あらまた！！

今晩は、作家・荒俣宏氏の講演会を聴きに行っていました。

「高山はおもしろい」と題して、飛騨の匠についての話でした。

荒俣宏という人の著書を、高校で同じクラスの友達のススメで読む様になり、それからウン十年、現在持っている本は５０冊以上はあるかもしれません。


また、私が色んな事に好奇心を持つ様になったきっかけもこの人の本でした。


そんな憧れの人だったので尚更聴きに行ってみたかったのです。TVでは「ザ・ベストハウス１２３」や「トリビアの泉」などでも有名ですね。




まず、氏が滋賀県・長浜にある海洋堂ミュージアムに行った時の事…この会社がフィギュアで得た利益で、捨てられる運命だった大映の「大魔神」像を祀る祠を作ったそうなんですが、その建設に関わったのが日本でも一番古い歴史を持つ金剛組だったんですが（この話は「ザ・ベストハウス１２３」で聞いた事ありますが）、何しろ１４００年以上の歴史を持ち、しかも初代社長が聖徳太子だったとか…！！

その金剛組の現社長から聞いた話から、「飛騨の匠」によるチームワークの仕事というものについての話などでした。



また、これは「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる水木しげる氏の著書でも読んだのですが、隅田川の治水工事の際、人形を作って足りない人足の分を補いましたが、工事が済むとそれらの人形を捨てた…それが河童になった（その為に河童というのは両腕が繋がっているとか…）という話など、なかなか興味深い話もありました。


結局１９：００～２０：３０までの予定でしたが、何しろ話好きな人なので、１０分延長してしまいましたね（笑）。


…そんな講演会でしたが、憧れの作家の話が聴け、非常に有意義な時間でした。


あ、そういえばこのCMにも出ていましたね。