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イイね!
2017年03月11日

開幕も近いので久々のF1ネタ!全マシンの雑感です。

開幕も近いので久々のF1ネタ!全マシンの雑感です。 2月に放送した金曜ロードショーの‘さらば・あぶない刑事’で
久々に、あぶない刑事のビックウェーブが訪れていましたw
それが顕著に現れていたブログでしたが・・・
ウィンターテストも終わったし、久々のF1ブログを書いてみます♪

今回のブログの写真は、基本的に左のブログのタイトル画像の
2017F1全チーム&マシン完全ガイドからです。

それにしても、マクラーレンの壊滅的なウィンターテスト・・・
3年目になっても、まともに作動しないPUを持ち込むとは。。。
いまどき、実走行の中から、負荷状況などセンシングして
シミュレーションで環境を再現するのも、マシン開発の一部だと
思います。解析でもベンチでも、です。

それなのに、これほどまでに作動しないPUになっているという事は、ホンダの開発環境が
実走行状態を再現できていない、もしくはマクラーレンMCL32のクーリングやハーネス含む
制御関係が開発前提を守れていない、このどちらかだと想像できます。

解析、シミュレーションと言っても、ただの計算機です。
例えば強度解析は、入力点に力を加えていき、最弱部位の発生応力を求めていきます。
しかし、解析では〇〇MPaの応力が発生すると、その部品が破損するかは分かりません。
その破損するという閾値を決めるのは、あくまでも実機実験であり、その実機と計算機の
コリレーションを取るのも解析の一部で、ノウハウであり非常に重要な部分です。
その実機での実験もリアルワールドが再現できているか?そここそが開発の根源です。

なので、完全に作動してるのにも関わらずパワー不足という開発目標の設定ミスという
初年度の根本的なミスよりは、あまりに情けないですが作動させられていない今年は、
環境が整ってフルパワーで作動するようになれば・・・と希望は持てる状況かと思います。
ま、フルパワーになっても、シャシー側も糞な可能性が消えてないのがね・・・

がしかし、シーズン中のテストが自由にできない近代F1ではウィンターテストを捨てたのは
非常に痛いですよね。鈴鹿までには、まともな状態に・・・今年もコレでいくのかwww

それにしても、こんなにロゴの無いマシン、トップチームの姿じゃないですよね・・・
大きく、マクラーレンの三日月がデザインされて、悪くないデザインだとは思いますが・・・
ホンダとの契約を解除して・・・なんて報道もありますが、ホンダマネー無しで活動できますか?w
ホンダロゴが消えたら、フェイクニュースのCNNのロゴしか残りませんwww



それでは、やーまちゃん的、マシン分類していきます!
フロント・ビューでの分類ですが、意外なグルーピングになったなと思います。
また、違う角度から見ると、違う分類になると思いますけどね。

今回、3つのグループに分類してみました。
視点は、黄色がサイドポッドのインテーク、水色がアッパーサスアーム、
緑がサイドポッド上面で、これらの特徴で分類していきます。

・フェラーリ組
フロントのサスアームは低めで水平、サスアームの上側にサイドポッドのインテークがある
インテークを上に寄せたので、サイドポッドの上面がモノコック上面とツライチでフラット。
クーリングは非常に良さそうで、タイトなエンジンカバーに繋がる様な・・・


・正常進化で革新的なデザイン無しな一般的組
サスアームは下反角が大きく正常進化なグループです。以外にもRedBullもココです。


・メルセデス組
フロントサスを持ち上げて水平でノーズ下エリア優先、アッパーアームがホイルに収まらずw



では、まずフェラーリグループから!
いまや、フェラーリのセカンドチームはザウバーからHAASへとシフトしたと思いますが、
フロントビューで比較する限り、以外にもザウバーがフェラーリ的です。
フェラーリは、ここ数年ずっと冬将軍な傾向ですが、今年は期待しても良いですか?w
とにかく個性的なサイドポッドで、低めに下げたフロントサスはアリソンの置き土産?


唯一の型落ちPU搭載のザウバーながら、コンセプトは今まで通りのフェラーリ的で、
カラーリングもスポンサーロゴが皆無ながら、以外にもカッコ良いw
ブルーにゴールドの差し色、そこに赤いスイスの国旗。トロロッソに次ぐ、No2カラーリング!


