人生色々あるよね@ひでエリです。
さあDay4が今回の旅の本番、箱根伊豆ツーリングです。
夕方までに町田に叔母の見舞いに行きますが、そこまではフリー。
7時スタートのバイキング朝ごはんを食べてから、荷物も工具類だけになり小さく軽くなったブイくんで箱根へGo!
故障しているスピードメーターは凄まじいギーギー音を出しますが、断末魔だったのでしょう、針は折れ、とうとう止まってしまいました。トリップメーターも回らないので、多分メーター内のギアが壊れたものと思います。
トリップ回らないと給油のタイミングが分かりにくいですが、まあレスタンになるんでいっか。
前日の宮ヶ瀬であんだ〜さんに教えてもらったNEXCO中日本の関東ミニ周遊プランにも入って、上限2500円で域内高速走り放題です。
修羅の国川崎國を出発、東名小田厚を抜けながらよく見知った感じでターンパイクに向かいます。
「今日は気をつけてくださいね?」
は料金所でなかったので、むにゃむにゃはないと確信。エリーゼではパワー不足な上り坂を全開で上がっていきます。
まあでも2ストとはいえやはり250cc、もたつきなどはもちろん皆無ですが、加速の感覚は似たような感じですな。
よっぽどの大パワー車じゃないとココでは使いきれないんでしょうね。
程よいワインディングを楽しんで大観山山頂1011mに到着。
エンジンを切る時、ちょっとアイドリングが低くてエンストしそうになります。
あれ?やっぱキャブだから燃調狂うのかねぇと思いつつ、そのまま停止。
平日ですから空いてますね。
富士山も絶景です、晴れてよかった。
トイレも済ませ、さて始動…。
ん?
んん?
エンジンは掛かりますが、ニュートラルに入れていても繋がっている感覚があります。
クラッチを握ると切れますが、ずっとクラッチを握ってないといけない。
そして引きずる様な異音…。
こ、これは、やっちまっています…。
せっかくここまで来たんだから、もうちょい誤魔化して伊豆方面に行くか、ココで撤退かを数秒考えて撤退を決断。
エンジンから出るシャリシャリ音が、間違いなく直らないことを知らせているからです。
機械は機械ですから、交換するなりなんなりしないと絶対に自然治癒しません。
ただ、ここでレッカーを呼ぶか、山を降りるかはクラッチ切ったままなら走れることから、下りなら降りれると判断、椿ラインからR1に降りて小田原の蒲鉾街道を通過した先のスーパーの駐車場に陣取りました。
明らかにおかしい。
押すだけでジャリジャリいう様になってしまいました。
伊豆スカイラインに行ってたら絶望していたでしょう、降りてきて良かった。
とりあえず最寄りのYSPに連絡するものの、工期は1ヶ月以上と言われ断念。
やはり自分で直すしかありません。
ココであんだ〜野良整備王から聞いていた、バイクの任意保険にはレッカー移動の特約が付いているを活用。
保険会社に連絡し交渉スタート。
今日は時間に余裕があってホントに良かった、この時点でまだ午前中でした。
私の保険は三井住友海上で、特約の名前は「おクルマQQ隊」なんと頼もしい名前w
内容はここで初めてちゃんと知りましたが、レッカー上限は30万、帰宅費用上限は2万円というものでした。
ココのポイントはレッカーは保険会社の提携のものを使うこと。
これをやらないと帰宅費用は出ません。
あわよくばレッカーで大分までと思ったのですが、流石に500kmまでしか移動できず、それ以上は客負担ということになったので、切り返して、バイクは陸送手配して後で精算としました。
結論、自宅まで運んでくれるレッドラインを選択、引き取りは1週間かかると言われたので、埼玉デポ持ち込みで、上尾までレッカー、その後自宅搬送35.2kとしました。
上限30万円まで余裕の配送です。
これでフェリーはキャンセルして、帰宅費用2万円が出るのですから、もはや事故成金ですね。
コレがいけるなら、北海道で壊れても怖くねぇなぁ。
ここで元ヤマハにお勤めのBMWのR1300にお乗りの方が、大分ナンバーをみて声をかけてくださいました。
元3MAにも乗っていたということで、レッカー手配済みでなければハイエースで運んであげたい、修理してあげたいとまで言ってくださいました。
心が救われましたー、ありがたいことです。
まあでも確かに九州で走っていて故障で絶望しているライダーがいたら私も自宅の倉庫を貸して一緒に修理するかもしれません。
そのような際には私のみん友の方はバイク、クルマに関わらずいつでもお申し出ください。レッカーでウチまで何とか持ってきてくれれば一緒に修理しましょう。まあパーツないとどうしようもありませんけど。。。
昼過ぎにレッカーが到着。
私自身は小田原駅まで送ってもらって、バイクは先に自宅への帰路につきました。
脚がなくなり、伊豆スカイラインはおあずけとなってしまいましたが、次回に期待しましょう。
とりあえずブイくんに宮ヶ瀬と箱根富士を見せられただけで良しとしましょう。
私はロマンスカーで町田に到着。
叔母の見舞いに行きますが、またもここで、昨日の再来。
フル防寒装備でライディングシューズでの歩行は非常に苦痛。
さらに今日はヘルメットとバイクバック付きです。
汗だくだくになりつつ、ガコンガコン言わせながら1万歩を突破しました。
何とかホテルに帰宅して、すぐさまシャワーでサッパリ。
渋谷に飲みにいって本日は終了。
馴染みのバーにも顔を出せたので良かった。
人生色々、いつになっても勉強になるなぁ。