今よりは迷走してたけど、ずっとマシだったか…？

意欲作だったのに意外と売れず！　ひっそりと消えた「90年代の日産車」3選という記事を見つけました。














私がこの中で印象的だったのは、1997年デビューのルネッサですね。








このクルマ、3列シートのミニバンとは違い、背高なワゴン的なモデルでした。











ただ如何せん、フロアが高め…つまり上げ底である故に思ったより室内の広さが感じられないというデメリットもありました。










その上げ底にした理由というのは、EV化を見込んで、バッテリーをフロアに収めるという事だったんですが、そのルネッサEVとて忘れ去られる存在に…











ただ、背の低い私が実際にこのクルマに乗ってみると、アイポジションが高いので見晴らしも良く、そして上げ底ではあるものの、（背の高い人みたいに）足を投げ出すポジションにはならず、丁度良い感じでした。


また、4WD車が搭載するKA24DEエンジンは十分にトルクフルで結構気に入っていました。
















その後、ルネッサをベースにデビューしたミニバンのプレサージュやバサラも、上げ底フロアの為にミニバンとしては芳しい評価ではありませんでした。しかし、その時の苦渋が最近のセレナにも教訓として生かされているのかもしれないと思うと、決して無駄なクルマでも無かったのかもしれませんね…