フェラーリの新生セカンド、モノコックのシルエットはフェラーリそっくりながら、サイドポッドは
今年のフェラーリというよりも、昨年までの正常進化+αな感じ。
ただ、サスアームの上側に、インテークを持ってくるコンセプトはフェラーリと同じなので。


そして、意外にもマクラーレンがココのグループに。でも、フェラーリというよりHAASに近いw
ノーズステーが唯一の個性で、RedBullコピーからは脱却しつつある感あり。



お次のグループは昨年からの正常進化型なグループです。
ニューウェイ先生のRB13に革新的なデザインを期待していましたが、以外にも正常進化。
エンジンカウルの絞り込みもタイトですが、それは昨年から絞ってましたしね。
今のところ、唯一の特徴的なポイントはノーズのチ〇コ先端に大穴が・・・
カラーリングで目立たなかったチ〇コに、また何故フォーカスされてしまう穴を開けたのか!?


極めてオーソドックスで、きっとそこそこ走るも、結局勝てない気がするw


こちらも、フロントビューから見る限り、特徴無く正常進化な感じw
ただサイドポッドの上面はフラットでフェラーリ的ながら、開口部は上端ではないので、
迷ったのですが、フェラーリ型に近い正常進化グループという感じですね。


新車発表の序盤ではカッコ良さNo1だったものの、出揃うとやっぱり昨年的なデザインかな。
これが昨年出せていればねー的なマシンながら、カラーリングは悪くない!
そして、ピットウォールボックスがルノーのエンブレムになっていて、オシャレですw



最後に、やっぱり今年も特徴的なメルセデス組
そして今年はなんと、トロロッソもメルセデス組の一員になりましたw
幅広ステーはバージボード的な役割を期待してますが、このメルセデス的な幅狭ステーは、
下部がもっこり膨れていて、7~8年前に流行った、ベンチュリーを狙うデザインですかね。
一昨年から続く、このノーズデザインですが、圧倒的なパフォーマンスなのに追従する
チームが出て来ないのが不思議だったんですが、今年まさかのトロロッソが追従するとは。


サスアームの高さを上げたいけど、サスペンションを動かす為に下反角は付けたくない。
だから、外側のピボット点を持ち上げました!というブレイクスルーです。
そんな狙いなのかなーと、思います。しかし、カラーリングも良いし、期待大です。



ただ、エアフローとサスアーム角度を両立させたとはいえ、キングピン角度に不安が。
青丸がロアーピボット、黄緑丸が従来のアッパーピボットなので黄緑線が従来の転舵軸。
それに対し、赤丸がメルセデスとトロロッソのアッパーピボットなので、これだけの角度差が。
インホイールダブルウィッシュボーンの利点を捨てた、F1としては非常に目新しい構造です。
一般的な乗用車のストラットサスであれば、こんなモノかなと思いますけどw


今年の新型車を見る限り、メルセデスとトロロッソのフロントサスと、このフェラーリの
サイドポンツーンが目新しいデザインですねー。
上面と前側に穴が分かれてるという事でしたが、門型のブレードが非常に複雑な形状で、
入り口は別でも穴の行先としては一つなんですね。さすが去年の夏には開発をシフトした
マシンですから、検討時間も長く非常に凝ったデザインになってるように感じます。


PUの開発期間の長さでメルセデスが速いのは間違いないと思います。
ですが、何年開発したんですかというフェラーリもそろそろ、花が咲きそうな感じw

マクラーレンホンダのフルパワーはパンドラの箱のままなのか・・・

泣いても笑っても、あと2週間で開幕です!がんばって、長谷川さん!頑張ろう日本!
ブログ一覧 | F1_2017 | 日記
Posted at 2017/03/11 15:00:19

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この記事へのコメント

2017年3月11日 16:05
車体表面の総面積規制でも入れてくれないかなー。
デザインがややこしくてどれも好きになれません。
コメントへの返答
2017年3月11日 16:21
エアロパーツでトゲトゲしていた08年から、エアロは廃止してボディの曲率も、なるべく大きな円弧しか認めない09規制になってシンプルになったものの、90年代前半程ののシンプルさはありませんね。

今年はスピードも失った09レギュから、タイムアップを目指したレギュ変更であり、スピードがレースの面白さに繋がると良いのですけどね・・・
2017年3月11日 16:36
こんにちは。

専門家の見解は非常に面白く勉強になります(^O^)/

素人的にメルセデスのフロントサスは強度的には問題ないのかと思ってしまいました(^^;)

フェラーリはまさに毎年冬将軍な感じですね〜!しかし、マクホンの状況は目を覆いたくなるばかり・・・。アロンソまでホンダを非難するコメント出し始めちゃいましたね💦2チーム供給で日本人F1ドライバーをなんて言ってる場合じゃないですね(^^;)

あと、今年のマシンはレーキ角が今までよりキツくなっているように思いますが、レギュレーションの関係でしょうか?
コメントへの返答
2017年3月12日 9:25
こんにちは!

