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一般的に、FF車やランエボなどはフロントヘビーで前後重量バランスが悪いと言われます。ただ、現実としてFD2も含めてバランスが良いとされない車でも速く走れるので、それほど重要なこととは考えてきませんでした。実際にFFでフロントが軽くては、トラクション不足の車にしかならないでしょう。しかし、過去に所有していたFD3Sより速いタイムが出るようになったあたりからは、特有の難しさも感じるようになってきました。

今感じているのは3つでしょうか。まず、重量バランスに合わせてバネレートを選択するとリアのロールが大きくなってしまうので、軽いリア車重に対してどうしても高めのリアバネレートになります。そのため走破性が悪化し、ダンパー性能やドライビングレベルへの依存度が高まります。また、ブレーキバランスも少しフロントに依存しすぎるのかなという気がしています。リア荷重が足りなかったり路面が悪いところでは、優秀なFD2のABSでもフルブレーキングでリアが踊ることがあります。3つ目として、タイヤの温まる速さに違いがあります。これは重量バランスだけでなく、フロントで駆動しているという面も大きいのだと思いますが、寒い時季だとコースインして序盤はオーバーステア、終盤はフロントがタレ気味でアンダーステア方向にいきます。積極的に解決するには、ウォーマーを使うか、相対的にリアが発熱しやすいタイヤチョイスをするかだと思っています。

どの車、駆動方式にも特有のウイークポイントがあり、また強みがあります。きっとまだまだ爽快な走りをする車に仕上げられると思うので、見えていない部分を探っていきたいと思います。

13日の筑波フリーでラストアタックするつもりだったのですが、タイミングが悪いことにインフルエンザに罹ってしまいました・・高熱で走った経験のある知り合いいわく、ミニサーキットでもビビるほどタイムが落ちたそうですw　そんなわけで大人しく今シーズンは終わりにしようと思います。

そして今年のチューニングなのですが・・まずフェンダーを広げ、アンパネをつけ、増大するグリップに合わせて何点かピロ化します。タイヤは、フロントA050Mコン295/30-18、リアA050GSコン225/45-17としようと思います。ウォーマーを使わないのであれば、この組み合わせが最も温度管理は楽だと思いますし、タイム出しからスプリントレースまでいけると思います。あとは、可能であれば20～30kgほど軽量化したいと思います。

まあこんなもんですかね。あとはお金に余裕があればECUリセッティングもしたいかな。サーキットに絞るなら、何と言ってもギヤを変更したいけどねえ。もうあんまやれることないです。

本庄でタイムアップしたので、筑波でバネレート変更の効果を試してきました。初の休日のフリーでしたが、27台の予約があり、クリアに近いのは1本だけでした。タイムは小幅更新の3秒095・・　ただ、探りながらの走行でもセクター1と3は自己ベストを更新しており、伸びしろはありそうな感じです。今シーズンもう一回だけ行ってみようと思います。

さて、画像のLAPタイム計算シートです。結構前からありますが、筑波が過大評価気味のように感じていました。ただ車の特性は様々でもあるし、「意外と近いのかも・・」と最近は思っています。SUGOも中古タイヤの上に筑波ほど気温など好条件ではなかったので、それだけでも1.0～1.5秒くらい上がりそうだし、上手い人のセクタータイムを調べたところ、上手く走れているらしい区間とそうでない区間があるのがわかりました。かき集めて2.5秒上がれば35秒9となるので、近い数字になります。

どうも僕は筑波が下手っぽいですが、それでも近いので練習もできるし好条件を引き当てることも容易です。そう考えると、地元勢のタイムと遠征組のタイムって相当変わってきそうです。