
とある年末の出来事です。
いつものカメラ屋に行くと、中古コーナーに
「EF100-300㎜F4.5-5.6USM」がありました。
なんと1980円!
全く同じモデルのレンズを持っているので、提示価格が妙に安くてガッカリです。
コメントを見ると「難有り、ズーム時に引っかかる」とありました。
以前自分の同レンズのゴミ取り分解した時のかすかな記憶を辿りましたが、そんな引っかかるようなところなんて無かったような・・・・
とりあえず店長さんを呼んでガラスケースを開けてもらい、どんな動きなのかチェックしてみます。
実際に手にとってズームリングを動かすと、途中で妙に重くなるところがあり、確かに引っかかってしまうようです。
これ、グリスアップで直るんじゃね?
ダメでも部品取りくらいにはなりそうなので、とりあえず買ってみました。
自宅に戻り、早速分解開始。
前玉の内側に付いたゴミを取りつつ、ズームリングを外しました。
どこかに異常があるでもなく、変形などもなさそうです。
適度にシリコングリスをミゾに入れ、ズームリングを止めているピストンリングみたいなところにもグリスアップ。
組み立てると最初の引っかかり感は無くなり、グリスのシットリとしたズーム動作になって生まれ変わりました。
ピントチェックがてら、部屋の中で試し撮りしてみると・・・・
どうもオカシイ!
自分の以前からあるレンズと付け替えながら更に試し撮り・・・・・
やっぱりオカシイ(汗)
ヤラレタ! 元からもってた自分の同型レンズより写りがいいじゃないか!!
コントラストがよく、拡大すると色の滲みがわずかに少ない印象です。
嬉しいようで、なんだか悔しい気分。
自分のを買ったのは13年くらい前ですが、確か当時新品で5万くらいしたんだよなぁ・・・・
今回の難有り中古の方が製造時期が新しいらしく、マウント側に記されたシリアルNo.はずいぶん進んでいましたが、写りの違いが新しいからなのか個体差なのかは謎です。
結局No.2へ格下げされてしまった元のレンズは、活躍の場を求めてEOS50Dと一緒に兄の元へ旅立ちました。
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Posted at
2011/01/18 23:49:04