こんにちは、スタッフSSです。
今回は早起きして茨城県の取手にやってきました。社用車はないので、電車でトコトコ。でも近いんですね、取手って。
上野から常磐線の特別快速で30分ちょい。というわけで、取手駅からタクシーで向かったのが、今回ご紹介するクルマ好き達の駆け込み寺であり、
「引っ張りタイヤの総本山」とも呼ばれる
持ち込み取り付け専門店
『ガレージSD茨城取手店』さんです!
タイヤ交換をはじめ、
オイル交換やナビ、オーディオの取り付け、
HID・LED加工からワンオフ加工、
洗車はもちろん
コーティング、車検や板金、通常の整備もなんでもござれ、さらには
中古車販売や買い取り、オークション代行に廃車引き取りまでやっちゃいます!
ふぅ、ちょっと順を追ってお伝えしていこうと思うんですが、なんにせよやっていることが多岐にわたるので、的を絞ってお話していきましょう!
お話をうかがったのは、こちら!
工場長の倉持さんです!
倉持さんは某ドイツ系ディーラーのメカニック出身で、一見怖そうに見えますが、その実とても怖い、じゃなかった、笑顔の優しい工場長です。
まず、ガレージSDさんの特徴を聞いてみると、「クルマの整備に関することなら、ほとんどなんでもやっています。お客さんがパーツを持ち込んで、それを交換したり、取り付けたりを、
お客さんの財布の負担を少しでも減らすようになっています。あと、
うちは、『まず断らない』がモットーなので、リピート客が多いですね(笑)」と笑う倉持さん。
ガレージSDさんの店舗は、どこからどう見ても、元ガソリンスタンドの居抜き物件なのですが、これもお店を飾る余裕があるなら、その分お客さんに還元しようという心意気なのですね。
例えば作業依頼が多いというタイヤ交換に関しては、廃タイヤが週に通常で約150本、多い時では週200本の廃タイヤが出ると言います。
「毎週、廃タイヤの回収を頼まないといけない」というほどの廃タイヤは、どこから出るのかと言うと、もちろん今の季節はスタッドレスからノーマルタイヤへの交換もありますが、多いのがネガキャンのいわゆる「引っ張りタイヤ」の交換なんです。
数年前に掲載された某「ドリフト天国」誌では、『引っ張りタイヤの総本山』と紹介されるなど、ガレージSDさんは、知る人ぞ知る、引っ張りタイヤのエキスパートなのでした。
ネガキャンが付いているタイヤは当然タイヤの内側が早く減るわけで、極端な例だと、「イベント出展用のお客さんの場合、150km走るとタイヤがダメになるケースもあります(笑)」と言いますが、とにかく交換頻度が通常使用に比べて異常に多い。
しかも、ガレージSDさんは、ドリフト走行会なども主催しているので、ドリフト好きなお客さんや、筑波サーキットが近い土地柄、サーキットを走るお客さんも多いのです。当然、
タイヤの減りが早く、交換も頻繁。
となると、なるべく安くしたいけど、でもイベントのためにタイヤだから、なるべく引っ張りたい(=つまり施工が難しい)、サーキットを走るんだから信頼性も大事、という難しいお客さんの要望に、ガレージSDさんは日々、応えまくっているわけなんですね!
タイヤ交換のノウハウが半端ないガレージSDさんですから、欧州車に多い
ランフラットタイヤや、大径タイヤの交換も安心して任せてオーケー。作業時間も軽自動車4本交換で
最短で10~15分と、少ない待ち時間で交換可能です。
アクアのタイヤ交換風景がYOU TUBEにアップされていますが、ガレージSDさんの仕事ぶりが伝わるでしょうか?
まさに、早い・安い・上手いというどこかで聞いたフレーズがぴったりの
タイヤ交換のエキスパートなんですね!
ちなみにタイヤの価格は、
脱着→組み替え→バランス取りの基本セットで14インチまでなら1本あたり700円、15インチで800円、16インチで900円、17インチで1000円、18インチで1500円…と明朗会計。
ってか、安すぎないですか!?(笑)
タイヤ交換の現場を見せていただくと、こんな感じで、配送されてきたタイヤがポコポコ置いてあります。「ネットでタイヤを買ったお客さんは、配送先をうちにしてもらうこともできます。」なるほど、2人乗りのオープンカーとかのお客さんだと、トランクに入れて持ち込むって難しいですもんね。
中に入ると、見慣れないアイテムが。これは、引っ張り界隈(というのでしょうか?w)では、
「チーター」と呼ばれていて、正式には
「ビードブースター」といわれるアイテム。
コンプレッサーで圧縮したエアをタンクに貯めて、おりゃーっ!と一気にタイヤ内に放出することで、ビードを上げる(はめる)ためのアイテムなんですね。引っ張りタイヤは、引っ張れば引っ張るほど、難易度が上がるわけですが、ビードブースターに書かれた「ひっぱり歓迎!」の文字からもわかるように、ガレージSDさんの、
『まず断らない』精神はこんなところにも見て取れますね!
