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画像の埼玉エボ軍団と日光を走ってきました。実は前回3月末にかなり良いセクタータイムを記録しており、今日の気温でもまとめればベスト更新はできるはずと考えていました。

気温16度　気圧995くらい
フロントA050M　リアA052
ベストタイム　38秒307
セクターベスト　8.912/16.894/12.497

日光サーキットは写真や動画の撮影が基本的に禁止となったので、車載動画はなしです。気温、タイヤ銘柄、路面改修効果などのハンデを跳ね返して、僅かに更新できました。来シーズンは何か間違いが起こらなければ、37秒には入れられるでしょう。

今回はちょっと変わったセッティングを試しました。先日のもてぎで、前後タイヤグリップに差を付け、かつGTウイングの角度を最大まで立てて、ヘアピンの鋭さと高速コーナーの安定性を両立させようとやってみました。今回の日光でもこれにならい、GTウイング最大迎角のまま、リアタイヤのエア圧をパンパンに張ってみました。各セクターとも3月末より少し落ちているので、成功したかはわかりませんが、感触はいいです。3月末の日光から、もてぎ2回をはさんでタイヤが消耗していますから、それを考えれば成功してるかもしれない？路面改修効果も消えてると思いますしね。

あとここのところ結構日光に通っているので、タイヤカスが付着するとかなりグリップダウンすることが分かってきました。あまり清掃もしっかりやってくれないのか？実質1ヒート目の前半でピークは過ぎている気がします。毎回気合の入れ直しで後半にタイムが出ていますが、結局は一発で決めるしかないんだなという感じです。

5月の予定を見てあまり走りやすそうな走行枠がなかったのと、運転やセッティングで試したいことができたので、また走ってきました。クリアがとれたこともありますが、大幅にタイムアップしました。

気温15度　気圧1010
ベストタイム　2分12秒186(Qstarz計測)
セクターベスト　32.845/35.213/34.418/28.939(Qstarz計測)


運転面は、S耐ドライバー2人とフィットチャレンジの車載動画をよくよく観て改善点を探しました。セッティング面は、まず前回リアがふらつく感触があったので、前後車高を落としました。というのも、バネレートアップして車高が無視できないほど上がっていたので、トーゼロに設定していたリアがトーアウトになっていたと思われます。車高を下げることにより、リアトーはイン寄りに、キャンバーも多少ついて安定方向にいくだろうという狙いでした。またその割にはフロントが入らないというか、荷重がかかったところでフロントが逃げていってしまうので、フロントタイヤをA050Mに変更。このことでグリップバランスがフロント寄りにいくと考え、苦肉の策ですがGTウイングを最大まで立てました。これで前後とも動きがしっかりして、攻められる車に変わった感じです。

どのサーキットでもそうですが、もてぎは特に、立ち上がりの鋭さが重要な気がします。どれだけ早くアクセルを全開にもっていけるか。ただ、FFの場合フロントタイヤが縁石に触っている状態で全開にすると、トラクションがかからずフロントが滑ってしまうことが多いです。オーバーラン気味にラインをとって縁石を絡めず全開にするか、もしくは多少フロントが滑ってもこらえられるような向きの変え方を考えることが必要な気がします。グランツーリスモでシミュレーションしても、各コーナーからの立ち上がりの鋭さで一周の出来が決まる感じがありました。

もてぎはストップアンドゴーのコースと言われますが、走ってみると十分コーナリングサーキットです。僕の住んでいるところからは一番通いやすい国際コースなので、これからも楽しめそうです。

もてぎの四輪ロードコースのライセンスを取得しました。SUGOで国際コースの楽しみを知ってから、家から比較的近い菅生/もてぎ/富士/鈴鹿の4コースを走ることを当面の目標にしていますが、このライセンスの共用制度により鈴鹿も走れることになったので、年内にも目標は達成できそうな見込みです。

午前に講習を受けて仮ライセンスを取得し、午後の枠を使って一発勝負です。まあ今日はとりあえずコースに慣れて、課題点を見つけたいというところです。

気温15度　前後A052
ベストタイム　2分13秒777(Qstarz計測)
セクターベスト　33.708/35.682/34.578/29.367(全てQstarz計測)


ブレーキに厳しいコースということで、30分枠の途中でインターバルをおいたので、実質7周の計測です。そしてクリアはとれず、です・・富士と比べて台数は少ないのですが、クラス分けがないのはさすがに無理があると思います。本気のタイムアタックはチャレンジグランプリでやるしかないかも知れん。公式タイム計測もないですしね。

走り出してみると、気温15度あって画像の通りタイヤあたためを行っても、リアタイヤが完全に発熱していないとテールスライドがきつい感じでした。といって、フロントの入りもそれほどいいわけではありません。最近はGSやMコンを使っているので、052がグリップ不足に感じますねw　ちょっと落ち着かない挙動でした。また運転としても、こんなところかなーとブレーキングしていくので、なかなかうまい位置には付けず、タイヤのグリップを完全に発揮できている感触はなかったです。とにかく車を信用してステアリングを切れない状況なので、なんとかしたいです。

一方で、ブレーキにきついと言われますが、軽量化したFD2だとそこまでは厳しく感じませんでした。連続アタック気味でもブレーキがスカる感じはなし。走行終了後は多少ローターが白っぽくなってはいますが、これは筑波や富士でも同じです。プロミューのSCR-PROローターとRacing-N+パッドも優秀だと思います。車さえもう少し綺麗に動かせるようになれば、存分にコーナリングを楽しめます。

伸びしろポイントは、クリア、運転慣れ、気温、新品タイヤと、まあとりあえずこのくらいです。もう少し通って車側とドライバー側の進歩があれば、10秒台にかするくらいは可能な気がしますが、もてぎシングルと言われる名誉（10秒を切って1桁秒突入）は厳しそうです。