「賞味期限」って…？

（注：画像はイメージです）店の裏でパンを踏み潰していた店員 その理由に「考えさせられる...」











…という記事を見付けました。




これは…投稿者は、閉店後のパン屋の店の裏でアルバイトと思しき若い女性店員が、売れ残ったパンをゴミ袋に入れ、それを足で踏み潰していたのだそうです。





その背景には、パン屋としては売れ残ったパンは廃棄するしかなく、体積を小さくして捨てやすくするためにパンの入ったゴミ袋を踏んでいたという事実があります。



これは食品衛生や品質上の問題があり、それに対して従業員が持って帰って食えばいいという意見もありますが、『あの店で貰ったパンで、食中毒を起こした』という悪評が立ったら、どれほどの損害になるか…という事も考えられるのです。
















2017年度の日本の食料自給率は38％であり、残りの62％は海外からの輸入に頼っているということになるのです。


ちなみに戦後直後の日本の食料自給率は88％だった（1946年度）。ところが、1965年度に73%の水準を記録して以降、緩やかに下がり始め、2000年度以降は40％前後となっています。


ところが海外に目を向けると、カナダは264％、オーストラリア224％、アメリカ130％、フランス127％（2013年度）なんですね！！



かつて、食料品には「生産年月日」が表示され、消費する期限はそこから「〇ヶ月」などと表示されていたものです。


しかし、ヨーグルトや納豆などの発酵食品はいつが「製造年月日」になるのかはっきりせず、それを統一する為に「賞味期限」に変更したんですね。


ただ、間違えないで欲しいのは賞味期限とは「おいしく食べられる期限」の意味なのですが、そこをはき違えて賞味期限を過ぎると「ＮＧ！！」とする人が増えた気がします。


昔であれば少し食べてみて違和感を感じたら「ダメだ！！」と判断する事が出来た人が多かったハズなのに…



食料自給率は低い割に廃棄率が高いであろう日本ですが、今一度、「賞味期限」についてそれぞれが考え直してみる事が大事だと思いますね。