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モータージャーナリスト 町山絢香のブログ一覧

2016年11月26日 イイね!

第1回 誰かの(笑)五選 ~ 80年代の日産の名車五選 ~

この記事は、11月23日…「いいニッサンの日」?w …で、「'80年代の日産の名車5選」?について書いています。


 みん友の高山の(秋)山さんのブログから、当方も選んでみました♪



 今回は、年数が30年前後経っているので、一々試乗経験にはこだわらずに、選んでみます♪



1. サンタナ

 VWのDセグメントセダンをノックダウン生産したモデルでしたが、日産にとっては本場ドイツ車のクルマ作りに触れる良い機会で、後の新型車のボディ剛性が飛躍的に向上するきっかけになったと同時に、当時は輸入車が高嶺の花だった事から、国産の日産ディーラーで買えるドイツ車として、貴重な存在でした。

 当時こどもだった当方には理解しきれない部分はありましたが、今タイムスリップしたら、今のゴルフ以上にVWらしさを実感すること間違いなしでしょう。


2. N13パルサー

 高山さんがB12サニーを選ばれたから、でパルサーにしましたが、今見ると同じヨーロッパの体温でも、この型のパルサーはフランス車的なお洒落なHBで、緩く楽しめるホットハッチだったと思います。

 その中でも注目は、トリプルビスカスフルオートフルタイム4WDという長い名称の4駆システムで、乗用車ながら雪道での走破性に力を入れたもので、現存してたら是非とも雪道で試乗してみたいです♪


3. U12ブルーバード

 ウェブサイトでサーフィンして知ったのですが、上記の4駆システムは、後にアテーサという形で進化したのですが、前後とセンターで3つのデフにビスカスカップリングが付くのは、最初のU12ブルーバードだけとの事でした。

 デビューした87年は、三菱のギャランと共に積極的にフルタイム4WDでスポーツドライビングを重視したキャラクターで、一世を風靡しましたね。

 当時の間違いだらけのクルマ選びで、この時に日産がFFのハンドリングを掴んだと、生前の特大寺氏は評価されました。

 後に、R32スカイラインやP10プリメーラが出て、次第に存在感を失うのですが、スポーツセダンとしてブルーバードが輝いてた最後の世代だったのだと、今思いますね。

 今だからこそ、ピラーレスHTで緩くスポーツするのも有りかと思います。


4. WD21テラノ

 D21ダットサントラックをベースに、オフロード走行が可能なステーションワゴンとして登場。

 徐々に流行り出した都会派4駆で、トヨタのハイラックス4WDサーフに対抗馬でもあったのだけれど、サーフと違ってたのは、当初からF独立式Rコイルリジットのサスペンション形式で、トラックシャーシにワゴンボディを載せただけではなく、乗用車の快適性や利便性をも兼ね備えたモデルだった事です。

 このクルマのコンセプトに忠実だったのは、初期型ナローボディの2ドアで、これのガソリンV6・3Lなら、今の厳しい排ガス規制でも、都会でも継続登録可能なのが魅力です。

 パジェロに始まるクロカン4駆ブームが到来するにつれ、肥大化の一途を歩んで、見苦しいワイドフェンダーにファットタイヤにグリルガードにと虚飾化されてしまうのですが、バブル崩壊で低価格ブームが来て、廉価グレードでシンプルな仕様が選べるようになった最終型があっただけでも良かった、そんな印象でした。


5. J30マキシマ

 当方所有中のWA32セフィーロワゴンの御先祖で、日本で唯一販売された世代のマキシマ。

 90年に日本の自動車税制度が改正されて、3ナンバー車が大幅に減税されるのに先駆けて登場。

 日本の小型車枠に囚われずに設計された事で、横幅に余裕が生まれて、居住性面でも走りの面でも恩恵が得られるのが、良い意味で大陸的。

 当方のセフィーロが2Lでトルク感が薄いのに対し、このマキシマは一貫して3Lのみの設定で、より余裕のある走りが期待出来たかと思う。

 当時の日本人は、大きいクルマ=高級車のイメージが強く、特に前期のシンプルな内外装は受け入れがたかったに違いないと思う。

 だけれども、後のA32・33セフィーロやJ31・32ティアナに受け継がれるにつれ、大柄でゆったり乗れるファミリーセダンという路線は、決して誤りではなかったと、今にして脚が経たっていながらも、長距離高速移動でWA32に乗りながら、つくづく実感するのであった♪
Posted at 2016/11/26 23:05:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | わたしの五選

プロフィール

「メルセデスやBMWと比較するのはやめましょう──レクサス新型ESを考える
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190123-10378107-carview/

これね、次期GSが計画されてない、というのが謎の答えだと思うんだけど。」
何シテル?   01/23 21:07
モータージャーナリスト 町山絢香です。よろしくお願いします。
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