2018年09月21日
トヨタ センチュリー GRMN、世界に1台しかない豊田章男社長専用車がサプライズ登場…市販化は?
日本自動車工業会が入居する東京・港区の日本自動車会館の玄関前に横付けされたトヨタ自動車の新型『センチュリー』。その後部座席には、玄関前で自工会主催の東京モーターフェス2018をPRするため撮影を終えたばかりの豊田章男・トヨタ社長が乗り込んだ。
自社製の超高級車に社長が乗るのは、ごく普通の光景といえるが、その真っ白なセンチュリーは、トヨタのモータースポーツカーブランドGRの最上級仕様である『GRMN』でカスタマイズされた、世界で1台しかない特別なクルマだけに報道陣も色めきだった。
6月に21年ぶりのフルモデルチェンジで発売されたばかりの新型センチュリーは初のハイブリッド仕様となったが、豊田社長を乗せた真っ白なセンチュリーGRMNもハイブリッド車らしく物静かにさっそうと走り去っていった。ちなみに市販化の予定は現時点でないとのことだ。
夢か幻か!? 世界唯一の社長専用車!? センチュリーGRMNが東京に出現
「センチュリーをGRMNにして乗ってみたい」。そんな発言をしていたトヨタの豊田章男社長。
そして2018年9月上旬、ツイッター上で愛知県の陸運局でのセンチュリーGRMNらしきクルマの目撃例が投稿された。
チューニングショップがやったにしてはよく出来すぎている。でもトヨタがセンチュリーでGRモデルを作るか!?
なんて思っていたら本日行われた自動車工業会の定例会見に、センチュリーGRMNらしきクルマに豊田社長が乗ってきたじゃないですか!! サプライズ過ぎるよ!!
いま現段階でわかっていること、レポートします。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部
■陸運局で目撃されたセンチュリーGRMN
2018年9月上旬、ツイッター上で話題になっていたセンチュリーのGRモデルらしきクルマ。たしかに以前、豊田章男社長は「センチュリーをチューニングして乗りたい」(下の動画の45分頃から)と発言していた。
とはいえですよ。トヨタの、否、ニッポンのフラッグシップであるセンチュリーを、その製造メーカーであるトヨタがチューニングするなんて考えにくい。
しかしツイッターで話題になったセンチュリーGRMNの完成度は、チューニングショップがやったというにはどうも綺麗すぎる。
じゃあトヨタが作ったと思うのが常だが、キャンバーまでガッツリついているし、正直なところ「トヨタがここまでやるかね~!?」とも感じたわけです。
真実を求めてトヨタ広報部に取材したところ「今後の製品展開にも関わることですのでコメントすることはできません」とのこと。
否定をしないということはトヨタが何らかの目的で制作した1台になる。
■突如として報道陣の前に現れたセンチュリーGRMN
そして月日は流れて2018年9月20日。東京都港区の日本自動車会館にて、自動車工業会会長(豊田章男氏)の定例会見が行われるとあって報道陣が詰めかけた。
今回の会見のテーマは「自動車税制・通称」および「東京モーターフェス2018」。自動車メディア以外にも、新聞各紙や経済誌など、多くのメディア関係者が集まった。
一連の取材が終わりふと道路を見るとそこには白いセンチュリーが待機していた。むむっ、なんだか様子がおかしい。
黒のリップスポイラー、そしてフロントグリルには「GRMN」のバッジ。まさにあの陸運局で目撃されたセンチュリーそのものだった。
ナンバーも取得されていることから完全なる合法仕様だ(当たり前だけど)。
そしてブレーキキャリパーはホワイトの対向キャリパー。この辺りはこれまでのGRモデルを踏襲しているようだ。
ホイールは社外品の軽量そうなアルミホイールへ交換されている。うーむ、かっこいい。
ちなみにタイヤはヨコハマタイヤのアドバンブランドだ。やる気満々。
■センチュリーGRMNでドリフトは禁止!?
豊田社長はまるで自慢のコレクションを披露するかのように「これいいでしょ、まだ一般販売する予定はないんだけど」とコメント。
ナンバーは希望ナンバーの「1867」。トヨタグループの創始者である、豊田佐吉翁の生まれた年を指す。
この年の100年後、つまり1967年に初代センチュリーが生まれる(センチュリーは豊田佐吉翁の生誕100周年記念車でもあった)。
その豊田佐吉翁の曽孫にあたり、レースにも出場するほど運転が大好きな豊田社長。しかしながらまだハンドルを握っていないようだ。
「ドリフトはするなって言われました(笑)」とすでに釘を刺されているようだが、世界に一台のセンチュリーGRMNのフィーリングはどのようなものなのか。
豊田社長!! 試乗されましたらベストカーにコメントください!!
