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昨日は忙しい一日でした。

フレームが死んでると宣言されてしまったシティ。致し方ありません。購入の時に確認不足だったかなとも思いますが、これを見抜けた気はしない。ぶつけたわけではないし。というわけで、解体屋に運ばれる前に、使えるパーツを外してきました。FRPボンネット、マフラー、フルバケ、四点式、ECU、そしてタイヤホイール六本ですね。今度車を買うときは、エンジンミッションはもちろん、箱の状態も吟味しようと誓ってARVOUをあとに。そして日光サーキットへ。シティを置いていた土手の駐車場の解約です。三か月分戻ってきまして、6000円ゲット。こういうのが大切なのですよね。高速で自宅まで帰り、部品や工具を降ろして整理。大したことのない作業ではあったのですが、朝から暑かったのでグッタリ。食事して仮眠を・・



そして！シティの遺品をフィットに組み込みました。主にタイヤホイールですが、前後185のケンダから、フロント205リア185のZ2☆に大幅レベルアップ！めんどくさいので省きましたが、四点式も装着するかも知れません。フルバケはないかなさすがに。この状態でテスト走行へ。ちなみに今回、耳寄り情報をゲットしまして・・Dレンジ固定で走っていたのですが、Sレンジ固定だと常にレッドギリギリまでエンジンがまわり、速くなるらしい。タイヤグリップとエンジンパワーが上がって速くならないわけがありませんね。



同じ場所ではありませんが、GPSロガーのデータを重ねてみました。赤が今回の走行。パワー的には、5馬力から10馬力くらい上がってる気がします。また、エンジンブレーキも少し利くようになったかも知れません。これならMTでなくてもまあまあいけるかも。そして減速Gは大幅にアップ。車の特性上、フルブレーキだとかけすぎになる場面が多く、またステアリングを切ったところからブレーキングすることも多いので、参考程度ではあるものの、1.0Gまで達しているところがあるのを見ると、やはりレベルアップしているのは間違いない。また、横Gも順当に上がっていて、しかもまだまだ攻めが足りない感じがあります。

最高速も4km/hほどアップしてますから、アベレージでは5km/hくらい上がっているかな？だとすると、計算上一分あたり2.5秒くらいは速くなったかも知れません。これならいけるぞという感じ。

一月に購入してナンバーレスの日光専用車として走らせ始めたGA2シティですが、前回の走行で異常が発生していました。ステアリング操作に車が反応せず、直進が難しいというもの。当初はデフの片利きというものなのかなと思ったのですが、呑龍さんに指摘されて調べたところ、ドラシャが抜けかけた状態でも似たような症状が発生するということで、それなら安く済みそうだと安心したのですが・・　なんとメインフレームが壊れたらしい。

先日ARVOUさんに引き取って点検してもらったのですが、メインフレームの亀裂によりロアアームがグラグラ、そしてタイヤもブラブラ動く状態だそうです。通常の車はメインフレームにメンバーを介してアーム類が装着されていますが、GA2シティはロアアームとメインフレームが直結しています。その周辺の溶接がはがれる持病があるというのは聞いていました。しかし今回のケースは穴に近い大クラックが入っていて、板金屋でメインフレームの再生を行わないと走れない状態らしい。ちなみに完全に壊れたのは左側ですが、右側もすでに10cmほどのクラックが入っているということですから、どれだけひどいかが分かるというものです。

メインフレームの再生は周辺の部品をバリバリ外した上で、三層構造になっているものを直さねばならず、かなりお金がかかる上に時間も必要とのことでした。他にもジャッキアップポイントが崩壊していたりかなり手直しをしなければいけない状態だったので、このシティは廃車にすることにします。たった三回しか走っておらず残念ですが、お金をかけずに楽しむということをコンセプトに買った車なので致し方ありません。スポーツ走行には軽量な車が一番と思っていましたが、やはり軽のようなボディの車ではきつかったようです・・なにしろ自動車のメインフレームが壊れるというのは、聞いたこともない。無念


これで手持ちの車はFD3Sとフィットということになりますが、FDはまたすぐ何かのトラブルが起こるだろうと思っているし、手軽な練習車が欲しいという気持ちは変わっていませんので、多分何か買うだろうと思っています。ただ、家族を乗せられる車が一台ないといけません。

一つはフィットを売却して、四枚ドアである程度走りも楽しめる車に買い換えること。この場合、通勤に使える燃費の良さや、タフさ、ワインディングを楽しむことを考慮してできるだけ高性能なABSなども備えている車でなければいけません。もう一つはシティの後釜としてまた日光専用車を購入するプランで、この場合タフで経済的であれば、例えばロードスターを買うことも可能です。ただし、日光だけ走れる車を一台持つより、好きなときにワインディングに出かけられる車の方が魅力的だと気付いたので、少し心残りがあります。

すぐに次の車を買いたいのはやまやまですが、例えば欲張ってDB8の98スペックを買うという手もあるし、普通のサニーセダンを軽量化して走らせるという手もあります。よく考えて選択した方が良いような気がします。でも多分、すぐ買っちゃうんだけどねw

フィットで少し遊べるよう、改造を加えました。

・GD1フィット（CVT、1.3リッター）
・KENDA KR20 185/60-14
・アクレ700ブレーキパッド
・ホンダ純正DOT4ブレーキフルード
・ホンダ純正キャンバーボルト（フロント1.5度くらい）

