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クリューのブログ一覧

2023年02月17日 イイね!

オリジナルよりも映画の方が

オリジナルよりも映画の方が今夜、公開日のレイトショーで「シャイロックの子供たち」を見に行った。池井戸潤の原作でご存知の方も多いことだと思う。
シャイロックとは、シェークスピアの戯曲「ヴェニスの商人」に登場する強欲な金貸しのことで、指定された日付までにシャイロックに借りた金を返すことが出来なければ、シャイロックに彼の肉1ポンドを与えなければいけないという話である。

 原作は2006年の1月に発表されていて、池井戸潤氏はそれまで企業小説というものが多かったそうだが、エンターテインメイント好きなミステリ読者に読んでもらいたいとの気持ちが強くなり、エンタメ作家として痛快で単純に読者に楽しんでもらえるような作品として『シャイロックの子供たち』を書いたそうだ。
 既に井ノ原快彦主演で昨年WOWOWではドラマ化されていたわけだが、今回小説ともドラマとも展開が異なる、映画独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーとなった。そういうことで原点にして最高峰と銘打っているわけだ。

私自身原作は読んではいないが、ネットサーフィンでの概要からすれば、映画のストーリーの方が良いと思った。また主演の阿部サダヲが堅苦しくなりそうな雰囲気を和らげるので、消えた10億円のミステリーの謎解きを楽しくさせてくれる。

今まで「空飛ぶタイヤ」「七つの会議」そして今回の「シャイロックの子供たち」とみてきたが(「あきらとアキラ」を見逃してしまった)、「シャイロックの子供たち」は、半沢直樹に近く悪者は退治されるという流れだ。

2時間は間延びすることなく、最後まで一気に見終わることができた。仕事帰りや休日に気分転換するにはいいかなと思う映画であった。
Posted at 2023/02/19 00:09:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年09月24日 イイね!

追いトップガン

追いトップガン夕方からトップガン/トップガンマーベリックの連続上映を見に行った。トップガンはDVDで何度も見てきたけれど、F-14がスクリーンいっぱいに見れるのは今回が最後かなと思ったからだ。

特にトップガンのオープニングは何度も見てもいい。F-14の新作も悪くはないが、やっぱりトニースコット監督のオレンジの使い方が秀逸だと思った。
オープニングでトムキャットがものすごく迫力ある大きさで、発艦までゆっくりとスタンバイしていく…。そしてシューターの合図でカタパルトで放出されていくのは、凄いなあと思う。

10分の小休憩の後、トップガンマーベリックが上映‥‥。
頭の中ではわかっちゃあいるが…
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CVN-65 エンタープライズは2012年には退役…
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艦載機もA-7E、A-6E、F/A-18A/Bもいない‥‥。
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ましてやF-14も2006年に退役

代わりにF/A-18はEとFになりスーパーホーネットになって…

ピート・ミッチェルも大尉から大佐になり演じるトム・クルーズも還暦
ニック・ブラッドショウ(グース)も演じた アンソニー・エドワーズは昔の面影はなくいいおじさんになっちゃった…
トム・カザンスキー(アイスマン)も大尉から海軍大将へ昇進して在職中に病死…。
演じる、ヴァル・キルマーは咽頭がんになっているし…。

トップガンを見たとき学生だった自分も還暦が近くなってきたし…。改めて時間の経過を感じてしまった。

ふと思ったのはトップガンではイケイケドンドンのパイロットだったマーベリックも中間管理職。映画の中では「考えるな、行動しろ」というが、仕事ではやみくもに行動すると職場の仲間とはやっていけない。ある意味、様々な仕事のミスや成功体験からの経験を生かして仕事をこなしていかないといけない…。どうしても先が見えると職を全うしようとするがゆえ、保身になってしまいがちである。

エンターテイメントとしての映画だったのだが、何度も見てくると、ストーリーに隠された、メッセージに自分を重ねてしまった。
ただ、言えるのはマーベリックほどのスーパーなテクニックはないが、F-14のように今となってはポンコツでもやり方によっては、最後の悪あがきがぐらいしてみたい…そんな気持ちになった。
Posted at 2022/09/25 01:29:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年06月17日 イイね!

トップガンマーベリックを再び…ネタばれいっぱい

トップガンマーベリックを再び…ネタばれいっぱい再び「トップガンマーベリック」を見た。と言っても今度は吹き替え版である。字幕を追わない分、様々な細かいところに目が行くし、また、2回目とあってストーリーも先々を考えながら、セリフの重さや意味もよく理解できるというもの…。
あ‥‥くれぐれもストーリーを知りたくない方はスルーされることを望む。


んで、どうか‥‥。全体的には、この作品でトップガンシリーズは完結したほうが良いという気がした。公開当時、その作品のヒットを受けて続編の記事があちこち見られたが、スピンオフにしてもまたトム・クルーズの主演にしても、よっぽどの脚本ができない限り、これで終えることが一番だと思う。トップガンのキーワードたる、マーベリック、グースとその死、そしてその息子のルースター、アメリカ海軍戦闘機兵器学校(通称:トップガン)そしてF-14トムキャットというアイコンを揃えて次回作を作るには無理が出てきそうだ。だから、この2作を前編・後編としてDVDを持つことがマニアの必須になるのではないだろうか?