と、我々取材班(といっても2名ですが)への説明の合間に、何やら削り始めた倉持さん。
お客さんの持ち込んだバンパーの導風カバーを、フォグランプを避けるように加工しているところでした。本来この部品はフォグ無しのバンパー用なので、純正OPのフォグが付いている場合は本来なら付きません。しかし適合に難ありの物や、加工が前提のものでも、この様にどうにかしてくれるので、まずは相談してみてくださいね。
さて、タイヤについてたっぷり見せていただいた取材班(2名)が続いて見せてもらったのは、
スナップ・オンの『PS134PRO』! これから暑い季節に活躍してもらうエアコンのための、頭のいいメンテナンスマシンなんですね。
エアコンシステムの点検から、エアコンガスの回収そして再生、真空引き、充填、そして、エアコンオイルの補充まで、エアコンに関する様々な作業が完璧にできてしまうこの『PS134PRO』。
なかなかに高価なこちらのマシン。これはオフレコですが、近ばの某ディーラーさんが作業を依頼しに来るとか来ないとか(来ますが)。今ならキャンペーンで
激安9800円で施工可能! しかも同時施工の場合は、2台以上の同時施工で特別割引があります。たぶんこの価格、他で聞いたら、恐らくびっくりされて、ダマされてるよ!と言われちゃうレベルかもしれません。もちろん、ダマされていないのでご安心を!(笑)
エアコンの効きが最近悪いとか、ディーラーでエアコンガス補充が必要ですと言われたけど●万円の見積もりが来た(高すぎる!)と思っているあなた!今がチャンスですよ!尚、消費税と不足分のガスチャージやオイル注入分は別途必要となりますね!
続いてご紹介するのが、
『コーディング』。塗り塗りしてピカピカにする「コーティング」じゃなくて、
「テ」に点々の付いた『コーディング』です。
BMWなどの外車にお乗りの方ならお馴染みかもしれませんが、コーディングとはクルマに搭載されている車両コンピュータにアクセスして、
通常国内では設定できない機能を変更することができるようにすることなんです。
例えば、
デイライトはここ数年で国内でも解禁されましたが、それ以前のモデルには、海外ではドライバーが自由に設定できるデイライトのON・OFF機能が、国内では設定できないように隠されていることがあります。これを、専用機器でコンピュータにアクセスして、設定可能な状態にしてあげるわけですね。BMWなどでは定番のメニューとなっています。
他にも、
走行中のTV視聴を可能にしたり、
アイドリングストップを基本OFFが通常状態にしたり、モデルによってできることは異なりますが、「え、こんなこともできるの!?」ってことができるようになることも。
もちろん他にもメルセデス・ベンツや
フォルクスワーゲン
ポルシェのカイエンや
911なども施工実績があります。
コーディングできるメニューは、メーカー、車種、年式などでも変わりますが、1項目1万円からで、一度の作業で項目を追加する場合は1項目3000円でお受けしています。まずは現車でご来店いただきたい、とのことでした! 尚、コーディング作業は、お客様の自己責任となりますのでご了承くださいませ!
はい、というわけでいかがだったでしょうか。残りもう少し写真があるので、ここからはダイジェストでご紹介!
フィルム施工やコーティング、鈑金塗装で使用する塗装ブースはもちろん、遠赤外線のヒーターなども完備しています。
積載車も完備しているので、事故や故障の際のレッカーもお任せできますね。
オークションで見つけてきたS15シルビアが、この時は4台。「ドリフト好きなお客さんのために、オークションの落札価格に、持ってくる手数料乗せただけで、
儲けはありません(笑)」ご、豪快すぎる!
先代リーフのオーディオ交換作業中の店長。お客さんは70代のおじいちゃん。「うちはお客さんの幅が広いんだよね(笑)」
メインの作業ピット。この日も平日にも関わらず、入れ替わり立ち替わりお客さんの愛車が入ってきました。
こちらは倉持工場長のスナップ・オンの工具箱。この中の工具で、お客さんの愛車をばっちり整備しちゃいますよ!
倉持工場長、最後にみんカラユーザーの皆さんにメッセージをお願いします!
「うちは部品の交換は、基幹部品でない限り、リビルド品や中古パーツ、適合する場合は社外パーツを使います。純正の新品じゃなくてはいけない部品ももちろんありますが、そうじゃない部品もたくさんあります。そこで浮いたお金を、お客さんがやりたいモディファイやメンテナンスに回してほしい。そうすれば、
もっと自分のクルマで楽しめるようになりますからね。」
「困ったことがあったら、まずは1回相談してほしい。そして気に入ってくれたら、気楽に遊びに来てほしいですね。また、薄利でやってますから、気に入ったらぜひ友達や知り合いに紹介してもらえるとありがたいです(笑)」と笑う倉持さん。次に来るときは、プライベートで自分のクルマに乗ってきますんで、よろしくお願いします(笑)
社長の口癖が
『用事がなくても遊びに来れるアットホームなお店を目指す』というガレージSDさん。ぜひ皆さん、気軽にのぞいてみてくださいね!(お店は
第二、第四火曜と毎週水曜日が定休日です)
また、現在休業中ですが、
千葉の柏店も早期再開を目指して鋭意努力中とのことですので、千葉の皆さん、もう少々お待ちくださいね!
というわけで、ガレージSDさんのみんカラブログはこちら!
フォローもよろしくお願いいたします!
https://minkara.carview.co.jp/userid/594512/blog/
では、また。