関東近郊の大雨被害に遭われました方々にお見舞い申し上げます。
なんかここ数年は毎年のようにこの時期に災害級の大雨になりますね・・・
幸い北関東、筑波サーキット周辺は平和なもので、ビ筑第3戦も無事に開催となったわけですが、そこそこの人数がキャンセルしていらっしゃったのでちょっぴり心配です。
何事もなく次戦でリベンジを果たしてくれると嬉しいですね。
さて、気を取り直してビ筑第3戦。
前半戦も折り返し地点です。
前週のメンテナンスでバッチリ仕上がった愛機とともに訪れた前日練習会。
予報通りの雨でウェット路面でのスタートとなるわけですが、新アイテムのトラクションアップフレームや、レインタイヤと呼び声高いR1Rを引っ提げての挑戦は、この時期にしては低い気温も相まって、ちょっぴり期待も持ちつつのスタートとなります。
挑むコースもなかなかテクニカル。
ウェット路面でのこの配置はエイト的には結構ツライ感じもありますが、ドライバー的にはわりと好み。
翌日の本番もウェット路面となることが想定されますし、きっと第2戦のあっさりレイアウトの反動でコッテコテになるんじゃなかろうかとも予想できるので、ここでしっかりと修行しておきたいところです。
まずは様子見1本。エアはやや高めの冷間2.6k。
まぁ予想通りズルズルと滑って進まない立ち上がりと、気を抜くとすぐ吹っ飛びたがる高速セクションを抑え込み、無難には完走しますが・・・うーん、思っていたより装備の恩恵は感じられないぞ・・・?
まぁスピンやらPTやらもない無難なところで、他のドライバーと比べてもそこまで悪くは無さそうな結果に安堵しつつ、2本目以降でその無難さをそぎ落としにかかります。
続く2本目。ややマージンを削りつつも抑えるところは抑えるを意識し、これまたノーミスで無事帰還。
悪くはないけど良くも無い。
特に立ち上がりの遅さは顕著で、ちゃんとドアターンで曲がれているはずでも立ち上がりでスピードが乗っていかない。こういう時はややRを大きめに取った方が良いのだろうか・・・?
そんな感じでそこはかとないモヤモヤを抱えていると・・・強豪ドライバー達に次々とブチ抜かれていくじゃないですかw
A2陣はもとより、SF、NF参戦組からも軽ーく秒殺。
鷹なんとか君あたりには5秒差もつけられ、お話になりませんw
とりあえずもっとエア入れてみるかと温間3.0まで追加注入し、鷹なんとか君の「今のコンディションなら案外路面食いますよ」とかいう話を信じて3走目で気張ってみるも・・・9番から流しっぱのドリフト祭り。
あれでスピンしないだけ我ながら上手くなったなぁと感心しても遅かったら意味がありませんw
そうこうしているうちに降ったり止んだりの天気は止んだままとなり、少しずつ路面状況はドライ方向に変化。
うーん、嬉しいんだけど明日の本番はウェットだろうし、今はウェット路面を練習したいんだけどなぁ・・・
そんな願いは届かず午後からはドライ路面。
仕方ないのでエアを2.5まで落としてふつーに走ります。
たまたまウインナーみたいな名前の人が撮ってくれてた回のやつ
路面変化に追従できなくて引っ掛かったりしてた微妙走りながらもタイム的にはウェットの時のような大差はつけられず、ベストの回にはそう悪くない結果も出せました。
でもなー、本番はウェットだろうし、こうもいかないんだよなーw
なんともスッキリしないまま練習会を終えて、この天気が続かねーかなぁと無理な願いを祈りながら本番を迎えます。
そして翌日は・・・やっぱり予報通りの雨。
挑むコースは
期待通り(?)前回のあっさり分を取り返すようなテクニカルコースw
コッテコテというと微妙に違うかもしれないけど、ちょん引きサイドを悩まされるような絶妙なアングルの配置はウェット路面だとそこそこ神経を使いそうです。
久々にミスコースの不安も感じるような長めのコースで挑み甲斐はあるんですが、果たして戦えるだろうか?
