別の書店でこういった本を買ってみました。
絶版車カタログ11 トヨタ・カムリ
この本は初代(A55系)~現行8代目(V40系)までの縮刷カタログが載せられた本で、これまでにもトヨタ車だとカローラやマークⅡなど、日産車だとサニーやセドリックなどが出ています。
…で@2000円という値段なので、私は吟味してこれまでに「カローラ」と「サニー」を購入しました。
そして今回、「カムリ」が発売されたので購入してみました。
そういえば今までには「○○のすべて」シリーズといった、新車速報のシリーズでカムリの本(…といっても兄弟車であるビスタと殆ど抱き合わせ)は発売されていましたが、それ以外のでは初めてだと思います。
カムリのファンというのは、FRである初代(A55系)は4ドア版のセリカ(実際にはカリーナの兄弟車)である「セリカ・カムリ」だから「初代モデルに非ず」みたいな考えを持っている人が多いんですけども、一応は「カムリ」のネーミングを冠しているので、初代として捉えてもいい様に思います。
そして途中でアメリカ輸出を始めた影響で、4代目(V30系)からはアメリカ版ワイドボディ(日本でいう「セプター」)も追加されたんですが、それからはアメリカ版カムリは「カムリ・グラシア」になりました。
その為、日本版の5ナンバーカムリは5代目(V40系)で終わり。「カムリ・グラシア」のモデルライフ途中から「カムリ」に戻されるワケです(う~ん、なんかややこしい…)。
それから、このシリーズはその世代でも前期か後期どちらかのカタログが収録されていて、全てのモデルを網羅しているワケでは無いのが惜しいです。ただ、2代目(V10系)のマイナーチェンジしたツインカム版は個人的に好きなモデルなので載せられているのは嬉しかったです。
当時のCM
2代目(V10系後期ツインカムモデルデビュー編)
田中邦衛が若いですね~
私はこの後期の「XSツインカム」というグレードが好きでした。正統派スポーツセダンという感じで…
ちなみに同時期のビスタにはあの北野武監督が出ていましたね。
4代目(V30系)
曲が映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のサントラからのもので、とても気に入っていました。
バブル期に開発されたモデルで、セルシオっぽい質感が良かったですね。
フロントマスクは前期ではなんかヘビっぽく見えて(笑)、後期の方が好みなんですが、後期になるとスポーツツインカムの3S-Gが廃止されてしまったのは残念でした(涙)。
6代目(V20系後期)
このモデルから「カムリ・グラシア」がワゴンだけとなり、セダンは「カムリ」を名乗ります。ビスタと兄弟関係を決別したモデルですね。
…でCMには西田敏行が出ているんですが、なんか印象に残る、泣けるCMです。
Posted at 2011/01/30 17:11:17 | |
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