豊田章男社長の愛車は「トヨタ・センチュリーGRMN」! 特注のチューニングモデルで東京モーターフェス2018に登場か?
この秋、2018年10月6~8日にかけて開催される自動車工業会主催『東京モーターフェス2018』の開催概要ならびに自工会の定期記者会見のため、自工会の会長である豊田章男トヨタ自動車社長が登場しました。
フォトセッションでは、東京モーターフェス2018の大きな呼び物とも言える「バック to the バブル」に登場してバブリーダンスを披露する予定の「登美丘高校OG」とともに、豊田章男会長は振り付けを習いながら楽しげに盛り上げてくれました。
が、それ以上に我々自動車系記者団を喜ばせてくれたのが豊田章男社長の愛車「センチュリー」です。自動車メーカーの社長がそのメーカーラインアップの中の最高級車に乗るのは不思議でもなんでもありません。が、実は豊田章男社長の普段の足はアルファードと言われていますが、今回は話題作りも狙ってか、特注のGAZOO Racing「GRMN」仕様新型センチュリーで来ていたのです。
このセンチュリー、豊田章男社長自らが「より良いクルマを作る」ための前線基地とも言えるGR部門にセンチュリーをベースにレーシングカーの要素を入れて作るように指示したと言います。
その意図するところは、話題作りというよりも、現場の士気を高めることや「考えているくらいならやってみよう」という雰囲気作りを目指したのではないかと思われます。
外観はホワイトのボディにエアロパーツとアルミホイールが光ります。車高はちょっと下げられているようです。フロント周りはデザインを少し変更され、トヨタのスポーツカーの象徴でもあるGRMNバッチが光ります。
ナンバープレートの「1867」は、1867年(慶応3年)2月14日にトヨタグループの創始者「豊田佐吉」が遠江国敷知郡山口村(現静岡県湖西市)で出生した年でしょう。
ブレーキローターも大径化されているようで、キャリパーもおそらく特注品でしょう。タイヤはスポーツカーらしく高級車らしからぬYOKOHAMA ADVANです。
残念ながらエンジンなどパワートレインには変更ないとのことですが、5L・V8エンジンのハイブリッドシステムで十分との判断かも知れません。
聞くところによると、プライベートでは自らハンドルを握る豊田章男社長ですが、お仕事では東京-名古屋間くらいの移動は主に新幹線を使い、駅までは運転手付きの車両で移動するとのこと。このセンチュリーGRMNは、イベントなどに駆けつける時に使われるのではないか、とのこと。
ということは、東京モーターフェス2018の初日、マツコデラックスさんとのトークショーが予定されている豊田章男社長がこのセンチュリーGRMNでお台場地区を移動する可能性大です。
もしかすると、そのセンチュリーGRMN目撃情報がモーターフェスそのものよりも話題になるかも知れませんよ。
このセンチュリーGRMNを探しに東京モーターフェス2018に行ってみるのもいいかも知れませんね。
(clicccar編集長 小林 和久)
『東京モーターフェス2018』が10月6~8日に開催。会期初日はマツコ・デラックスと豊田会長の対談も
一般社団法人日本自動車工業会は10月6~8日に、東京・お台場の特設会場で『東京モーターフェス2018』を開催する。
自動車の祭典である東京モーターショーと交互に開催されている東京モーターフェスは、クルマやバイク、商用車などが一堂に会するイベントだ。2018年は“平成最後”の開催ということで、平成を彩った名車やブームをふり返りつつ、大人から子どもまで楽しめるイベントになるという。
具体的には、バブル期に発売されたトヨタ・スープラやホンダNSX、ミツビシGTOといったクルマ、ホンダNSR250Rといったバイクの展示、“バブリーダンス”で一躍有名になった大阪府立登美丘高等学校ダンス部OGとドリフトパフォーマンスが競演する『バック to the バブル!!』が行われる。
そのほか、プレイステーション用ソフトのグランツーリスモともコラボレーションし“e-circuit”と題したe-スポーツイベントを開催。当日はFIAとグランツーリスモで開催している『FIAグランツーリスモチャンピオンシップ』のワールドファイナル出場者決定戦、リージョンチャンピオン決定戦が行われる。
