未だ白い粉が舞い散る地から黄色い粉が舞い散る(ってほどでもない)地へ。
那須高原を超えたらそこは春の気配漂う関東エリア。
雪でも花粉でも我慢するから塩カルだけは撒かないでくれと思うたまさのです。
ホントこの時期は北も南も車を汚そうとしてくる勢力が多くてツライわw
そんなことよりビギナーズジムカーナin筑波も2021シーズンが開幕ですよ。
久々に会うレギュラーメンバーに「あけましておめでとう!」なんて季節感の無い挨拶を交わしながらも、未だ収まらぬコロナ禍において変わらぬお付き合いができるというのは嬉しい限りです。
昨年に引き続き色々気を付けながらやっていきましょう。
今年でかれこれモータースポーツデビューから8年目。
エイトの年となる今年こそ表彰台のてっぺん目指して頑張りたい!
そして今年も挑むはハンデ無用の上位クラスであるA2クラス。
今年からレギュレーション変更で排気量制限以下の車両でも格上クラスへの参戦可能であることが明文化されたことで、自分も大手を振ってこのクラスに挑めますw(全然気にしてなかったのが本音だけどw)
まぁこの変更は色々賛否両論あると思いますけどね。ロータリー係数1.0ということで1300cc扱いのくせに一度も1600cc以下のクラスで走ってきてない自分が言うのも何ですが(^^;)
あとはRE71RSへの今シーズン中のハンデ設定無しが明文化されたりしましたが、自分はどうせ使わないので関係なし。逆に「来シーズンはハンデつくかもよ?」とチラつかされる程度に認知されている高性能さには反骨精神的に挑み甲斐は出てくるかな?w
・・・シーズン途中で同じこと言ってるかはわからんけどw
そんな感じで少しだけ変化もある2021シーズンですが、何事もやってみなけりゃわかりませんし、運営側の皆さんが環境を見ながら色々考えてくれているのも事実なので、自分としては来シーズン「RX-8へのロータリー係数付与明文化」という余計な一言の追加に向けてエイトの強さを示せるよう頑張りたいと思いますw
さて前置きが長くなりましたがまずは前日練習会。
挑むコースはこちら。
シーズン開幕の肩慣らし・・・には少々ゴリゴリなテクニカルですがこれぞビ筑w
まだ寒さの残るこの季節、前半セクションでしっかりタイヤを温めて中盤の高速に挑んでねという優しさに涙が出ますねw
こういう冷間から挑むテクニカルとか、スタートとゴールでグリップ変化の大きくなるこの時期のレイアウトは結構苦手なんですが、ここ最近ZTS-5000で(勝手に)鍛えられた適応力を試すにはうってつけかもしれません。
まずは様子見の一本目。
久々に使う本番用R1Rの強力な冷間グリップ力は本当に頼もしく、こんなに扱いやすかったっけ?と思うくらいにコントロール性も十分。
早々に悪くないタイムを叩き出し、久々再会の裏ビ筑メンバーに先制パンチを浴びせますw
が、そこからは毎度の伸び悩み。
今回は割と分かりやすいレベルにサイドターンの仕上がりがイマイチで、ドアターンを狙ってるはずなのに、ややノーズターン気味のパイロンから離れた位置での旋回になりがち。目いっぱいステアリングは切りこめてる感覚はあるんだけど思った位置で回ってくれない・・・
タイミングが悪いんだろうけどタイヤのグリップが読めていないのだろうか・・・?
