2つのクロスポイント

さて、日本は総裁選ののどかな風景を、メディアが下衆な３流週刊誌のごとく取り上げて、なんとか与党の汚点にできないか、夜盗の人気回復が出来ないか、に余念がないようですが。


しかし、世界の注目は何と言っても「トランプ大統領の再選なるか？」であります。その如何で、世界の未来は全く異なるものになるからです。


表題の「クロスポイント」はもちろん、米国の線と中共の線がどこで交わるか、、と言うことですが、２つの予測があります。

良い方のクロスポイントは、トランプ大統領の再選です。

この場合は、中共がまともな選択をしようが、しまいが、中共の命運は決まりで、西側諸国の立ち直りは早いでしょう。
この場合、中共がよほどのアホでなければ、全力で鎖国政策へ向かうでしょう。

もう一つの悪い方のクロスポイントは「台湾海戦」でしょう。

トランプ再選がならなかった場合、遅くともその２、３か月の間に、チャイナは始めるつもりのようです。常識的には有り得ないのですが、習近平は「香港同様、たかが台湾ごときで、核戦争のリスクを抱えてまで、台湾防衛に加担しないだろう」と本気で考えているようです。そのことを愚かといさめるアメリカの学者は声を上げていますが、自分たちと同じと考える共産党は、恫喝だとしかうけとらないｗ。


その為のSLBM発射演習です。JL-2なら、第１列島線を越えてしまえば、深海で見つからないと首脳陣は思い込まされているのでしょう。渤海で試験準備中と言われているJL-3のSLBM発射は、必ず台湾進攻前までに実演することでしょう。なぜなら先に述べた「直接届く米国本土への核投下」を米国に想起させるために。

それがあって、アメリカは「そこまでのリスクは取らない」と考えているようです。まじで勘弁してほしいです。その場合のクロスポイントは来年１月、２月でしょうか。

何としてもトランプに再選してもらわねばなりません。現実的にはトランプ再選は間違いない、ところなんですが、相変わらず米メディア見ていると、朝日、毎日新聞のようです。

問題は、不正投票で、コロナを隠れ蓑に３０％以上が郵便投票になった場合、わかりません。極めて低率ですが、その危険性が高まるとトランプさんは先に中共を叩くかもしれませんが。


米中のデカップリングは以下の通りです。

日本の大手企業は、いかほど理解してるかな？と思うのですがCISTECのレポート

○米中緊迫下における米国諸規制についてのQA風解説
ttps://www.cistec.or.jp/service/uschina.html

を見る限りだと、とりあえず日本の実務者も広範囲に危機感はもっているようで。ただ、迫力不足なのは、アメリカが「中国を完全に切る」ということを決めた、との認識がない事だと思います。


もう、ギロチンの刃は落ちているのに。

アメリカはさすがで、短期間に「共産主義」の中共の思想と行動を理解し、民主主義がなぜここまでやられたか、をきちんと分析し、反撃に出ています。
日本はまだまだ、対抗手段について理解できていない。

アメリカは半沢直樹のお株を奪って「倍返し」を始めたのです。
前にも言ったと思いますが、共産主義者の攻撃ポイントは、同じやり方でやり返す。が基本です。つまり中共が国内で認めていないことは全て、アメリカも認めない。日本もこれを実行すべき。


世界七つ大きな動向（その一）|世界の交差点 深層分析