2月に放送した金曜ロードショーの‘さらば・あぶない刑事’で
久々に、あぶない刑事のビックウェーブが訪れていましたw
それが顕著に現れていたブログでしたが・・・
ウィンターテストも終わったし、久々のF1ブログを書いてみます♪
今回のブログの写真は、基本的に左のブログのタイトル画像の
2017F1全チーム&マシン完全ガイドからです。
それにしても、マクラーレンの壊滅的なウィンターテスト・・・
3年目になっても、まともに作動しないPUを持ち込むとは。。。
いまどき、実走行の中から、負荷状況などセンシングして
シミュレーションで環境を再現するのも、マシン開発の一部だと
思います。解析でもベンチでも、です。
それなのに、これほどまでに作動しないPUになっているという事は、ホンダの開発環境が
実走行状態を再現できていない、もしくはマクラーレンMCL32のクーリングやハーネス含む
制御関係が開発前提を守れていない、このどちらかだと想像できます。
解析、シミュレーションと言っても、ただの計算機です。
例えば強度解析は、入力点に力を加えていき、最弱部位の発生応力を求めていきます。
しかし、解析では〇〇MPaの応力が発生すると、その部品が破損するかは分かりません。
その破損するという閾値を決めるのは、あくまでも実機実験であり、その実機と計算機の
コリレーションを取るのも解析の一部で、ノウハウであり非常に重要な部分です。
その実機での実験もリアルワールドが再現できているか?そここそが開発の根源です。
なので、完全に作動してるのにも関わらずパワー不足という開発目標の設定ミスという
初年度の根本的なミスよりは、あまりに情けないですが作動させられていない今年は、
環境が整ってフルパワーで作動するようになれば・・・と希望は持てる状況かと思います。
ま、フルパワーになっても、シャシー側も糞な可能性が消えてないのがね・・・
がしかし、シーズン中のテストが自由にできない近代F1ではウィンターテストを捨てたのは
非常に痛いですよね。鈴鹿までには、まともな状態に・・・今年もコレでいくのかwww
それにしても、こんなにロゴの無いマシン、トップチームの姿じゃないですよね・・・
大きく、マクラーレンの三日月がデザインされて、悪くないデザインだとは思いますが・・・
ホンダとの契約を解除して・・・なんて報道もありますが、ホンダマネー無しで活動できますか?w
ホンダロゴが消えたら、フェイクニュースのCNNのロゴしか残りませんwww
それでは、やーまちゃん的、マシン分類していきます!
フロント・ビューでの分類ですが、意外なグルーピングになったなと思います。
また、違う角度から見ると、違う分類になると思いますけどね。
今回、3つのグループに分類してみました。
視点は、黄色がサイドポッドのインテーク、水色がアッパーサスアーム、
緑がサイドポッド上面で、これらの特徴で分類していきます。
・フェラーリ組
フロントのサスアームは低めで水平、サスアームの上側にサイドポッドのインテークがある
インテークを上に寄せたので、サイドポッドの上面がモノコック上面とツライチでフラット。
クーリングは非常に良さそうで、タイトなエンジンカバーに繋がる様な・・・
・正常進化で革新的なデザイン無しな一般的組
サスアームは下反角が大きく正常進化なグループです。以外にもRedBullもココです。
・メルセデス組
フロントサスを持ち上げて水平でノーズ下エリア優先、アッパーアームがホイルに収まらずw
では、まずフェラーリグループから!
いまや、フェラーリのセカンドチームはザウバーからHAASへとシフトしたと思いますが、
フロントビューで比較する限り、以外にもザウバーがフェラーリ的です。
フェラーリは、ここ数年ずっと冬将軍な傾向ですが、今年は期待しても良いですか?w
とにかく個性的なサイドポッドで、低めに下げたフロントサスはアリソンの置き土産?
