トヨタでは沢山の車種が売られていますが、来年、つまり2016年内にこれらのクルマが生産終了となると某新聞で報じられていました。
その前に、このクルマは今年9月の内には既に生産終了となっていて、販売されているのは在庫のみだそうですね。
・カローラ・ルミオン(2007~2015)
打倒「フィットの年間販売台数」を目指したみたいに3ナンバーなのに無理やり先代型カローラファミリーに組み込まれたクルマでした。そう思うと(海外メインに設計されているからか)クルマの出来は良くても、可哀想な宿命でしたね。
さて、来年生産終了と言われるクルマはこちら…
・bB(初代は2000~2005、2代目は2006~)
・iQ(2008~)
・FJクルーザー(海外では2006~、日本では2010~)
・アイシス(2004~)
・イスト(初代は2002~2007、2代目は2007~)
・ウィッシュ(初代は2003~2009、2代目は2009~)
・ラクティス(初代は2005~2010、2代目は2010~)
…一時期は売れていたアイシスとウィッシュですが、いくらトヨタといえども、最近の低車高ミニバンの不調には抵抗出来なかったんですね… これはストリームやグランディスなどのライバル車の撤退、それからオデッセイみたいなこのクラスのパイオニアでさえもが車高を高くした事にも現れていますね。
それにアイシスの場合、同じトヨタ店で売られているエスクワイアが好調なので、「5ナンバーのミニバンは当分これで…」と考えて、アイシスはお荷物扱いにされてしまっているんでしょうね。
一方、ウィッシュですが、これも似たクラスのプリウスαに食われてしまっているのかもしれません(あちらは完全な3ナンバー車ですが)。やっぱハイブリッドであるプリウスαの方が魅力に感じる人が多いという証拠なんでしょう(逆にプリウスαにはウィッシュに設定されている4躯がありませんが、新型プリウスに4駆の設定があるから、もしプリウスαが新型に切り替わったら4駆の設定があるかも…)。
また、FJクルーザーやiQは唯一無二の存在なので無くしてしまうには惜しい気がします。でもiQの場合、いくら小さいといっても5ナンバー車であって軽ではないので、軽の維持費と比べてしまう人が多いんでしょうね。これはスマートがなかなか売れないのと似ていますね。
FJクルーザーは日本で復活してまた消滅する事になったランクル70の事を思うと、勿体無いと思います。
それからイストやbBは初代では人気あったものの、2代目となって魅力を失った感じですね。特にbBの場合、若者向けというだけでは飽きられてしまうのでしょう。bBは若者だけでなく、年配のドライバーにも運転しやすいとして好評でしたが…(姉妹車のスバル・デックスとダイハツ・クーは既に無し…)
ラクティスは初代ヴィッツのファミリーとしてデビューしたファンカーゴの後継という位置づけでしたが、車高を低くしたのが致命傷だったんでしょうね。だって車高が低いコンパクトカーであればヴィッツを買う方がいいだろうし…(という事はスバルのトレジアも終了!?)
…という事で来年消滅すると言われるトヨタ車を取り上げましたが、クルマも流行りものとはいえ、なんか寂しい気もしますね。
Posted at 2015/10/31 09:12:17 | |
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トヨタ車 | 日記