またトヨタとホンダ、ニッサン、マツダ、スバル、ミツビシといった自動車メーカーによるエキシビションも開催。e-スポーツの強豪プレイヤーや脇阪寿一、新井敏弘といったレーシングドライバーが腕を競うとのこと。
加えて、平成に入ってから一大トレンドを構築した“痛車”が集合する『痛車天国in TMF』なども開催される。
また、会期初日の6日(土)には人気タレントのマツコ・デラックスさんと、トヨタ自動車社長で日本自動車工業会の会長である豊田章男氏とのスペシャルトークショーも開催される予定だ。
■お台場特設会場は過去最大規模での開催
2018年の東京モーターフェスは東京臨海副都心の青海地区に第一特設会場、第2特設会場を設けるほか、新交通ゆりかもめの船の科学館駅とりんかい線の東京テレポート駅をつなぐような形になっている遊歩道エリア、センタープロムナード、そしてMEGA WEBの計4会場を使用。過去最大規模での開催となる。
メインステージに位置付けられる第一特設会場では上述したダンスとドリフトの競演や最新乗用車、商用車、二輪車の試乗プログラムなどが行われる。
メインステージより広い敷地となる第二特設会場ではラリーマシンなどのデモランやトライアルバイクのショー、痛車天国といったコンテンツが行われる。同エリアにはトミカも出展してジオラマ展示、限定モデル販売なども予定されている。
この第一、第二会場とMEGA WEBをつなぐ形となるセンタープロムナードにはレーシングカーやカスタムカー、ハイパフォーマンスカーの展示が行われるほか、小型モビリティの試乗体験なども実施予定という。
最後の展示会場となるMEGA WEBでは“e-circuit”のほか、女性向けビギナードライバー運転講習などの会場として利用される。
2016年開催時より、参加メーカー、出展台数、プログラム数などを含めて、規模が大型化している2018年の東京モーターフェスは10月6~8日の11~17時までの開催。入場はこれまで同様、無料だ。
従来の自動車展示に加え、e-スポーツ大会の併催や痛車の展示イベントを開催するなど、新たな取り組みを打ち出している東京モーターフェス。会場は首都圏からアクセスしやすいお台場となっているので、友人や家族を連れて足を運んでみてはいかがだろうか。
イベント概要などは東京モーターフェスのホームページまで。
ついでだから
センチュリーに乗る、センチュリーを語る──大谷達也編
私にトヨタ センチュリーについて語る資格なんてない。
1960万円の価格ではとうてい手が出ないことも理由のひとつだけれど、それ以上に、私とは遠くかけ離れた存在であることが大きい。こんなことを言ったら僭越だが、値段が倍以上もするロールズ・ロイス ファントムのほうがセンチュリーよりずっと身近な存在と思えるくらいだ。
なにしろ、ファントムは国際的な商品として世界中で販売されるリムジン。したがって、価格はどんなに高くても1台の自動車として公平に評価することができる。いっぽうのセンチュリーは日本専売モデルで輸出はされない。しかも月販目標台数は50台とごくわずか。つまりセンチュリーは、日本在住で日本製リムジンを必要とする一部の顧客に向けて作られた製品なのである。
しかし、私の知人にそのような人はいないし、もし所有する人がいても、それがどんな人でどんな暮らしをしてどんな嗜好を持つ人なのかは想像もつかない。きっと由緒ある日本の企業家や、公的に高い地位にある人なのだろうが、想像が及ぶ範囲はその程度。私にセンチュリーを語る資格がないと思うのは、このためだ。
それでも、一介の自動車ライターがセンチュリーに乗ってどう思ったのかを知りたい読者もいるのだろう(そう、いまこの記事を読んでいるアナタこそ、その読者である)。そこで、ごく当たり前の自動車ライターが普段と変わらない基準でセンチュリーを評価したらどんなふうに映るのかという視点で、この記事をしたためることにしたい。
まず、誰もが気になるはずの後席を確認した。
全長が5335mm、ホイールベースが3mを越えるセンチュリーの後席が狭いはずがない。身長172cmの私が“だらっ”と腰掛けても、私の膝と前席の背もたれの間には50cmではきかないほどのスペースが残っていた。また、パーティションと呼ばれる間仕切りこそないものの、後席から見ると2脚の前席とその間に置かれた大型ディスプレイによって視界はぴったりと埋め尽くされており、同じキャビンのなかにあっても前後別々の独立した空間であることを強く意識させられる。
