間違いだらけだったポルシェ選び…その2

もう何度か書いたことなのですが…

実は初めてだったのですよ…

ポルシェを運転したのも左ハンドルのクルマを運転したのも「納車」の日…


試乗は助手席で済ませて…

特に運転してみてくださいとも言われなかったし…

こっちも特に運転させてくださいともお願いせずに…

そのまま契約して…


納車の日にファクトリーにお邪魔して…

はい、これですとキーを渡されて…

色々と注意点なども聞いたのかもしれませんが、全く覚えていない…


と言うことで、初めて運転するポルシェで、いきなり自宅まで運転して帰らないといけなくなった…


初めてなことは何よりも自分自身が一番よく分かっていたから、前の晩は寝付けないと言うか、ドキドキでしたよ(笑)


納車の日までに様々なムック本を買い込んで、お勉強もして…

何だかんだ言っても、そう簡単に運転できるようなものではないと言うイメージがあった…


「大丈夫ですから」と言われて、おそるおそる公道に出た…


ホント、あてが外れましたよ。

左ハンドルでもポルシェでも、全く問題なく運転できました。

まあ、これがMT車だったら、右手でのシフトチェンジに多少はまごついたことでしょうけど、ATですから、Dレンジに入れてしまえばシフトチェンジすることもないしね。


目の前にあるハンドル、そして目の前に急角度で立ち上がるフロントガラスは新鮮でしたが、ガラスの向こうにはフトモモがそそり立ち、そのために見切りがとってもいい…

ルームミラーもサイドミラーもすごく見やすくて、ライカM3のファインダーを覗いているように「見え味」がいい…

初めて運転する左ハンドルだったのに、怖さは全く感じませんでしたよ。


…と言うわけで、さんざん心の準備はしていたのですが、その瞬間はあまりにもあっけなく訪れて…


大変なのは最初だけ、慣れてしまえばダイジョウブ…

思っていた以上にあっけない空冷初体験でした(笑)