「スバルのこれから」 ・・・を私なんぞがあれこれ言うのもおこがましですが、客観的な私見、、、って成り立っていませんが(;^_^A まぁ ごまめの歯ぎしりと言うことでご容赦を。
S208が予約受付中です。前回の反省から、予約だけは期間限定で受けるだけ受ける。そしてその中で抽選。そしてキャンセルもあるだろうから、あきらめない人はキャンセル待ちもやってくれるそうです。 今回の車は329馬力と過去最高に+1psだけ乗せたところをけち臭いと思うか、ほんとに限界か(品質保証と量産性で)と思うかで別れるでしょうが、EJ20の市販最終で最高、と言う点は間違いないでしょう。
イギリスは一足早く、WRX-stiの現行型が最後になるようです。おそらく日本はそのままE型までは販売するのでしょうが、後継が出ない可能性も出てきましたね。
現在のEJ20をここまで引っ張ってきて、いつFA20DIT型系列にスイッチするのか、、と思っていましたがどうやらその後継は無くなるかも知れません。スバルが自社ブランドの何かを自覚出来ない役員が増えた時、合理的理由が提示できないFADIT搭載型のインプレッサ拡大派生車の存在「WRX」の名前はインプレッサが消えたことで自由になったかと言えば、スカイラインの外れたGT-Rとは違ったことになるのかも。
その差はデビューの時代が遅すぎたという事かもね。そして両者ともに次のコンセプトを見いだせないでいる・・のではないかな。私は人間の欲求の核心は時代に左右されない、、と思っているけども。
レヴォーグとS4の数量をSPGで新たに起こすことは、S4あってのWRXと言うことになりますが、北米では2500台/月?のファンはいるそうなので、そういう意味ではそのコアなファンを資産価値としてでどう、マーケティングの連中が評価するか、そしてそう言った部署ではなく、開発部がどう捉えるかだと思います。
時代の流れと選択と集中。
スバルの顧客のどこをどう膨らますか。トヨタとの、そしてマツダとの、大きく言えば日本自動車連合の、世界戦略としてどういった住み分けをしてゆくのか、と言う議論もあったでしょう。
私は、EVの拡大が想像以上に早く進むという予感を持っています。それはEVが良い、と言うだけでなく、内燃機関の負の部分がとてもコスト高になってきているということが有ります。
以前ガソリンエンジンの直噴化の進展を書きました。加えてターボ化でのダウンサイジングがエコと排ガスコントロールで主流になっていく予定でした。そこにはPM2.5の問題が有ると、過去に記しました。
ヨーロッパはディーゼルデイフィート問題で、あたかもこれを隠すがごとく、国家的にEV化を前面に出していますが、鵜呑みにしてはいけません。私が思うに、都合のいい時にはCO2削減を旗頭にディーゼルをばらまいて、実はPMに関してはよろしくなかった。
結果都市部の空気は汚れ、世界一の過密都市である東京が最もクリーンである実績はトヨタの先を見据えたハイブリッド戦略のおかげです。そしてガソリン機関の救世主となるか?マツダのSPCCIは日本に先行されている。(救世主と期待する向きもあると思いますが)EUでは環境規制の高まりと、開発コスト、耐久性、そう言った観点でEVの方がもはや優位になると決断したのでしょう。
先日、直噴ガソリンエンジンの増加がPM2.5の増加にどう影響するか、という調査報告書を目にしました。
すると、ポート噴射に比べて劇的に桁が違って増加することがわかりました。しかしながら内燃機関のHV化、EVシフトによって、相対的には総量増加は抑えられる見込み、と言う感じでした。このPM2.5はエンジン燃焼室で生成される分と、放出されてからガスとして大気中でPM2.5化する両方の影響を算出していました。
私は、
マツダのSPCCIに期待している一人ですが、しかしながら後処理装置と組み合わせて、エンジンコスト、車両トータルコストと維持費、などの面で先進国の都市部における規制、特に一大消費地と化してる中国政府が自国優位性との一石2鳥でEV化に舵を切る、内燃機関には厳しい環境規制が課せられるとき、改めて内燃機関の将来性は短命化するかもという危惧です。その時間の読みはとても難しい。(とても分かりやすい紹介サイトが有ったのでリンク先、無料登録で見ていただくと、いいかもです)
EVのバッテリーはかつての内燃機関開発のごとく、リソースを使って開発が進められています。ロータリーが生まれたように、異なるバッテリーのアプローチもあって、論文レベルでは群雄割拠状態ですが、既に実用レベルに道筋の立ったものも出ています。