また、オールドファンにとって(私だけかもしれないが)今回のオープニングは懐かしくてとてもいいのだが…いや本当にいいんだ。
しかし、尺が短くなってないか?トップガンの設立の理由とトップガンマーベリックの題名が出るまではよいとしてデッキクルーの活躍する場面はカット割りが非常に多くなっていた。カット割りが多くなるとスピーディーなのだが、発艦や着艦までの流れが見えにくい。トップガンでは暗闇の中からF-14トムキャットのシルエットが入ると少しずつ周囲の様子が明確になりながら、トムキャットがカタパルトの射出位置までタキシング、そして射出までをだんだんと「TOPGUN Anthem」が盛り上げて、起倒式のスクリーン(ジェット・ブラスト・ディフレクター)が立ち上がり、エンジンの出力が上がり始めると観衆の気持ちが最高潮になるという…だからこそよかったのだが、トップガンマーベリックはそのシーンはオマージュとしてあるのだが、流れが見えにくい気がする。また、トップガンではトムキャットの大きさを感じさせる撮影をしていたが、今回はスーパーホーネットの軽快感は出てもスケール感が小さく感じた。一つにはそれまでの空母を舞台にした映画の影響もあるだろう。例えば、『エグゼクティブ・デシジョン』(Executive Decision)はVF-84のトムキャットがエレベーターが甲板上に上がってくるところはほぼ、本作でも似ているシーンがある。

ま…それだけ新しいものを受け入れられない年齢になったからか?30年だものな。ただ、あの首振り人形は何だったのだろう(笑)

そしてあちこちに前作のオマージュがあちこちに散りばめられている。
① オープニング
② 上官に逆らうにも関わらずトップガン行きを宣告される。
③ トップガンに着任するとバイクで離陸する戦闘機を並走
④ 訓練時に最低下限高度を守らない
⑤ マーベリックの愛車はkawasaki GPZ900R
⑥ マーベリックの恋人の愛車はポルシェ
⑦ グースのピアノ演奏とルースターピアノ演奏

⑧ バーで騒いだ後、翌日教官と知り、気まずい雰囲気になる。
⑨ ビーチバレーとビーチアメフト
⑩ 悩みを相談をしに上官の自宅まで行く(バイパー宅とアイスマン宅)
⑪ 仲間の死(グースとアイスマン)
⑫ マーベリックは出撃前には必ず愛機を愛情をこめて?チェックする
⑬ マーベリックは一回は墜落する
⑭ 困ったときのコブラのマニューバ
⑮ 空母の艦橋付近をフライパス
⑯ 対立したライバルが終焉では信頼関係になる
⑰ 帰還するとデッキクルーはほぼガッツポーズと歓声だけ
⑱ エンドは夕日を背景に戦闘機が飛ぶ
探せばまだまだあるかもしれない。これだけあればマニアもファンも喜ぶはずだ。

また、この作品はドッグファイト(空中戦)主体ではストーリーは成り立たず、F/A-18E/Fの戦闘攻撃機(マルチロールファイター)という性格があってこそ、この映画は成り立ったと言える。最大の難関たる地上攻撃とそれに対応するための訓練が比重を占める。もしこれがF-35Cであればドッグファイトは違ったものになるだろうし、単座・複座が両方採用されているF/A-18だからこそ、成り立つのはないか。そしてそこからのF-14による脱出劇に繋がる。
オールドファンはビデオやDVDで繰り返し見ているため、あまり時間を感じないが、F-14は確かに1960年代後半の開発であるから、ポンコツである。しかし、F-14はドッグファイトは得意としてもエンジンがA型のTF30-P-412では現実性はあるが、Su-57には対等にドッグファイトはできまい。せめて、D型のF401-PW-400であれば、マニアもファンもかなり感涙したのではないだろうか?

しかしながら、ケチをつけようともそれでもトップガンマーベリックは面白い。トップガンが当初ヒットした軽い映画、戦争賛美とも批判を受けたが、今回はきちんとキャストと前作を上手に繋ぎ、きちんと整理して新しく構築したからこそ、ヒットしたと言える。また、最後の窮地になったときには西部劇ではないが、騎兵隊のごとく、ハングマンが救ってくれたことが「面白い」と思わせたのかもしれない。

しかしなあ‥‥なんで今回も「TOPGUN Anthem」でサントラにはエレキギター?の演奏が入るのだろう?私はあれはいらないと思うのだが‥‥。

Posted at 2022/06/18 02:51:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年05月28日 イイね!