そしてもちろん乗り心地は優れているし、静粛性も高い。同行したスタッフからは、「思ったほど静かじゃない……」なんて声も聞かれたが、大型セダンの標準と比べても私は十分に静かだと思うし、路面からの無粋なショックも巧みに遮断してくれる。おまけに、昔のアメ車みたいにフワフワとピッチングが続くこともなく、ボディーが大きく浮き上がるようなうねりに遭遇しても上下動はすーーっと収まる。この辺は、なかなか優れた設定だ。
センチュリーの本来のお客さまは後席に座るはずだが、運転してみるとどんな印象を抱くのか、試しに運転してみた。
決して悪くない、と思った。ワインディングロードを攻めればアンダーステアも強まるけれど、その変化の仕方が自然で予想がつきやすいし、危険とも思えない。排気量5.0リッターのV8エンジンにハイブリッド・システムを組み合わせたパワートレーンは、トヨタのハイブリッド特有の“ブワワン”とした加速感ではなく、もっと節度ある手応えを示してくれて好ましい。ブレーキペダルの感触もよく、停止寸前に特別なテクニックを使わなくともすっと停まって揺り返しを起こさないから、後席に腰掛けるお客さまに不快な思いをさせなくて済むだろう。
エクステリアデザインはサイドから見たときのプロポーションがいい。ボンネット、キャビン、トランクルームの配分が見事でセダンとしての落ち着きを感じさせる。全高に対するタイヤのサイズも適切で、貧弱な印象を与えない。後ろにいくに連れて微妙にキャラクターラインが下がっていくのは大型サルーンの定石ともいうべきもので、エレガントで品がいい。“神威”の愛称を持つエターナルブラックと呼ばれるボディカラーは、手間ひま掛けて仕上げられることが誰にでもひと目でわかるツヤと深みを備えていて、手で触るのがためらわれるほど。このクオリティは、どんな高級車メーカーでも再現が難しいトヨタの独壇場というべきものだ。
手の込んだ細工はボディー内外のいたるところに施されている。鳳凰を象ったフロントグリル内のエンブレムは、職人が1カ月半かけて作り上げた金型から製作されるとか、フロントグリルは縦格子の奥に日本伝統の七宝模様を重ねた二重構造になっているなど、そういった例は枚挙に暇がない。それはインテリアも同様で、天井には紗綾形崩し柄の織物が、本杢パネルには柾目材が用いられているそうだ。
でも、私の目には手が込んでいることはわかっても、残念ながら魅力的には映らなかった。それは私がそれぞれの模様に込められた意味(卍を組み合わせた紗綾形崩しには“不断長久”の意味があり、家の反映や超順を願う文様とされているそうだ)を理解していなかったことや、単純に個人的な趣味嗜好との違いというのも関係しているのだろうが、それ以外にもうひとつ理由がある。
たとえひとつひとつがどんなに立派なものでも、全体で表現しようとする統一感や世界観が私には見えてこないのだ。
たとえば、自宅のリビングルームを思い起こして欲しい。そこにどんな高級な調度品をたくさん並べても、趣味や時代性がバラバラだったら統一感や世界観は生まれない。むしろ雑然としていて趣味が悪いと思われるだけだろう。
もしもひとつの部屋としてまとまりを出すのなら、高級品をいたずらに並べるだけでなく、場所によって緩急をつけるべきだ。そうやって、見せるところと見せたくないところを明確に分けたほうが意図は明確になるし、センスがいいようにも思えるのではないか。
いやいや、やめておこう。私は由緒ある家柄の方がどんな部屋で暮らしていて、どのような調度品に触れながら毎日過ごしているのかを知らない。それを知らない人間がセンチュリーのインテリアをあれこれ批評するのはお門違いだ。たわごとはこのくらいにしておこう。
それでも、妙にぎらついたところがなく、どこか控えめに思わせる点にセンチュリーの奥ゆかしさを見たような気がした。これこそ、古くから私たちに息づく日本人の心というものなのだろう(か)。
高級感ありながらなので良いんじゃないか
究極の社長専用車「センチュリーGRMN」がスーパー耐久もてぎ戦に現れた!