唯一の型落ちPU搭載のザウバーながら、コンセプトは今まで通りのフェラーリ的で、
カラーリングもスポンサーロゴが皆無ながら、以外にもカッコ良いw
ブルーにゴールドの差し色、そこに赤いスイスの国旗。トロロッソに次ぐ、No2カラーリング!
フェラーリの新生セカンド、モノコックのシルエットはフェラーリそっくりながら、サイドポッドは
今年のフェラーリというよりも、昨年までの正常進化+αな感じ。
ただ、サスアームの上側に、インテークを持ってくるコンセプトはフェラーリと同じなので。
そして、意外にもマクラーレンがココのグループに。でも、フェラーリというよりHAASに近いw
ノーズステーが唯一の個性で、RedBullコピーからは脱却しつつある感あり。
お次のグループは昨年からの正常進化型なグループです。
ニューウェイ先生のRB13に革新的なデザインを期待していましたが、以外にも正常進化。
エンジンカウルの絞り込みもタイトですが、それは昨年から絞ってましたしね。
今のところ、唯一の特徴的なポイントはノーズのチ〇コ先端に大穴が・・・
カラーリングで目立たなかったチ〇コに、また何故フォーカスされてしまう穴を開けたのか!?
極めてオーソドックスで、きっとそこそこ走るも、結局勝てない気がするw
こちらも、フロントビューから見る限り、特徴無く正常進化な感じw
ただサイドポッドの上面はフラットでフェラーリ的ながら、開口部は上端ではないので、
迷ったのですが、フェラーリ型に近い正常進化グループという感じですね。
新車発表の序盤ではカッコ良さNo1だったものの、出揃うとやっぱり昨年的なデザインかな。
これが昨年出せていればねー的なマシンながら、カラーリングは悪くない!
そして、ピットウォールボックスがルノーのエンブレムになっていて、オシャレですw
最後に、やっぱり今年も特徴的なメルセデス組
そして今年はなんと、トロロッソもメルセデス組の一員になりましたw
幅広ステーはバージボード的な役割を期待してますが、このメルセデス的な幅狭ステーは、
下部がもっこり膨れていて、7~8年前に流行った、ベンチュリーを狙うデザインですかね。
一昨年から続く、このノーズデザインですが、圧倒的なパフォーマンスなのに追従する
チームが出て来ないのが不思議だったんですが、今年まさかのトロロッソが追従するとは。
サスアームの高さを上げたいけど、サスペンションを動かす為に下反角は付けたくない。
だから、外側のピボット点を持ち上げました!というブレイクスルーです。
そんな狙いなのかなーと、思います。しかし、カラーリングも良いし、期待大です。
ただ、エアフローとサスアーム角度を両立させたとはいえ、キングピン角度に不安が。
青丸がロアーピボット、黄緑丸が従来のアッパーピボットなので黄緑線が従来の転舵軸。
それに対し、赤丸がメルセデスとトロロッソのアッパーピボットなので、これだけの角度差が。
インホイールダブルウィッシュボーンの利点を捨てた、F1としては非常に目新しい構造です。
一般的な乗用車のストラットサスであれば、こんなモノかなと思いますけどw
今年の新型車を見る限り、メルセデスとトロロッソのフロントサスと、このフェラーリの
サイドポンツーンが目新しいデザインですねー。
上面と前側に穴が分かれてるという事でしたが、門型のブレードが非常に複雑な形状で、
入り口は別でも穴の行先としては一つなんですね。さすが去年の夏には開発をシフトした
マシンですから、検討時間も長く非常に凝ったデザインになってるように感じます。
PUの開発期間の長さでメルセデスが速いのは間違いないと思います。
ですが、何年開発したんですかというフェラーリもそろそろ、花が咲きそうな感じw
マクラーレンホンダのフルパワーはパンドラの箱のままなのか・・・
泣いても笑っても、あと2週間で開幕です!がんばって、長谷川さん!頑張ろう日本!