トップガンマーベリック… 期待通り‥‥だと思う。

トップガンマーベリック… 期待通り‥‥だと思う。‥‥トップガンマーベリックはトップガンだった。

見てきた!ファーストトップガンを見ている人も見ていない人も楽しめる作品になったと思う。個人的にはファーストトップガンがどちらかというと軽めに感じていたが、今回はストーリーもしっかりと考えられていて重厚なものになったと思う。
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 ファーストトップガンではあちこちに映画の編集でしくじったなと思うところも数か所みられた(ミグ28と背面飛行の際に左側に雲のようなものが映る、訓練飛行中になんとなく編集の際に消し忘れたタイムカウンターらしきものが映っている)が、今回は当然ながら、全くなかった。それだけ力の入った作品なのだ。だからこそ、オープニングはばっちりだった。

また、作品のあちこちにファーストトップガンのオマージュが見られた。特に前半部分は顕著で、例えばマーベリックがトップガンに赴任が決まったときのあのシーンを彷彿させる場面もあった。
 また、嬉しかったのはヴァル・キルマーの演じるトム・“アイスマン”・カザンスキー海軍大将も写真だけでなく、しっかりと登場したことだ。そして病をおしてのヴァル・キルマーの演技も素晴らしかった。
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この葬儀はあの人物のものだった。

しかし、中盤からはそれまでの流れが変わって、F-18E/Fの見せ場となる。F-14はその可変後退翼が飛行中の見せ場だったが、今回のスパホことF-18E/Fは、ヴェイパーだと思う。つまりスーパーホーネットは、こんなに機敏な動きをするのかというぐらい右へ左へと機体を振るのだ。
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この墜落も実は…

131分という時間を長さを感じないほどストーリーだが、前回はキャストよりトムキャットの魅力で映画を引っ張ったように思う。しかし、今回はストーリーもキャストもF-18E/Fも魅力あるものに仕上がったと思う。
公開前にアップされたものであるが、参考までに…

映画によっては、続編がヒットしないものも多い。しかし、この続編はヒットするのではないだろうか。丁寧な作品作りと迫力と‥‥。あの時はまだ若かったトム・クルーズも髭には白いものが混ざり、年齢を重ねてきた。それは当然私たちもそうなのだが、その時間を感じさせながら、あの時の興奮を思い出させることができる作品だったと思う。ぜひ、ご自分の目で確かめていただきたい。
関連情報URL : https://topgunmovie.jp/
Posted at 2022/05/28 02:12:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年05月21日 イイね!

大河への道…50を超えてもなお…

大河への道…50を超えてもなお…先週に引き続いて、今週も映画を‥・。
ミーハーな私も実は歴史ものも好き。今回はあの立川志の輔氏がもともと落語で起こした話を中井貴一氏が映画化にするために企画したというもの。

話しは現代と江戸時代を行ったり来たりしながら、伊能忠敬の死後、大日本沿海輿地全図がどのように作成されたかという物語を大河ドラマ風に仕立てられた映画。
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落語のように笑いが盛りだくさんかなと思ったのだけど、結構大真面目の内容で千葉県香取市役所観光課の人たちが地域活性化のために伊能忠敬を大河ドラマにしようとしていく中で、伊能忠敬の偉業をたたえ,焦点を忠敬の周囲の人たちに焦点を当てて話が進んでいく。あちこちで「くすっ」と笑いを取り入れながら、完成した「大日本沿海輿地全図」を11代将軍徳川家斉の前に献上するまでを描いている。

時代劇ではどうしてもチャンバラもかなり本格的に描かれ、どちらかというと硬めの内容になりがちだが、本作品では現代劇が挿入されることでバランスが取れ、あっという間の111分だった。

そして際立ったのは中井貴一氏の時代劇の高質な演技と現代劇での軽妙な演技をビシッと変えてくるところだ。もちろん、3枚目的な演技も時代劇の中にはあるのだが、やはり、ここぞという見せ場では凄いと思わせるし、現代劇では松山ケンイチと掛け合いをしながら3枚目の総務課主任を演じ分けるのは同列になる俳優さんはいないと思う。
「極主夫道 ザ・シネマ」のような抱腹絶倒のような面白さはないが、一切誰も演じていない伊能忠敬の「偉業」と「志」が脈々と流れているのはまさに「大河」であった。伊能は、この地図作りは50歳を超えてからのもので当時31歳の高橋至時に弟子入りをした後にこの地図作成に関わっているという。
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見る人によってはつまらないという人もいると思うが、あのランドサット衛星から撮影された日本列島とほぼ変わらない地図の作成の中心になった、伊能忠敬の凄さがよく伝わるものだった。

邦画として、興行収益は「シン・ウルトラマン」に軍配が上がるかもしれないが、「大河への道」も学べる映画として決して悪くはないと思う。歴史ものが好きな方は足を運んでみられてはいかがだろう。

Posted at 2022/05/22 07:31:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ

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「反応されたようで(笑)@nokiクロ」
何シテル?   05/21 23:47
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