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kansen00のブログ一覧

2021年02月27日 イイね!

バネレート計算

バネレート計算FD2に特化した話なんで、興味のない人は読まなくていいと思います。

車高調の変更によりかなりバネレートアップしたのですが、GSだとまだ足りないような挙動があります。日光だと1コーナーの旋回制動でロールが大きく、思い切って攻められない感じは以前からありました。筑波は今年は特に問題を感じていませんが、最終コーナーで左フロントがもぐりこむような恐怖感があり・・また富士では、100Rを抜けてからヘアピンコーナーへの右から左の切り返しと、300Rからダンロップのブレーキングで右のヨーがいつまでも残ってしまう感覚がありました。

最近レース屋さんでいじってるFD2の若者たちはハイレートで、フロントタイヤがそれほどハイグリップでなくてもレスポンスの良さそうな動きをしてるんで、これかなあと・・自分もハイレートを試してみることに。ただ、FD2の場合はフロントに太いタイヤ(主に265)を入れようとすると、ヘルパー使うなら5インチ、使わなくても6インチが限界になります。このあたりも気になっているところではある・・


<現状把握>
・フロントハイパコ12.5k+20mm作動ヘルパー リアTEIN純正樽型14k
・フロントダンパーストローク長121mm(86mmでバンプラバータッチ)
・リアダンパーストローク長90mm(70mmでバンプラバー)

正直軽量化してリアは軸重380kgしかないので、14kとか16kで問題が生じることはまずないです。フロントの動きにマッチしていればいいかなというところ。

・フロント1.8G荷重時(GS想定)
一輪350kg×レバー比1.2×1.2×1.8G=907kgf
総ストローク量 72.5mm+ヘルパー20mm=92.5mm
あれ、素直に計算すると、ロガーで計測している1.8Gで既にバンプタッチしているw また、ハイパコとはいえ5インチスプリングなので、最大許容作動長74mmにかなり近づいてしまっていて、既に耐荷重を超えつつある感じ。

・フロント2.0G荷重(縁石などで浮いた時) 1008kgf
総ストローク 80.6mm+ヘルパー20mm=100.6mm
計算上はバンプラバーもかなりレートの高いところまで食い込んでそうです。

うーんハイパコは初期からレートが出ているとはいえ、12.5kは色々不足気味なのか・・Z3だと1.6Gくらいまでしか出ないっぽいので、ギリギリ足りる感じです。ちなみに僕の運転だと、A050GSで1.8G、Mコンでもたまに1.8G、A052は1.7Gをロガーで計測しています。


<14k+ヘルパーの場合>
・フロント1.8G
総ストローク 64.8+20=84.8mm
手持ちのTEIN純正14k。ギリギリバンプタッチしない。2.0G以上はスプリングでなくバンプラバーの受け持つべき領域だから、GS使うなら最低でも14kが必要かな。


<16k+ヘルパー>
・フロント1.8G
総ストローク 56.7+20=76.7mm
買ってみたスイフトスプリング16k。2.0Gで許容限界作動長に、そしてそれ以上はバンプラバータッチ。


<16kヘルパーレスについて>
ヘルパーを抜くことで全体から23mmほど余裕ができる。5.5インチ6インチ化して耐荷重を上げる手段としても使えるし、5インチのまま純正フェンダーで295をぶち込む手段としても使える。ただ、仮に5インチ16kのスイフトスプリングを使う場合、2.03G、64mmストロークを超えたあたりで限界作動長を超えてしまい、かつヘルパーを抜くことでバンプラバーにも当たってくれないので、縁石などのギャップに対してものすごく弱くなってしまう。現実的には6インチ化で安定をとることしか使えない仕様かな・・


<6インチ16kハイパコシングルスプリングでいく場合>
荷重1380kgf、計算上2.73G、85mmストロークまで耐荷重が続き、かつそこからちょうどバンプラバーがスプリングを守ってくれる。これは安心な仕様ではあるかも。1Gでのいわゆるリバンプストロークは31.5mmになるので、タイヤは40mm弱動く計算かな?
Posted at 2021/02/27 14:34:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | パーツ導入・交換 | クルマ
2021年02月10日 イイね!

