2016年10月24日
「アイスマン」の怒り
こりゃ怒るのは無理は無いね。
F1 第18戦 アメリカGPでのLAP39、第三スティントに起こった。
「アイスマン」事、カーナンバー「7」に乗るキミ・ライコネンがピットインして、ルーティーンのタイヤ交換のはずだった・・・
フェラーリチームピットのシグナルサインが「ブルー」に変わって、スタートさせたライコネン。ところがピット前を通過し、ターン1にさしかかろうかと思った瞬間、マシンはスローダウンというよりはストップ。マシントラブルか?と思ったら、マシンはそのままピットレーンに重力によるバック走行でストップし、ライコネンはステアリングを外しハーネスをリリースしてマシンを降りて左リヤタイヤを見ていた。ライコネンはそのままリタイヤ。
マシンをストップさせた原因は右リヤタイヤ・ロックナット締め付け不足と判明。ライコネンはピットに戻りヘルメットと耐熱マスクを外して、そのまま去った。
そりゃ、怒るわ。
要因はF1レースを見た事がある人なら分かりますが、インパクトレンチでタイヤロックナットを緩めて締め付ける。右にロックナットがありますが、約2回転半でロックナットが締め付ける事が出来るように時間短縮を目的にしましたが・・・
ところが4輪がロックして確認してからシグナルをレッドからブルーにするとパイロットはクラッチをエンゲージさせてスタートするのですが、このシグナルマンが焦っていたのか、右リヤタイヤ担当のインパクトレンチマンの不手際かは不明だが、タイヤをロックせずレーシングするのは危険極まりない。実際に今シーズン、レーシング中にタイヤが外れたインシデントもあった。時速330kmが出ているタイヤが外れたらどうなるか。場合によっては人にヒットする事もある。実際にピットアウト時にタイヤが外れてFIA担当者に直撃し重傷を負った事もあります。
今シーズンのフェラーリはレース戦略と言い、今回のタイヤ交換インシデントと言い、ネガティブな要素ばかり。これじゃ、ベッテルがレーシング中に無線で担当エンジニアに「まだ、ジョークは続くのか?」と皮肉たっぷり
ちょっとフェラーリはコンストラクターズは3位にダウンするのは目に見えてる。こりゃ、イタリアのメディアがまたしても批判中傷するのは当然だよね。フェラーリはマネージメントが上手くいかないジレンマに陥った様相です。
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Posted at
2016/10/24 12:19:29
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