従って、ここ2年後ぐらいにリーフの競合が立ち上がり、5年後ぐらいには今のリチウムイオンとは異なるバッテリーが出てくるかもしれません。その時、急速チャージの優位性、大容量の優位性、など持ち味の異なったものが出てくるでしょう。
しかし、いずれにしてもネットワークでつながったソフトが車全体を掌握し、利用者は「自動車」ではなく「移動手段が付いたスマホ」というものを買うことになるかも知れません。
そういう中で、リアルな外に出て行こう、という若者の兆候が、実はバイクの世界で出てきているとヤマハは報じていました。峠や観光地に行けば、白髪のおっさんばかり(私もその一人(;^_^A )と言う中で、30代以下の250ccユーザが増えているそうです。川崎が先鞭付けた250ccクラスのスポーティ車(フルカウルのSSっぽい奴)を、若者は我々世代の「GPレプリカ」としてではなく、C-HRのような、ガンダムルックなファッションとしてとらえていて、別に「速い」は関係ないそうです(;^_^A
そういうわけで、リアルな旅、につなげるモビリティとしての方向性を打ち出すことが生命線になってくる。そういう流れの中で、少数生産車に極端な開発投資は出来ない。ましてやこの環境規制のなかで、ハイパワー高燃費のエンジンを??。
そういうわけで、次のM/CではフォレスターからハイパワーなDITターボが消えるようです。そしてインプレッサの中で、多少スポーティな(1.6DITがでるかもかもww)なところが「走り」に振ったラインで、S4のラインをどうするのか、残すとしたらスバルがS4を作り、STIが独立ブランドとしてS208のような、限定車を毎年作る、ようなスタイルでしょうか?。それも淡い期待だと思わせるのは、TMSで示されたVIZIVコンセプトです。(WRXが消えれば、維持困難としてS4も消えるでしょうね。)
明らかにHV、EVを思わせる次世代スポーツの提示でしたが、従来と違って「観測気球」のように思えました。会場に行ってないのでその空気まで読めませんが、これまで述べたような内燃機関のハイパワー車は、消えて行き、代わりにこういったエコークリーンなスマートな車で、カッコいいのはどうでしょう?」という感じ。先のバイクを選ぶ若者の嗜好と同じ傾向ですね
しかし、昭和な(;^_^A多くの車好きには響かなかったのではないでしょうか、理由は2つ。そもそも車にそう言ったパフォーマンスを求める人が少ない。そう言ったパフォーマンスを求めない人は車に関心がない。パフォーマンスを求める人はもっと「おバカ」な車が欲しい。(勝手な個人的考察(妄想)です(;^_^A
私はバカなので、賢い車選びは出来ないので、消えゆくおバカエンジンを探しているのですが、元々今のB4の次が有ると思ったそのエリアは消滅し、次こそは、、、という願いとは全く別の、フルモデルチェンジの度に、遠い違う方向に行ってしまいますので、新車で買える車は、エコな足車しかないでしょう。
一足先に味わった、「これほどのものが作れたのに・・・」という6気筒は消滅し、後継は出さないことに決まったようです。「贅沢で優雅なエンジンは、もはやEVには勝てない」・・は半分正解で、常用域では全くそうです。 んでご法度の世界ではEVは勝てない。だから?。と言うことになるわけですね。
今後、せっかく生き残ったハイパワーAWDの世界は、SGPプラットフォームでは出ないかもしれませんね。もし出たとしても、モータ的な低速、ドライバビリティが向上することは間違いなく、しかしもう一方で、内燃機関が持つ、めったに使わない領域の非合理性が失われることも間違いないと思うのです。ゆえに、買うなら今かも。
私も良い弾が出てこない状況で、安心して7年は通勤に使える、、と言うハードルが高く感じられ、MTを優先するなら、新車を検討しようか、とふらふらしているところです。
故障部位は大体把握したので、作業内容もほぼ処理できるかなと思っていたけれど、通勤など日常での不便さを、期限付きで追い立てられると、過去の厭う気分と治った快楽との間で揺れる不安定な日々も、日常が安定していてこそですが、体調の不安もこれから増大するなどと足元を見つめるような、似合わないことを考えると、「信頼性」は家庭円満の必要条件とせざるを得ないなと沈んでいる今日でしたw。
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2017/11/05 19:00:13