レーシングカーは、私も素人同然なので妄想エンジニアの戯言程度に読んでもらえると幸いですw

メルセデスのアップライトは、アッパーピボットまでのアーム長は伸びてはいますが、見た目ほどには影響は無いように思います。個人的にはフロントウィングのステーの接続部が、凄いなって思っていますw

今年のフェラーリは、いよいよ冬将軍を返上してもらいたいものです!w

ホンダの1チーム供給は、成績がイマイチな要因の1つだと思ってます。いまテストは1日1台しかマシンを走らせられないです。ルノーも、やはり新エンジンでトラブルが多いですが、本家・レッドブル・トロロッソの3台があるので、トラブルで止まるマシンがあっても、どれかはまともに動いてます。それに対してマクラーレンは独占契約で1台なので、1台止まる=テストの完全停止になるんですよね。こんな契約を認めてしまったホンダ、これが最大の失敗なのかなって思ってます。。。

レーキ角は、イニシャルのウィング・ディフューザーの角度+ケツ上げ姿勢による角度で、低速時に、よりウィング・ディフューザー角度が増しダウンフォースを稼ぐ為ですが、トリックサスとの兼ね合いもあるのかなと思ってます。
2017年3月11日 16:48
jawayさんと同様、形が憶わらないのが辛いところ・・・(笑)

大刷新のフェラーリが下馬評に反して速さを見せているのが意外ですね。テストで良くても実戦でイマイチの傾向が続いている気はしますが・・・

マクラーレンはまだまともに走れていない状態ですが、2014シーズン開幕時のレッドブルも同じような物だったので、パワーユニットが使えるようにならないと速さは計れないかと思います。

延べ走行距離やフィードバックなど、ホンダのパワーユニット供給が1チームだけというのが大きな弱点になってきているように思います。
コメントへの返答
2017年3月11日 17:24
マシンのデザインは、どこもレギュの隙間をついて来るので、アンダーラインで狙った通りになりませんねー。

毎度、夏には来年向けのマシン開発にシフトする‥・のを繰り返してきましたが、やっと今年は開発時間を掛けたであろう凝った作りになってるのが興味深いです。ただ、それがカッコ良いかというとまた別の話なんですけどw

マクラーレンは、昨年の鈴鹿でサスペンションがヘボってたのが露呈してますからね。話題のトリックサスて手を出したとしたら、なおさら実際のレーシングスピードでセッティングしていかないとモノにできないでしょうし、もどかしいですね。

私も、上の660hybridさんへの返信にも書きましたが、1チーム供給が致命的になってると感じてます。マノーでも買っておけば・・・そうすると参戦前提から見直さなきゃになりますし、なかなか上手くいきませんね。
2017年3月11日 18:01
今年のマシンはどれもカッコイイと思います。
見応えあるなあ・・・と思っています。

ジェームス・アリソンとジェームス・キーの2大「ジェームス」が、ニューエイ先生以外では頭3つ飛び抜けたエンジニアだと思うので、その2人を(パディ・ロウも)引き抜くことができないマクラーレンはクソ人事だと思っています。

マクラーレン批判をしたいところですが、今回のテストは擁護の余地がないぐらいホンダが壊滅的でしたね。。。。
コメントへの返答
2017年3月12日 9:42
どのように空気の流れを制御しているのか知りたいぞ!という欲求からすると、やはり空力付加物があってくれた方が、妄想が膨らむので、今年ぐらいあった方が、わたしも見ていて楽しいとは思いますw

マクラーレンは、出て行ったパディロウを取れないのはしょうがないにせよ、アリソンを取れなかったのは情けないですね!
F1なんて、自分達で生かす事が出来なくても、相手に渡さない為に飼い殺すのは当たり前なのに、あっさり他チームに獲られてしまうとは本当にマネージメントがクソですね。

