
角型のNDフィルターとホルダー、各サイズのレンズ口径に対応するアダプターリングとフィルターケースのセットです。
連休中に買ってみたのですが、出番がないままでした。
このセットで期待したのはハーフNDフィルターです。
普通のねじ込み式の丸いハーフNDという選択肢もありますが、それだとフィルター枠の回転で減光開始位置を傾けることは出来ても、分岐点がだいたい画面の半分くらいと制限されてしまいます。
その点、角型なら回転だけでなくフィルターをスライドさせることで、構図の任意の位置から減光効果を持たせることが可能です。

そのつもりで買ってみたのですが、実際に使ってみたらイマイチ・・・・
強く減光させるために3枚を同時にセットしたことも災いしていますが、フィルター表面での反射の影響が大きく、強い点光源にゴーストが出てしまいます。
また、今回使用した超広角レンズではフィルターホルダーのケラレがあり、画面の端にはフィルター枠の影が出来ています。
しかも今回のような夜間の使用ではハーフNDの効果がファインダーで確認しにくく、せっかくのハーフNDなのに必要ないところにまで減光効果が掛かってしまっていました。
まだまだ使いこなせていないのもありますが、夜間のバルブ撮影にはフィルターを重ねての使用は向いていないかもしれません。

星の軌跡と飛行機の軌跡を写そうと、10分くらい露光したのですが、感度不足とハーフNDのセッティングミスが重なり、結果は失敗。
まぁ、こうして失敗して初めてわかってくることもあるので気にしません。
次に挑戦する時は、今回の反省点を活かせばいいと思っています。
そうは言っても、せっかく撮ってきたこのショットは何とかならないか??
と言うことで、縦構図のフリをしてトリミングし、明るさやコントラスト、カラーバランスを調整して、それっぽい写真に仕上げてみました。
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Posted at
2013/05/09 23:51:18