「臭い物にフタ」でいいのか…？

最近の子供たちは漫画「はだしのゲン」が怖くて読めないそうです。













そういえばかつて原爆の被害に遭った広島市内の小学校の図書室からも「はだしのゲン」が消えているのだとか…

















その理由としては、「作中に登場する浪曲が時代にそぐわない」とか「鯉を盗むシーンがあって、それは教育に相応しくない」などがあるそうです。








…しかし、浪曲というのはその当時の流行であり、現代であっても浪曲の存在を知ってても悪くはないと思います。





また、子供が窃盗をするというのも、貧乏になってしまって、生きるか死ぬかの瀬戸際だから、そういう事実もあったという事で人間の極限の状況を知るという事になるんじゃないかなと思います。


そもそも、戦後貧しい子供たちの「カッパライ」に対してある程度罪を軽くしてやろうというのが現在に続く「少年法」の始まりでもあるんだし…








こうしたいわゆる「臭い物に蓋をする」事で怖い・存在自体がヤバいモノを排除するのが本当に良いのかどうか？ですね…　



こういうヤバい事を知って善悪の判断のつく人間になっていくものだと思うのですが…　





現状では単に「箱入り娘」的な人間の量産にしか思えません。