庶民派レーシングカー

庶民派レーシングカーNAエンジンのスポーツカーが欲しい人にオススメします。そして、特に高速サーキットを楽しむ方。

FFという駆動方式や、背が高く空気抵抗が大きいボディデザインは、スポーツ走行に向いているものではありませんが、反面積載性を活かしてセミスリックタイヤを組んだホイールや工具を満載して自走でサーキットに行けます。遠くのサーキットへ遠征した時に、助手席シートを倒して仮眠もできます。このへんはS2000にはできないことです。
Posted at 2021/02/10 14:44:32 | コメント(0) | クルマレビュー
2021年02月09日 イイね!

A050GSとA052のグリップと転がり抵抗

A050GSとA052のグリップと転がり抵抗10月のSUGOから、A050GSのフロント中古を1セット、同じく新品を1セット使って走りました。それまで使ってきたA052とは全く比較にならないグリップ力で、各コーナーのボトムは大幅にアップ、またケーシング剛性のたまものか、A052で不満だった長く高Gのかかるコーナーでの脱出でフロントが逃げず、セミスリックタイヤの力に驚きました。その一方で、転がり抵抗が大きいことで思ったようにタイムを伸ばせなかったことも事実です。そこで思考の整理も兼ねて、富士、筑波、日光の3つでこの2つのタイヤのデータを比較してみたいと思います。


・赤(A050GS新品、気温9度、1分57秒0)
・青(A052、気温18度、1分58秒6)

まず富士です。グラフが大きいためみづらいですが、10キロほどのボトム差があるところも少なくありません。ただ、気温差が9度あっても加速はA052の方がいい感じです。大きなボトム差があっても、各ストレートエンド終速では差がほとんどありません。


・赤(A050GS、気温4度、1分1秒9)
・青(A052、気温多分同じくらい、1分2秒6)

次に筑波2000です。失敗しているコーナーもありますが、ダンロップ~80Rと最終コーナーはかなり出てます。またこの周ではないけれども、セクター3で10秒8まで出てます。富士のように終速で追いつかれることはないが、思ったほどタイムが上がっていない感じ。


・赤(A050GS、気温9度、38秒5)
・青(A052、気温多分同じくらい、38秒6)
最後に日光です。日光はコーナリング重視でタイヤ依存が大きいとよく言われるのですが、低速コーナーが多いのでそれほど変化が出ていないようにも思います。もっともこのA052のデータは昨シーズンのもので、かなり広範囲に路面改修が入っていましたので、グリップ以上のコーナリングが出来ているはずです。とはいえこれだけの差がある中でコンマ1しかタイムが上がっていないのはショックでした。


全てのデータは同日に比較したものではないので、気温だけでなく気圧や風などの要因もあり、簡単には比較できません。ただ努めて冷静に見ても、GSは052に比べて一割くらい加速力をロスっている感じがします。来シーズンは軽いセッティング変更をしてA052でタイム更新を狙ってみたいと思っていますが、どうなるだろう。
Posted at 2021/02/09 12:24:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2021年02月08日 イイね!

日光フリー新路面アタック 苦しいアタックシーズンが終了・・

日光フリー新路面アタック 苦しいアタックシーズンが終了・・新路面効果を狙って走ってきました。しかしベスト更新はできずで、タイヤもほとんどなくなってしまったため、アタックシーズン終了としました。写真は現地にいた方が撮ってくださったものです。

気温9度 気圧995 路面改修あり
ベストタイム 38秒537
セクターベスト 8.958/16.838/12.565


僕の走りより、まず皆さんも気になっているであろう新路面の話から。今年は2~5コーナーあたりと、バックストレートのブレーキングを開始するあたり(短いです)に路面改修が入っています。この関係でセクター1は皆さんコンマ1くらい上がっているようです。自分も前回から比べれば多少上がりました。

一方で、車載動画をみてもらうと分かると思うのですが、新路面と旧路面をまたぎやすいので、6コーナーブレーキングがうまくいかない感じがありました。仮に外一杯を使って四輪を新路面に乗せたとしても、ブレーキングの最終盤から進入あたりでフロントタイヤが旧路面にさわって路面ミューが変化するので、うまく走らせるのは難しい気がしました。