最初の感覚から58秒台はいけると見ていたタイムも59~60秒台を行ったり来たり。
アレ・・・なんだか微妙な雲行きだぞ・・・
とりあえずベストの時の動画をゼヴさんが撮ってくれてたので貼り。
車載
ところどころカウンター当ててたりするけど、とにかくアクセル踏んどけの精神でゴリ押したおかげでロスは抑えられている模様。
ターンの仕上がりは不満だけど、立ち上がりの加速タイミングはかなり誤魔化せるようになった気はする。
とりあえず強敵OJトルネオさんの心に傷を負わせることはできたので良しとしておこうw
しかしこれではRX-8ハンデ明文化の野望にはまだまだ届きそうにない。
なんとか本戦では修正していきたいぞ。
そんなモヤっと感の残るまま迎える本戦。
関東地区戦が中止になったとかなんとかでエントラントは90台超え、A2クラスは18台エントリーと中々に激戦の様相。
天気の方は晴れてはいるものの寒さは続いて朝イチの気温は外気計で-4℃。
まだ見ぬ強敵たちとの戦いや温度変化にこれはまた苦労しそうだと頭を抱えながら受付で貰ったコース図は・・・
温度がどうのなんて些細なことに頭を抱えている場合じゃなくなりましたw
同じところ行ったり来たりのミスコースしやすそうな配置に不安が高まります。
紙で見た時の第一印象になかなかのヤバさを感じましたが、一応慣熟歩行で歩いてみた感じではセクションがしっかり分かれてるのもあって、見た目ほどMC要素はそうでもなさそう。とはいえ油断したら昨日のコースに突っこんで行きそうなので、集中力を高めて挑むことにします。
まずは練習走行。
自称1本目番長+R1Rの冷間グリップパワーで朝の寒さの中でもMCなく4番手タイムで無事に帰還。悪くないイメージを持って本番に挑む下地はできましたが、毎度ここから皆さんバッチリ仕上げてくるので油断はできません。
気温も朝イチから10℃くらい上がってコンディションも大きく変化。
色々アジャストしていけるか不安を抱えた本戦1走目。
おーっと、違うとこ行きそうになってしまったぞwww
ここにきてミスコース未遂w
なんか練習走行の時に某S13の人が言ってたんすよ・・・他の人には見えないパイロンが見えるってw
うん、俺にも見えたね・・・
やっぱ前日練習会で色々あったから何かいるのは分かってたんですよ・・・
練習走行から2秒ダウンで表彰台争いとは縁遠い場所に急降下。
これはマズいぞ・・・
ターンの仕上がりも昨日同様イマイチで、抱くイメージはかなりネガティブ。
なんとか立て直さなきゃ・・・
焦る気持ちとピリピリ感。良くも悪くもこれが本番の空気ですね。
後が無い2本目。気温は1本目よりさらに上昇。
取り返していけるか。
なんとかMCの呪縛は振り払って無事完走。
ちょっと高速セクションで日和ってグリップ限界ギリギリを狙うことは諦めてしまいましたが、抑えた甲斐はあって表彰台の主戦場である8秒台までタイムを上げてくることができました。
あとは後続のリザルトを待つのみ。
結果は
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6位入賞!
コンマ1秒差でなんとかギリギリ入賞圏まで滑り込みました(・∀・)
昨年度の成績で言えば上々の滑り出しではあるんですが、それでも今回は結構悔しい感じが強いですね・・・
ターンの出来は結局前日同様まだ全然詰められそう。
高速セクションはビビってしまって無難な選択をしてしまった。
タラレバとはいえベストを尽くせれば今回はトップを狙えるところにあったのではないかと思うと、昨年度のベストを尽くしてもなお届かないと思えていたところが目に見えているだけに悔しさも大きいです。
でもそれが本番だし、自分の実力不足。
この悔しさをバネに、そして走行終了後に声をかけてくれたベテランドライバーのみなさんからの激励に応えるためにも、まだまだ頑張らなければと思いました。
こうして早くも反省と後悔、そしてちょっとの嬉しさから始まった2021シーズン。
ここからどんな展開となっていくのか?戦いはまだ始まったばかり。
レギュラー参戦の皆様も、これからスタートしてみようと考えている皆様も、こんな奴と一緒に楽しみながらやっていきましょう。
オフィシャルの皆様、エントラントの皆様、お疲れさまでした。
またこの戦場でお会いしましょう!
※余談
去年の後半あたりから始まっていたビ筑本戦のストリーミング放送。
やっているのは知っていましたが、今回初めてアーカイブスを見てみました。
出走待機などで見れない自分の前後のドライバーや、他クラスの人の走りを全般に渡って見返せるというのは中々面白いですね。
1本目
2本目
画角的にちょっと小さく映っているのは仕方なし。
見たい選手は生で見ろってことですねw
これを機にギャラリーなんかも増えてくれたら面白いなーなんて思います。