「細部にこだわった車」とは…

とあるサイトに「細部にまで拘った「車」と言えばなんですか？」という質問が載っていました。


























私が挙げたのはブルーバードシルフィ（初代　G10系）で…
















このクルマ、海外で販売されていた「アルメーラ」を単に日本向けにしただけに見えるんですが…











シートはファインジャガード織りで玉縁があしらわれていて、質感が高められています。しかし、それ以上に特筆すべきはエンジンで…














1.8リッター（2WD）車の排出ガス性能は当時のガソリン車としては突出して高く、炭化水素、NOの排出量は平成12年規制75%低減レベル（★★★）のさらに半分でした。

さらに、シルフィと同型の1.8リッターエンジンを搭載する北米仕様の「セントラCA」はカリフォルニアで最も厳しい排ガス基準であるOBDII基準で電気自動車と同等の認定を受けており、シルフィについてもそれと同程度の排出ガス性能を実現していました。

また、1.8リッターエンジン搭載車については、当時のハイブリッドカーよりも高い排出ガス性能を誇り、都市の空気よりもクリーンな排出ガスレベルだと評価されました。















ただ惜しいかな、かつてのブルーバード時代の「SSS」の様なスポーツモデルが設定される事はなく、どちらかというと高齢者向けのセダンに終始したのが惜しまれますね。時代がそういうスポーツモデルを必要としなくなっていたのかもしれませんが…

















また、今ではそういったプレミアムなコンパクトモデルはほぼノートオーラに任せてる部分があるので、このクルマがあった当時は今よりは良かったのかなと…