NoLimit練の翌日。舞台は桶川の河川敷へ。
日焼け止めを貫通してピリピリするような感触となった腕と顔の痛みもそのままに、こちらのイベントもまたピリピリとする状態からのスタート。
前回賞典ギリギリ届かずの4位だったものの、ポイントはしっかり貰えてたということで、なにげに1位タイでの第3戦。
シリーズ全5戦のど真ん中、気の抜けない戦いとなりそうです。
暑さのせいかエントラントは70台程度と少な目でしたが、参加するミドルBクラスは常連メンバーがそこそこと新規勢で9台のエントリー。
エイトにはキツい時期ですが、頑張っていきたいと思います。
今回のコーステーマは「の」の字ターンということらしく、右に左に「の」の字巻き多数。そして桶川のバックストレート全面を障害物ほぼ無しで使うというハイスピードセクション。
わりと「の」の字巻きが好き(←得意という意味ではない)な自分には楽しめそうなのと、500馬力(久々)のエイトならこのロングストレートはチャンス!と、意気揚々並んだ出走レーンには・・・PORSCHEとか書かれたヤツとか、なんちゃらエボリューションとかSTiとか書かれてるヤツとか、なんか強そうな感じのがずらり・・・
まぁでもどうせレシプロだろうから大したことは無いでしょう(暴言)
ビビらず行ってみましょう一本目。
インフィールドに飛び込んでの逆走は特に規制もなくいつも通り。
1コーナー逆走からのテクニカルセクションは相変わらずのブラインド進入でビビるのもいつも通りw
ちょっとヌルめに進入した割にはターンが大きくなりすぎ、誤魔化し気味にとりあえず引っ掛からないこと重視で突破。
スラロームを抜けていよいよ本領発揮のストレートは気持ちよく3速ぶち込みからの・・・大ジャンプ!
ジャンピングスポットは避けたと聞いていたのにやっぱり飛ぶやんけ!
ビビッて早めに減速してしまい、ちょっぴりグダる。
後半テクニカルの進入をグリップで引っ張ろうとするも、思いのほか曲がらずアドリブで急遽スライドに変更。いまいちキレの無いターンとなりつつも堅実に抜けて、最後の桶川名物オフセットスラロームは得意の卍アタックで突破。
一先ずノーミスで完走し、無難なタイムで置きに行けました。
やらかしに沈んだライバル達のおかげでリザルトは2位で折り返し。
しかしトップとは5秒の大差・・・さすがにこれは覆そうにない・・・
なんかもうこのまま終わりでもいいかなぁ・・・なんて良くないことを考えていたら、EXクラスの途中で天気は急変、土砂降りの大雨。
一瞬にしてコースに川が出来るレベルのゲリラ豪雨で軽く会場もパニック状態。
全車一走目終了時点で一時中断となり、このまま終了か?と、思いきや、今度は快晴に切り替わり、コースの水溜まりも一瞬で蒸発。
どうやらそう簡単に逃げ切りはさせてもらえないようです。
ぽつぽつと小雨になったり晴れたりと落ち着かない天気ながらも、強い日差しのせいで路面はドライコンディションを維持。
ボンネットのダクトカバーを着けたり外したりを何往復かさせられて振り回されながらも競技は着々とドライコンディションで進んでいき、それは自分の番までそのまま回ってきてしまいました。
走るからにはタイムアップを狙っていくしかない。
少なくとも5秒の大差を縮めて完全勝利は阻止しなければ。
少々消極的ながらもブラジルの皆さんに届くアクセルを意識して2本目に挑みます。
テクニカルセクションの出来は1本目同様イマイチながらもアクセル開度は1本目より大きくなった気がする前半戦。
後半に続くストレートは翔んで埼玉上等の全開ブラジルアクセルで大ジャンプ!
かーらーのー・・・踏みすぎてあわやオーバーランw
ステアをこじってギリギリ踏みとどまりましたがちょっと危なかったw
せっかくの攻めた分が大幅な回転数ダウンでロスしてしまいましたが、落ち着いてスライド前提の組立で後半戦も完走目指して安全運転。
なんとかペナルティ無しで帰って来れて、結果はなんやかんや2秒短縮。
やはりアクセル踏み抜くのが効いてはいるんだけど、それ以外の改善が出来ずにトップには届かず、2位キープでフィニッシュ。
悔しさは残るけど、今回のコースは思いのほか引っ掛かる人多数だったようなので、安定して走れた技術はちょっとドヤってもいいかなと思いましたw
やっぱりコテコテテクニカルなコースは好きです。
今回トップだったCR-Xさんは1戦目での優勝と合わせて通算40Ptとなり、シリーズ1位に。
しかしたまさのも皆勤賞パワーと地味に上位入賞連続でこちらも40Ptのシリーズ1位タイ継続。
ここからの後半戦も気を抜けません。
酷暑に豪雨とすさまじい天気に振り回されたOSL第3戦でしたが、オフィシャルの皆様、参加された皆様、お疲れさまでした。
次回はまた間が開いての11月。
肌寒くなり、翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~公開頃の再会となりますが、皆様また元気に桶川河川敷でお会いしましょう。