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モータースポーツ Part1 ~
1984年。
それまで日産ワークスは追浜ワークスと大森ワークスのレーズ部門があったが、統合し、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社、NISMOが誕生した。
モータースポーツのパーツサプライヤーとして、モータースポーツ活動を行っていたのだが、更なる本格的な活動を始めたのは80年代後半。
それは901作戦と合致していた。
技術力を鍛えられるのはモータースポーツ活動。
広報活動も可能。
日産にとってモータースポーツは重要な要素であると認識していたようだ。
しかしちょうどその頃、
FIAによる競技車両規定が大きく変わった。
「ラリーのニッサン」こと、WRCにチャレンジしていた日産だったが時代は4WDに移行としていた。
2WD時代最後の砦、240SXにトヨタ・セリカが立ちはだかる。
実験色が強いモータースポーツ活動。
240SXにV6エンジンを搭載したマシンもあった。
サーキットレースも本格的に復活。
ツーリングカー、プロトタイプカーレースにも挑戦。
世界戦にもチャレンジ。
しかし石油ショックからのワークス活動休止のブランクはあまりにも大きかった。
欧州勢の勢いに歯が立たず、大きな課題は山積だった。
レーサーの登竜門、ワンメイクのマーチカップ。
国内ラリーでも日産マーチが活躍。
日産は東京モーターショーでコンセプトカー「
ザウルス」を発表。
そのザウルスでモータースポーツを楽しめるようザウルスカップとビギナー向けのザウルスカップ・ジュニアも開催された。
ラリーはこれから4WD時代に突入。
ツーリングカーレースも激化。
プロトタイプカーレースも世界中で大激戦。
フォーミュラレースも大激戦。
日産モータースポーツも新たなる挑戦を始める頃だった。
~ つづく ~
Posted at 2023/07/31 20:48:33 | |
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