蕎麦屋の蕎麦

先日の羽黒山神社に向かう途中、良い感じの雰囲気の蕎麦屋があったので立ち寄ってみました。

石臼挽きの十割蕎麦ということで、どんな感じか期待が高まります。
ちょっと待ち時間が長かったような気がしましたが、オーダーを受けてから蕎麦を打っているわけではなさそうです。

後から来た客の分より少し遅れてやってきた十割蕎麦。
十割なのにボソボソ感は全くなく、ツルツルと食べられるのは謳い文句通りですが・・・・・

美味しくないわけではないんです。
でも蕎麦ならではの香りが物足りない？？？香りが足りないと味も物足りない・・・・
一緒に頼んだ麦切りはモチモチして良い食感ですが、蕎麦の方は・・・・

特に自分は蕎麦マニアなどではないつもりですが、大晦日に公民館で打った手打ち蕎麦を、その場ですぐ茹でて食べるという、ある意味最も贅沢な味を知ってしまっているだけに、店で出される普通の味では満足できなくなってしまったのでしょうか。

デザートに頼んでみた「蕎麦の実アイス」は、粒々した異質な舌触りが蕎麦の実の存在を感じさせ、冷たい中にも蕎麦の香りが効いていて実に美味しい一品でした。


今はもう閉店してしまったあの店の蕎麦は、香りも良くて美味しかったんだよなぁ・・・・