スバル・インプレッサのメカニズムを徹底解説!
思い通りに真っ直ぐに走り、リニアな操舵応答性によってクラストップレベルの危険回避性能と快適な乗り心地の両立を実現した新型インプレッサ。定評ある設計技術をさらに進化させたボディにサウンドや振動特性を徹底的に見直した直噴エンジンや、ステップ制御を盛り込みレシオカバレッジを拡大した新リニアトロニックを組み合わせることでクラスの基準を再定義するに相応しい、高い走行性能が生まれた。
取り回し性を考慮したサイズ
セダンのパッケージング
インストゥルメントパネル
より広くなった後席空間
快適な座り心地が疲れを防ぐ
見たい部分がしっかり確認できる優れた視界
ゴルフバッグを真横に積める使い勝手に優れた荷室
スバルグローバルプラットフォーム(SGP)
各部の剛性を大幅に高めた新たな骨格
高張力鋼板の使用部位
衝突エネルギーの伝達経路比較
剛性の連続性を向上
構造用接着剤の使用部位
骨格結合部の強化を重視した設計
センタートンネル周辺の構造
全車種の骨格をひとつの設計思想で実現
FB20型2.0ℓ水平対向4気筒エンジン
排気量(cc):1995
種類・シリンダー数:水平対向4気筒・縦置き
弁機構:DOHC 16バルブ
ボア×ストローク(mm):84.0×90.0
圧縮比:12.5
最高出力(kW[㎰]/rpm):113[154]/6000
最大トルク(Nm[kgm]/rpm):196[20.0]/4000
使用燃料:レギュラー
燃料タンク容量(ℓ):50
ガス流動の変更による性能向上
ブロック各部の構造の見直し
直噴インジェクター
可変バルブタイミング機構
EGRクーラーの改良
FB16型1.6ℓ水平対向4気筒エンジン
排気量(cc):1599
種類・シリンダー数:水平対向4気筒・縦置き
弁機構:DOHC 16バルブ
ボア×ストローク(mm):78.8×82.0
圧縮比:11.0
最高出力(kW[㎰]/rpm):85[115]/6200
最大トルク(Nm[kgm]/rpm):148[15.1]/3600
使用燃料:レギュラー
燃料タンク容量(ℓ):50
新型リニアトロニック
チェーン変更で変速比幅を拡大
新設定のEGRクーラー
トルクコンバーターの軽量化
フロントデフの構造変更
ダブルウイッシュボーン式リヤサスペンション
ストラット式フロントサスペンション
リヤスタビライザーの取り付け
フロントサスのブレース
アルミ製となったナックル
クイックなステアリングレシオ
ステアリング操舵感の向上
全車に標準装備されるアイサイト
歩行者保護エアバッグ
歩行者保護エアバッグのセンサー
ステアリング連動ヘッドランプ
ハイビームアシスト
後側方警戒支援システム
アクティブ・トルク・ベクタリング
レシオ・カバレッジ
ratio coverage
変速機の変速比幅(適用可能な変速比の範囲)。最大変速比を最小変速比で除した値で、この数値が大きいほど走行性能や燃費性能を改善することができ、4速ATで4程度、8速ATでは8くらいにまで広がっており、CVTは一般に5.5~6程度。CVTの場合、変速用プーリの大径化の制約により多段ATよりも変速比の幅を広げられなかったが、日産とジャトコは副変速機構付きのCVTを2009年に実用化し、乗用車としては最も広い変速比幅7.3という世界一の変速比幅を実現している。2011年には、独ZF社が変速比幅9.84の9速ATを発表し、6速AT比で16%の燃費改善を達成している。2013年発売のホンダのハイブリッド車(i-DCD)では、7速DCTを搭載して変速比幅は9.3と超ワイドで、36.4km/ℓ(JC08モード)の低燃費に貢献している。レシオ・レンジとも。
出典 『最新版 自動車用語辞典』(株式会社精文館)
モーターファンの記事にもあるのですが
トランスミッションの「多段化時代」は終わるか?
