赤紫蘇ジュース

庭の花壇には、特に植えたわけでもないのに毎年紫蘇が出てきます。
青紫蘇はそうめんの薬味に重宝していますが、赤紫蘇は梅干を漬けないので出番がありません。

花壇は花を植えているのか紫蘇を植えているのかわからないくらいになって来て、陰に隠れた花がどんどん弱っていく始末。
このまま使い道もないまま切り取られて捨ててしまうのも勿体ないので、今年は赤紫蘇ジュースに挑戦です。

花壇の写真に見えている部分を刈り取っただけで、紫蘇ジュースを仕込むには有り余る量が採れてしまいました。
青紫蘇を少し加えると香りが良いらしいので一緒に少し採りました。

全部使うと途方もないので、下の方の汚れた部分は避け、色の良さそうで芽が新しいキレイな葉っぱの部分を選んで摘み取りました。

大きくて深いパスタ鍋にお湯を沸かし、洗った紫蘇の葉を放り込むと、赤紫だった葉っぱが数秒で緑に変わって色が抜けます。

たぶん４Lくらいあるので、砂糖は1ｋｇ一袋を全部入れました。
あまりグラグラと煮立たない程度に加熱を続け、3/4くらいになるまで煮詰めました。

鍋を見ると黒紫な液体ですが、コップに取り出してリンゴ酢を加えると、パッと鮮やかな色に変化。
ただ、このリンゴ酢はかなり味が強く、入れすぎると酸っぱいだけで赤紫蘇も何もないむせる飲み物になってしまうので加減が難しいです。

味見を繰り返しながらリンゴ酢を入れて味を調え、甘みと酸味のバランスを調整。

ある程度冷ましたら、コーヒーフィルターでろ過しながら瓶に入れて完成です。
リンゴ酢入りで程よい酸味の健康飲料。
二倍から三倍に薄めてちょうどいいので、炭酸水で割ったり、焼酎を入れて飲んでも美味しいです。