線、出しまくり（爆）。

「で、見積もってもらったのがケッパコ。購入するつもりはないけど目安としてサ。」

Nジャン実家は大爆笑。
「GT-Rとか言ってたオマエが軽のバンだとぉ！？　従兄弟の事笑えるか（苦笑）。」

ま、本音は隠したままだが…（苦笑）。

お恥ずかしながら「ファンの代表」「ファンの先頭」「ファンの中の別格」みたいに思う頃があった。

凄く愚かだった。
見苦しい事に気づいた。

関係者さんにチョイとばかし顔を覚えられて頂いたって調子にノッてるケース。
正直いうとオイラもそういうところがあった。

本当に恥ずかしいし、見苦しい。

なぜそういう気になったのか。
アレはニスモフェスティバルの事。

コースのあちらこちらに熱狂的なファンの方々がおられる。
決して自分たちは目立とうとしているワケでなく、心の底から大好きで応援しているようだった。
思わず彼、彼女らに「ごめんなさい。」と言いたくなった。

それがシーズン中のガチンコレースだったらどうだろう。
日産のみならず、ホンダにせよトヨタにせよ、他にも各チームに熱狂的なファンの方がコースのアチラコチラにいらっしゃる事は想像に難しくない。

現場でもそういう感じなのだから、現地に行かれる事ができない方々を含めると、ワンサカいらっしゃる事になる。

形はどうあれ、みんな同じ「ファン」であること。
オイラは ¨ ソレ ¨ に気が付いた。

オイラはオイラで行かせて頂きます。
メジャーだろうがマイナーだろうが関係ないよナァ。

SNSの方で書いておりましたが、諸事情で心境複雑でした。
これにていつものオイラにもどります。
ご心配、ご配慮、この場をお借りしてお礼申し上げます。

※タイトル画像：https://publicdomainq.net/

♪淡き光立つ 俄雨
　いとし面影の沈丁花
　溢るる涙の蕾から
　ひとつ ひとつ香り始める

　それは それは 空を越えて
　やがて やがて 迎えに来る



♪夢よ 浅き夢よ 私はここにいます
　君を想いながら ひとり歩いています
　流るる雨のごとく 流るる花のごとく

昨日、自分は「現実だよなぁ。悪い。それ以上言葉が見当たらない。」と。
口下手なオイラがこれ以上言えない。
何を言っても軽薄に聞こえてしまいそうで。
なんと情けない事か…

人々は優しい声をかけているというのに。

瞼を閉じれば、ちょっと前までのやんちゃで元気な姿しか思い浮かばない。
だからどうしてもオイラは、微笑んでしまいそうになる。

♪春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき
　夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く



♪春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに
　愛をくれし君の なつかしき声がする



♪春よ まだ見ぬ春…



[1994]
春よ、来い：松任谷由実

他、カバー多数











そして・・・・・

※タイトル画像：https://publicdomainq.net/

「現実だよ。それ以上は言葉がみつからない。」
オイラはそう答えるのがやっとだった。

はとこの一人息子は６歳のやんちゃな盛り。
星になった。