お陰さまで、わたしの五選シリーズも20回を迎えることが出来ました。^-^v
応援・参加して下さった皆様のお陰で続けることが出来ました。^^
今後とも、盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします。^^
と、挨拶はこのくらいにして、今回は歴代クラウン・スカイラインのナンバー1を決める企画です!
今回、当方が選考するにあたり、出来るだけ現実的に実際に購入・維持・使用していく上で楽しめるもの、さりとて前回の軽自動車の時のように、必要以上に冷徹になることなく、ある程度の夢も抱けるような、そんな基準で選びました。
【第1位】 14代目 210系 クラウン
(画像)トヨタ クラウン 2.5M ハイブリッド・アスリートG 18インチアルミ アドバンスドパッケージ 電気式無段変速 FR (566.7) 6.73(1680kg/249.5馬力)
第1位のトップを飾るのは、昨年12月に発表されたばかりの最新型クラウンです!
今回、最新型を選考するに至った最大にして唯一の理由は、直列4気筒エンジンと組み合わせたハイブリッドシステムを導入することで、最も保守層に苦手とされるダウンサイジングへ、果敢に挑戦したこと。
そして、それが結果として極力燃料消費を抑えながら、昔のクラウンでは想像しにくいドライビングプレジャーと、クラウンらしい音振の低さを両立させたそのスタイルに、新たなる小型FRスポーツセダンとしての可能性を秘めたものである、と確信したのです。
絶対スピードに依存することなく、身体感覚に最も近いFRレイアウトを生かす手段として、相当に先進的な発想に、かの86&BRZがかなり古典的なクルマに思える程だったのです。
【第2位】 7代目 120系 クラウン
(画像)’86 トヨタ クラウン 4ドアHT 2000スーパーサルーンエクストラ 4速フロアAT FR (35) 13.05(1370kg/105馬力)
とはいえ、クラウンがトヨタの最高級車ブランドでなくなったことで、随所にコストダウンされた感じも、けっして弱くはないのです。
その意味では、バブル前の右肩上がりの経済だった昭和全盛期の日本を象徴するクラウンが、正に120系ではなかったか?と思うのです。
110系までのクラウンだと、シートの性能含めてクラウン品質として完成しきれてない感じがするのに対し、130系でこそ昭和の頂点と評する方のお気持ちは察するのですが、バブル経済の時代を象徴するかのように、過給機付きエンジン当たり前で最大4Lのエンジンまで搭載するなど、拡大路線が過剰気味だったためパスしたのです。
だからこそ、「
いつかはクラウン」だったのですね。^^
【第3位】 10代目 R34系 スカイライン
(画像)’00 日産 スカイライン 4ドア 2.0 GT 5速MT FR (13.0) 8.77(1360kg/155馬力)
一方でスカイラインは、中々低価格で程度の良い物件が非常に少なく、飛ばし屋や弄り屋に散々突かれて壊されて、相当数が淘汰されてしまった印象が強いです。
その中でも2L直6エンジンを積んだ小型FRスポーツセダンの最後の生き残りが、正にR34ではないか?と思うのです。
「
ボディは力だ」とCMでアナウンスされましたが、それは平凡なサスペンションを持ち、そこそこのパワーを誇っていた2Lモデルこそ、最も生かされたのではないか?と思うのです。
とはいえ、中古車相場ではターボMTが圧倒的に強く、NAモデルはチューニングやドリ車ベースにされて改造されるケースが多く、ある意味絶滅危機種のように危惧しているのです・・・。
これを淘汰させてしまったら、小型FRセダンが2.5Lで北米サイズから・・・になりかねませんので・・・。
【第4位】 J50系 スカイラインクロスオーバー
(画像)’09 日産 スカイラインクロスオーバー 370GTタイプP 7速AT FR (328.9) 5.27(1740kg/330馬力)
クロスオーバーって、最もスカイラインらしくないクルマじゃん!
と言いたい気持ちも十分に理解できるのですが、今現役でスカイラインの走りを堪能する、言い換えればサーキット走行のみに留まらず、距離乗ってガンガン使えるスカイラインは・・・となると、俄然候補に挙がるのがクロスオーバーなのです。
というのも、現行V36の脚。ゴツゴツしててイマイチ快適じゃないから・・・、とは言え車格には十分に見合ったコンフォート性ではあるのですが、同じパワートレイン・シャーシコンポーネンツを使ったフーガが、よりバランス良く仕上がっているから。
脚の長さ・しなやかさじゃV35初期型辺りがいいかも・・・ですが、エンジンは現行型とは歴然と差があり、高回転域での伸びは明らかに新型の方が良いのです。
となると、クロスオーバーの脚のしなやかさは非常に重宝すると思うのですが、何せ3年以上前に試乗した印象から語ってるもので・・・。
【第5位】 5代目 C210系 スカイライン
(画像)’79 日産 スカイライン 4ドア 2000GT-EX 3速AT FR (?) 10.40(1175kg/113馬力)
スカイラインの選考にあたって、やはりL20型抜きでは語れない。
その中でも、排ガス規制の影響でDOHCもターボもない状態でデビューしたジャパンですが、歴代スカイラインにおいて不甲斐ない姿に失望したファンも多かったことでしょう・・・。
でも、最近思うにL型メカチューンでカリカリにしてハイスピードで走らせよう・・・とは到底思えないのです。
というのも、シャーシ性能は旧車だから推して知るべしのレベルだし、最も怖いのがブレーキ性能が悲劇的に低く、ハイパワーエンジンを載せてしまうと途端にバランスが厳しくなるのです。
更に、スポーツキャブ仕様ならば、最近の2.5t級SUV以下の高燃費も珍しくないくらいで・・・。
となれば、70年代車でありながら、エアコン・パワステ付きでエンジン始動が楽なインジェクション仕様で、変なロジックを持たないトルコンATとの組み合わせも可能で、相当今のクルマに近い感覚で旧車を味わえるのは、非常に貴重に思うのです。
また、クルマ全体の作りも頑丈で、当時当方が乗ってたS13シルビアと比べても、脚の経たり感が非常に少なかったのが特徴だったのです。
その意味で言えば、R32・33の中古は荒れた物件が目立ち、車両剛性でも現行型と比べると紙細工のようなもので・・・。(というのも、当方R32タイプMの元オーナーで、随所でのクオリティの低さが目立ち、手放した今ももう一度・・・とまでは思えず、むしろNAモデルのノーマル車を大事に乗りたい・・・と思うくらいで・・・。)
という感じで選んでみましたが、投票の結果はいかに・・・。