とりあえずできる限りのことはやろうと手持ちのコンプレッサーで目一杯にエア注入。冷間3.2まで上がりましたが、所詮はパンク修理キットのおまけコンプレッサーなのでこの辺が限界。
まぁエア上げてもそんなに変化は感じないけどプラシーボのつもりでやってみました。
んで練習走行に挑むわけですが・・・あれ?案外いいんじゃないですか?
昨日の午前中ほど滑る感触もなく、悪くない手応え。
遅いことに変わりないけど、それでも多少はマシになるのであればやらない手は無い!
練習走行を終えて早々に、知り合いから高出力のコンプレッサーを借りて、本番までに4輪全部冷間4.0までブーストアップw
ついこないだ見たロードスター耐久の動画でこんくらいまで入れてたから大丈夫だろと根拠もない未体験ゾーンまで行ってみましたw
さすがにここまでやるとあからさまに車高上がったよねw
さぁ!準備万端、どんと来やがれ!
と、意気込みとは裏腹に天気は急変、回復傾向。
まさか?乾くか?乾かないか?
借り物を使ってまで入れたエアを抜くべきか維持するべきか判断に悩むまま、結論を出せずに出走待機。
天気の回復と前走者の走行によって刻刻と変化する路面状況のままスターティンググリッドについた時には・・・ほとんど乾いてるじゃないですかやだーw
微妙にウェットな箇所も残っているものの、ほぼ全域に渡ってドライ状態。
これはエアを下げておくのが正解だった・・・
高速セクションで盛大に吹っ飛び芸もかましてぶっちぎりの最下位リザルト。
さすがにドライ路面でも4.0kは無理ねw
なんとか2本目で取り返したいところですが・・・天気は不安定に降ったり止んだりを繰り返し。
じわじわと真綿で首を締めるような天気に神頼みしながらの昼休憩。
明けてからの2走目ゼッケン1番、10番、20番・・・まだなんとか天気は持ちこたえてる!
どのみちウェットになったら1本目勝負で決まりになるしってことで、決意のエア抜き。
だけど1本、2本と抜き終わったあたりで・・・雨降ってくるんかーい!!
まさにこんな感じ。
もう取り返しつかないから全部抜くしかないよねw
今日はとことん読み合いに弱いぞ俺w
でももうここからの逆転はまず不可能ってことで、ある意味落ち着いて走れそうです。
とりあえずベストを尽くそうという感じで2本目スタート。
遅いけどそれなりに走れた気がする。
タイムも1本目の0.1秒落ち・・・って、どんだけ1本目が遅かったんだって話ですが、まぁいいやw
走り的には頑張ったし満足いく結果かなぁと思うところだけど、ウェット勝負だとA2上位陣とやっぱり4秒近い差で、いかに自分がウェット走行に弱いかを実感する結果となりました。
まぁ言い訳的にエイトの車重とトラクションの薄さっていう特性的な部分もあるんだけど、それでも100kg程度しか違わない86/BRZ相手にこの遅れはいかんともしがたいな。
意識的にできるもんではないけど、ウェットに対する修行をもっとやらなきゃと思いました。
そんな感じで天気に翻弄された二日間。
オフィシャルの皆様、エントラントの皆様、お疲れさまでした。
色々と反省すべきところも見つかったし、タイヤのエア圧や減衰のセットなんかも改めて見直す良い経験となりました。
やっぱウェットで速いヤツが本物なんてセリフもどっかで聞いた気もするし、どうせならそういうところを目指したいところもありますしねw
次回以降のシーズン後半戦はどうなっていくのか?
そして次回は年に一度のTC1000ラウンド。
こちらもここ数年まともに勝った試しがない苦手ステージなんですが、少しずつそういった苦手を克服しながらまだまだ前に進んで行ければと思います。
ではまた8月の炎天下でお会いしましょうw
■宣伝
Zummyさんが書けってゆったのでw
ビギナーズオートテストなる新企画が始まるらしいですよ。
サイド使ってもいいクラスもあるんだとか。
ご興味ある方、よかったらいかがでしょうか。
■宣伝2
8/1のJMRC栃木茨城戦第5戦 NT2クラスが参加者少なくてシリーズ不成立の危機らしいです。
NoLimit基礎練習会の翌日ってことで参加してもいいかなーと思ったんですが、NT2クラスはライセンス必要ってことでたまさの予選敗退(←取る気ないw)
誰かライセンス持ちの人、助けてあげてくださいw