従来自社の8速ATを使ってきたGM、そしてZFから8HPの供給を受けてきたフォードは、共同で10速ATを開発した。そのギヤ比はといえば
GM-FORD 10L/10R Series
1速:4.700 2速:2.99 3速:2.15 4速:1.80
5速:1.52 6速:1.28 7速:1.00 8速:.0.85
9速:0.69 10速:0.64
レシオカバレッジ:7.34
このトランスミッションもオーバードライブは3段ある。
となっている。
と
AISIN AWR10L65
1速:4.923 2速:3.153 3速:2.349 4速:1.879
5速:1.462 6速:1.193 7速:1.000 8速:0.792
9速:0.640 10速:0.598
レシオカバレッジ:8.232
両社とも凄い数字を出しているんだけど
現在、最もレシオカバレッジが大きいトランミッションがこれ。 ポルシェ・パナメーラが搭載するZF製8DTだ。8速DCTである。レシオカバレッジは驚異の11.26。
なんだとさ(苦笑)
ちなみに
スバル新型フォレスター、マツダCX-5、三菱エクリプスクロス 最新SUV、どれを選ぶか? 比べてみよう
フォレスター Advance 2.0ℓBOXER4+CVT+モーター
エンジン:2.0ℓ水平対向4気筒DOHC+モーター(13.6ps/65Nm)
最高出力:107kW(145ps)/6000rpm
最大トルク:188Nm/4000rpm
トランスミッション:リニアトロニックCVT
レシオカバレッジ:7.03
駆動方式:フルタイムAWD
エクリプスクロス G 1.5ℓダウンサイジングターボ+CVT
エンジン:1.5ℓ直4DOHCターボ
最高出力:110kW(150ps)/5500rpm
最大トルク:240Nm/2000-3000rpm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF
レシオカバレッジ:6.96
これくらいに最近のCVTはお利口さんになっております。
ついでだからこっちも貼っておくかな
北米で売れてるスバル車・マツダ車は? スバル vs マツダ 8月の陣 inノースアメリカ
スバル・オブ・アメリカとマツダ・ノースアメリカ・オペレーションズ(MNAO)は、2018年8月の月間セールスを発表している。せっかくなので、両社の北米での成績を比べてみよう。
自動車メーカーにとって最も重要な市場は、いまも昔もアメリカだ。特にスバルにとっては、アメリカはメイン市場。2017年は107万台のうち72.8万台(カナダ含む)が北米市場で売られている。北米市場はスバルの世界販売のじつに68%を支えているのだ。
一方のマツダは、156万台(17年3月期)の世界販売のうち、北米が約43万台で約28%を占める。
というような概要はともかく、せっかくなので、スバル vs マツダ in North Americaをお届けしよう。
まずは、スポーツカー編
スバルBRZ 383台
スバルWRX/STI 2523台
マツダMX-5(日本名ロードスター) 1169台
BRZとロードスターではロードスターの圧勝。WRXは北米で根強い人気があって昨年の8月期よりもセールスを伸ばしている。
次は、セダン・HB系
スバル・レガシィ 3452台
マツダ6(日本名アテンザ) 2323台
こちらは、レガシィの勝ち。レガシィ、アテンザともに、現行モデルになってかなりの時間が経っているから、17年8月期と比較してセールスを落としている(レガシィ 420台→3452台・アテンザ 3323台→2323台)
スバル・インプレッサ 8154台
マツダ3(日本名アクセラ)5597台
インプレッサは、昨年からプラス9.3%。アクセラはマイナス17.1%。
まずはライト級から
スバル・クロストレック(日本名XV) 1万11900台
マツダCX-3 1481台
ここはXVの圧勝!
次はミドル級
スバル・フォレスター 1万5435台
マツダCX-5 1万2970台
なかなかの好勝負だ。しかし、フォレスターは新型モデルに切り替わる前の数字だから、きっと今年後半はCX-5に差を付けていくことになるのではないか。
そして、日本では売っていない大型SUVの戦いはどうだろう?
スバル・アセント 4235台
マツダCX-9 2276台
とデビューしたばかりのアセントが強い! と言っても、CX-9のセールスも好調で昨年同期比で26.4%の大幅像だ!
やべ…スバルの事を書いていると見せかけてポルシェというかZFの8速DCTすげぇ~って話になってしまったかもwww
Posted at 2018/09/14 22:14:27 | |
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富士重工 | 日記