うる星2022爆誕!@ひでエリです。
が、まあちょっと期待が大きすぎましたかね。
待たせたわりには作画は普通、押井うる星と留美子原作をリアタイで崇拝してたガチオタとしてはもうちょいガンバって欲しかったところです。
上原さくらのラムもテンションが低い。
平野文が全てとは言いませんが、演出として、るーみっくわーるどNo1ヒロイン(個人的見解です)のラムは常に明るくはっちゃけていて欲しい。
うる星に落ち着いた声など不要!
と思ったらあたるの父は古川登志夫、ラムの母は平野文らしいですね。
まあ声優配役は新人に譲った方がいいとは思いますけど、今のスタッフも押井うる星は絶対にカンストしてるはずなので、超えろとはいわないまでもオマージュと言わしめる何かを残して、うる星初見の若い世代に
「うる星って40年以上前のマンガなのにこんなに面白いんだ!」と言わせてほしい。
40年以上前と書いたところで、微妙に自身にダメージを受けましたが、30年前の2ストバイクのレストアを進めましょう。
今回は
キャブレターです。
キャブレターは旧車の要。この年代のバイクのECUとかCDIはせいぜい発火制御(いやこれもだいじなことだけどさ)しかしてないですが、なんと自然な吸気だけで最適な混合気をつくるという現代におけるインジェクションと同じ機能を機械的に物理動作だけで行ってしまうという神霧吹きです。
キャブレターにおけるポイントは、流体力学によって計算されつくした穴の大きさ、場所、適切なガソリンの量、ですから、少しのつまりもあってはなりません。
よって、キャブレターはエンジンが動いているからといって、全バラ清掃しないという選択肢はレストアラにはないのです。
ということで、一応10分は吹けるエンジンのキャブも全バラです。
さすがにちゃんと動いていただけあって、燃料系には初見では問題なかったですが、冷却系でキャブへの冷却水(温水)導入につまりがありました。
てゆーかキャブに温水ながそうとしてる段階で驚きます。
このインジェクション全盛一歩手前世代まで来ると、物理で出来ることは全部頑張ろうとしてた感がわかります。
キャブに温水流してキャブのボディか燃料そのものの温度を上げようとしてるようですね。
すげー。
が、キャブのパイロットジェット(低速側)の頭がひとつ腐食で潰れました。
旧車あるあるですね...。
どうにも回らないので、チョー工夫して結果、M2<M3<M3細目エキストラクタで摘出しました。
ここに至るまでにジャンクキャブ買って、検証して本番にあたりましたが、ジャンクでは失敗してたので、本番で細目エキストラクタにあたるまで1週間を要しました。ふう。
しかしジャンクでの練習の甲斐あって、本番はバーナーでのあぶりもなく、段階的なドリルワークだけで何とか細目エキストラクタに続けられました。
ぐはー。
ここまで来れば、純正がディスコンなので、あとはちゃんとサードパーティのパーツを組めばいいだけですが、スロットル側の全バラも含めてOHをするなら、キースター社のセットしかないのです。
何となれば、スロットル側の茶色のガスケットがセットされているのがキースター社しかないからです。
黄色の箱の中にある黄土色のガスケットがありません。というか純正ではディスコンとなっているパーツの作成、本当にありがとうございます、キースター様。
Posted at 2022/10/23 02:32:07 | |
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