また、バックストレートの一部パッチも、フルブレーキング開始は新路面に乗って食っている感じなのですが、ABS任せの最大踏力では旧路面に入ったところでつんのめってしまいます。単に制動力が落ちるというわけではなくて、ABSが変なきき方をした時のように、前に押し出されるような感覚です。ここも対応が難しく、セクター2と3の不安定要因になっている気がします。ということで、新路面効果に期待せず自力でタイムアップを狙った方が良いかな・・と思います。


さてFD2の方ですが、今回からマルチツールでの前後タイヤのカスとりを始めたため、前回の日光で問題になった1コーナーブレーキングでのテールスライドは出なくなりました。ロガーをみるとやはりGSのグリップは凄まじく、全コーナーでボトムが上がっている感じです。特に8~9コーナーでのボトム103キロは、ラジアルタイヤのロードスターやS2000にも匹敵するレベルだと思います。

しかし全体タイムをみてもセクタータイムをみても、それほどめぼしいものではなく・・A050MやA052の過去データと比較すると、日光でも加速が鈍っている感じです。もっとコーナーを速く駆け抜けなければ使い切れないのかも知れませんが、運転か車両か使い方か、とりあえず今の自分の力では厳しいと感じ、気温が高い日なのもあって、1本で走行終了にしました。

12月に富士で新品をおろしてから、更に日光と筑波を2回ずつ、計5回走りましたが、正直A050GSにいい思いをさせてもらうことはできなかったです。辛うじて富士1分56秒台、筑波1分1秒台、日光38秒台前半と、節目になるところを切れたのが救いかな。

春からは、A050M、A052、Z3のどれかに戻って、鍛え直します。
Posted at 2021/02/08 23:45:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日光サーキット | クルマ
2021年02月03日 イイね!

妄想でトン切り

妄想でトン切りアタックシーズンも終了ですかねー 気が抜けてます。

画像は僕のFD2の車重です。筑波の車検場で計測したもので、貧乏ランプがつく一歩手前、このガソリン量では数周の筑波タイムアタックすら走り切れないレベルです。

一般的にはかなりの軽量化を施してもこれなんですが、オーナーカーで知る限りでも2台、トン切りのFD2がいるということで、妄想でトン切りしてみようと思います。でも多分80kgは減らせないですけどね・・かかるお金と削れる重量も所詮は妄想ですので、ご勘弁ください。


<金かかる系>
○T66F 9.5J/8.0J 6kg 今のホイールと相殺して20万
○カーボントランク 4kg 10万
○ドライカーボンルーフ 4kg 45万
○社外軽量キャリパー 2kg 12万
○リチウムイオンバッテリー 7kg 3万
○フルチタンマフラーワンオフ 10kg 30万
○GTミラー 1kg 5万

<人権レス系>
・ワイパーモーターごと取り外し 3kg
・タイムアタック専用と割り切って純正ラジエター化 2kg
・ヒーター、ヒーターユニット、配管 8kg
・ダッシュボード製作 5kg
○純正シートベルト取り外し 2kg
○ウェザーストリップ取り外し 4kg
・フロント以外アクリルウインドウ 7kg 12万
・トランク部の補強を取り外してセッティング取り直し 5kg
○サイドステップ撤去 3kg
・助手席ウインドウはめ殺し、ウインドウスイッチ製作 2kg
・ヘッドライトダミー化 4kg

合計 約80kg 約150万


自走不可能なレベルでガレージや倉庫保管でないと厳しいですが、ボディ切らなくても一応いくんですね。費用も思ったほどではないですね。環境に恵まれていれば、それほど大変なことでもないのかも知れません。

更に、○はお金さえあれば自分の価値観でも踏み切れるという項目です。これですと47kg、125万ですね。まともな収入のある独身なら、このくらいはいけてしまいそうだな。1030kg近くまでもっていけますね。
Posted at 2021/02/03 22:14:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ

プロフィール

「@たくみレーシング できたら素晴らしいけど、僕には不可能としか思えない・・エボ9のダウンサスとATR-Kだけで、ゆまもんさんが本庄43秒8だったかな。車高調さえ入ればかなり現実味出てきそうですが・・」
何シテル?   01/21 05:56
サーキット走行を楽しみとするおじさんです。真っ当で速くてとにかく楽しい車を作っていきたい。信じられないようなふけ上がりをするK20Aエンジン、限界走行でも安定性...
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