テスト走行してみたんですが、結構問題多いです・・まず、パワーが思った以上になく非力で、スポーツカーには軽で走っているように直線で置いていかれます。CVTのため欲しい時に欲しいパワーをアクセルでコントロールしていくことが難しく、エンジンブレーキもほぼきかない。ブレーキは、制動力はそこそこなのですが熱容量が足りず、ちょっと連続走行しただけでフェードしてしまうようです。車重とパワーからするとフロントブレーキパッドは強力と思うのですが、やはり13インチブレーキではきついのか？また、純正としては固めの足回りですが、それでもかなりフラフラしてしまいます。フルブレーキングでFDより左右にフラフラしてしまうのが特に謎？また、速度が乗らないのでしばしばステアリングを切ったところからブレーキングを開始しないと辻褄が合わなくなるのですが、失敗するとテールスライド＆失速します。

結論としてミニカバンよりは速いようですが、初級者ならともかく、ある程度のドライバーが運転するスポーツカーには全くかなわないという感じです。車高調を入れてバネレートを上げ、車高を下げることと、Z2☆などに交換してブレーキングからコーナリングを鋭くし、立ち上がり速度を上げることで最高速を伸ばしていけば、かなりレベルアップする予感はするのですが、通勤街乗り車だからねえ。輪止めとタイヤの磨耗を気にしなければならないような仕様ではどうしようもありませんので。

ところで今回K20A搭載車と加速比べをする機会がありましたが、思ったより全然速いです。エボXのSSTと加速が変わらなかったとのことでしたが、確かにエボXやBNR34のノーマルとは、パワーウェイトレシオでも近いものがあるんです。車重の軽さと六速ミッションが活きていますかね。あとは、旧世代のB型と違って、低中速トルクが充実しているのも利いているかも。

フィットのロガーデータです。減速Gが出てないのが気になりますが、エンブレがないのも利いてるかも。

ブーストを下げ、恐らく安心して乗れるようになったはず？のFD。とりあえず復活です。ただ、それでも以前よりかなりパワーが上がっているので、タイヤチョイスに悩んでいます。今履いている一年半もののZ2は、もうだいぶ劣化してしまったようなので、遅くとも10月には、トラクションをかけて安心して走れるタイヤに切り替えたいと思っています。

ただ、お金があればポンポン交換していけば良いのですが、そうもいきません。255のZ2☆なら10万円で交換できるのですが、予算的に見合うかなと思うのは以下の四つ・・


○プラン1　255の71R（22万円）
ラジアルらしからぬ強烈なグリップの71R。トラクションもかかることでしょう。ただ、やはり磨耗は早目なようで、新たにホイールを用意して大切に使うことになりそうです。今年はある程度走ろうと考えているのですが、ちょっと一年はもたないかな。

○プラン2　265のZ2☆（16万円）
今履いているZ2と大してグリップが変わらないと言われていますが、265化で乗り切ろうというもの。今使っている17インチホイールを6万くらいで売れば、新しいホイールも4万で買える計算です。

○プラン3　255のS-SPEC（12万円）
Z2☆と同等と言われていたグッドイヤーのRS SPORTですが、これがS-SPECに切り替わってよりハイグリップになったそうです。磨耗も良いらしい。今使っているホイールを流用できますから、ステップアップとしては最もお金がかかりません。

○プラン4　265のS-SPEC（19万）
それを265で使おうというプラン。うまくいけば日光のような小さなコースでもコンマ4くらいのアドバンテージになる可能性もあります。


いずれにせよ、今よりかなりお金がかかる話ではあるのですが、パワーを出したからにはそれを活かさないともったいないしね。悩むところです。

本庄サーキットでひと枠につき2000円増しで貸し出しているレンタルロードスターに乗ってきました。今回は同じようなタイムで競っているFD3Sのるまんさん、初心者の明治さんと勝負です。ただ、レンタルロードスターは一年半ぶりということもあり、50秒台を出せるかという自分との戦いだと思っていました。結果的には、目標は達成したものの、ご覧のようにるまんさんに負けてしまいました。



当日は三人とも朝からビジター講習を受けて10時から出走です。とりあえず僕が走ってみたのですが、一枠目のベストは51秒1。ブレーキロックが激しいのですが、制動Gを甘くするとタイムロスだけでなく、十分な荷重移動がしにくくなって進入も失敗するという印象です。挙動はそこそこマイルドで扱いやすいので、ブレーキングがうまければそこそこいけるかなという車でした。るまんさんはFD3Sで44秒6ですが、数年ぶりの本庄としてはかなり速いです。三人で午前午後ともにロードスターに乗りまして、ベストタイムは

・るまん　50秒693
・かんせん　50秒914
・明治　54秒2（ただし故障のため一枠のみ）

という結果になりました。僕はセクターベストを足すと50秒5が出ているのですが、まとめられなかったし、どういう走りがタイムに繋がるのかいまいち把握できなかったので、上位五人には及ばなかったなあと感じています。レンタルロードスターは常にタイヤがプアなため難しいですが、このように実力があることもないこともバレてしまいますw　皆さんもこのシビアな車に挑戦してみてはいかがですか。

さて、午後一本ずつ走る予定だったのですが、るまんさんが二枠目を走り終わって帰ってきて、ガソリンが残り少ないので足してもらったところ、スタッフさんが車を移動している間にエンジンがかからなくなってしまいました。バッテリーを繋いでセルがまわる音もしますが、初爆がありません。エンジンブローという感じではないのですが、また故障車になってしまいました。ミッションブローから直ってきたばかりなのになあ（泣）　簡単なトラブルだといいのですが。

明治さんは危険な挙動が出ることなく、ロドスタ一枠、マイカーのEP3で二枠を走り、本庄を満喫したようでした。次は50秒を切りたいところかなと思います。