トヨタ自動車の豊田章男社長専用車といわれるトヨタ センチュリーGRMN。自工会の会合に豊田章男社長が乗りつけたことでその存在が公のものとなったトヨタ センチュリーGRMNが、ピレリスーパー耐久シリーズ2018 第5戦 もてぎスーパー耐久 5Hours Raceのパドックに現れ、場内は騒然。
ボディはパールホワイトとなっていますが、これは完全に専用色。なぜならノーマルの新型センチュリーには白もしくは白系のボディーカラーは存在しないのです。
少し車高が落ちている感じがしますが、正確に何センチ落ちているかは不明。
控えめなフロントスポイラーやサイドスカートなどはブロンズカラーのミラー仕上げ。そしてホイールに目を向けるとブレーキキャリパーが明らかに別物です。
BBS製の鍛造ホイールの中に見えるキャリパーにはGazoo RacingのGRのロゴマーク。このキャリパーの自己主張はかなり強い!
リアブレーキのキャリパーは小さいのでGRのテーマカラーのみが記されます。BBS製ホイールのセンターキャップにはセンチュリーの鳳凰のマーク。おそらくはワンオフの品であると思われます。また、タイヤはADVAN Sportの245/45-19インチ。
控えめなリアスポイラーはカーボン製。そして誇らしげに光るGRMNのエンブレム。
下回りを覗いてみるとフラットボトム化されているのがわかります。しかし、ノーマルもフラットボトムになっているかを確認したことがないのでこれがノーマル形状なのかどうかは定かではありません。
ただしマフラーはノーマルのようです。
GRMNを謳うということはスポット増しやボディダンパーなどで車体剛性をアップしている可能性があります。トヨタから公式な見解は得られていないので想像の域を出ませんが、その乗り心地はかなり締まったものではないでしょうか。
豊田章男社長専用車として実際に存在するセンチュリーGRMN。それを欲しいという富裕層の方は絶対にいるはず。その場合に果たして受注に応じるのか?そしてもし受注を受けた場合にその価格はどれくらいになるのか?センチュリーGRMNに対しての興味は尽きません。
(写真・文:松永和浩)
報道陣も騒然! 豊田章男社長が乗り込んだのは世界に1台だけのトヨタ・センチュリーGRMN!
サスペンションチューニングやボディ剛性を高めた特注仕様
9月20日、一般社団法人日本自動車工業会(以下自工会)は、日本自動車会館で定例記者会見を行った。自工会会長を務める豊田章男さん(トヨタ自動車代表取締役社長)は会見後、颯爽と真っ白なトヨタ新型センチュリーに乗り込んだ……。いや、クルマの様子が何か違うぞ! グリルに燦然と輝く「GRMN」バッヂ! そう、これはかねてから噂されていた「センチュリーGRMN」だ!
そもそもの発端は2017年の東京モーターショーのトヨタブースにおけるトークショーで、豊田章男さんから出た「(新型センチュリーを)GAZOO RacingのGRMN仕様に仕立てたい」というコメントだ。そのときはリップサービスかと思いきや、まさか本当にGRMN仕様を製作していたとは……。「実車が完成次第、仕事先に乗っていく」というひと言を今回実現してしまったというわけ。
トヨタ自動車広報部によると「GRの方向性を探るもので、車両製造する上での研究とPRを兼ねた特別な一台です。フロントとリヤの意匠変更、サスペンション、ボディ剛性に変更を加えており、後席の乗り心地を維持しながら、運転する楽しさを追求しています」
なお、パワートレインの変更は行っていないとのこと。 上記情報に加え、筆者が確認できたのはフロントのブレーキキャリパーは大型のものに交換され、ホイールはBBS、タイヤはヨコハマのADVAN Sportだった。 豊田会長に印象を伺ったところ「自分で運転したことはありません。ドリフトするなと言われていいます(笑)。品良く乗ってくれと言われていますね」
10月6日(土)から東京・お台場で開催される「東京モーターフェス」には、ぜひこのセンチュリーGRMNで豊田会長に登場していただきたい!
Posted at 2018/09/21 21:45:50 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2018年09月21日
Q1. 車種名・年式・型式
回答:スバル インプレッサG4・H24年12月・DBA-GJ7
Q2. バルブ形状とfcl.パワーアップキットのタイプ(例:D4S タイプA)
回答:D2S・D2R Dタイプ
この記事は
みんカラ:週末モニターキャンペーン【fcl.純正HIDパワーアップ】 について書いています。
※質問項目を変更、削除した場合、応募無効となる可能性があります。
Posted at 2018/09/21 21:38:00 | |
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プレゼント | タイアップ企画用