ロンデニスも老害化してましたが、ホンダ批判しかしないブーリエも不要ですね。
2017年3月11日 18:33
こんばんは☆

F1カーの生脚に目を向けるとは、やーまちゃんさん大人の男ですね。笑
私はやはりRB13のノーズ穴の奥に何が見えるのか気になります(¬д¬。)ジーーーッ

それにしてもマクラーレン・ホンダ。アロンソ選手ブチギレで大変ですね。スーパーGTでもハイブリッドが奮わず下ろす羽目になりましたし、開発の歯車が上手く回っていないのでしょうか。。。

今の時代「解析!解析!」と言われていますが、やーまちゃんさんが仰る通り、条件を決めるのはあくまで人なので、如何に現物を知っているかにかかっていますね。
私の会社も「あいつら(設計)は全~然分かっとらん!」って名工様が毎日わめいてます。笑
まぁ、、、「理解させられず会社の技術ノウハウ財産に出来ないあんたもどーなんよ」って、私は内心思ってますが( ̄▽ ̄)b爆
コメントへの返答
2017年3月12日 10:13
おはようございます!

そうなんです、私ぐらいのレベルになると、レーシングカーのカーボンアームの曲線美で、白飯を何杯も食べられるようになります!

RB13のノーズ穴の奥に何が見えるのか・・・
男性の抱える永遠のテーマみたいなものですね!!!
テストパッケージだとは思いますが、あまりにも昨年からの正常進化なRB13だったので、開幕戦パッケージが非常に気になる所です。

ホンダは、本当に全方位でモータースポーツが低迷していますよね。SGTに関しては童夢との関係を切って、車体まで含めての開発体制に無理があるような気もしますが・・・
とにかく、いまホンダの求人広告がハンパ無いので、人は足りないんでしょうねw

よっしぃさんの会社の名工様は・・・
きっと、いままで会社が冷遇してきてヘソが曲がっちゃったんでしょうねw
私の仕事も、そうなりつつありますがwww
まだ、私はヘソ曲げて頑なになるほどの年齢ではないと思っているので、ノウハウを残して名を残せるように頑張ります!って程のノウハウは無いですがwww
2017年3月11日 22:53
そろそろフェラーリに来てほしいなぁ。

っていう、雑感です(笑)
コメントへの返答
2017年3月12日 10:15
1行で述べよと言われれば、まさにそれに尽きる感じですね!

もちろん努力した結果が成績なので、メルセデスが速いのは良いのですが、やはり競争が見たい所です!
2017年3月12日 10:41
こんにちは(^^♪

カラーリングマクラーレンやばいですね。
個人的にはトロロッソが一番カッコイイ

すごく詳しい解説です
マクラーレンホンダの問題点も
見えてきますね。

ほんと実車実験用ににマノー買っといたら
よかったのに(笑)

今年はフェラーリに活躍してほしいな~
ライコネンの走りに期待したい





コメントへの返答
2017年3月12日 17:25
こんにちは!

マクラーレンのロゴの無さ、絶望的ですよね。開幕戦には、このオレンジと黒をベースに、スポンサー企業のコーポレートカラーを無視して白ロゴで、どーんっとデカいロゴを貼ったら立派なもんですけど、希望は無さそうですね。

私もトロロッソのカラーリングは、カッコいいと思います!イッキにあか抜けた感じですね。

ホンダのPUも、さくらではシッカリと回っているハズで。それが実走行で作動しないというのは・・・前提条件のズレ、コミュニケーションエラーなんじゃないかなと。
そうは言っても、100%デジタルで開発が完了するかというと、そう簡単な事ではないと思うのですけどね。

フェラーリ、今年は期待しちゃいますよねw
マシンを見ても、ちゃんと時間を掛けたなりの造形が見て取れます。
ライコネンは気持ち良くウィンターテスト終わってるし、開幕が楽しみです!


プロフィール

「つのだ!!!P10おめでとう!!!鈴鹿初ポイント!!!チームも今回は良い仕事したね!!!素晴らしいレースでした!!!」
何シテル?   04/07 15:59
車は純正がイチバンと思っています。 ですが、ナゼだか残念な事に、愛車スカイラインはノーマルとは、 程遠い姿になってしまっています・・・w ブログは、も...
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