とっておきのタイヤワックス

昨日紹介したタイヤワックスは普段使い用に適したタイプでしたが、こちらはとっておき用の強力版です。

スプレータイプなので飛散ロスなど取扱いが難しい面もありますが、付属するスグレモノのスポンジ「ピタスポ」がその使い勝手をサポートしてくれます。
「こんなに黒かったか！」と言うほど白くぼやけたタイヤがキリッと引き締まるのが衝撃的ですが、そんな普通の使い方よりも、セリカのフロントグリルやロワグリルのような、込み入った形状の未塗装樹脂パーツへの使用も効果的。
表情がかなり引き締まります。

実際のところ、タイヤで消費するよりもそう言った箇所で使っている量の方が多いほどで、エンジンルームの樹脂ケースやホース類など、グリル以外にも応用範囲は多岐にわたります。
スプレー式なので込み入った箇所にもミストが廻りやすく、グリルの網目などはスポンジで塗るよりずっと楽です。

ただ、スプレーしっ放しだとスゴイ光沢が出る反面、やや表面にベタ付き感が残り、ホコリを吸着してしまったりする弱点があるので、手や衣服の触れる内装パーツには不向きです。
使用は外装だけに留め、吹き付け後はサッと拭き取って仕上げると、黒さはそのままに自然な艶になって好印象です。

こういった樹脂パーツ専用の塗り込み型用品も販売されていますが、込み入った箇所の処理という点で、あえてタイヤ用のスプレー式を流用するのも１つの手段です。