
日中の明るさで飛行機を流し撮りしたいときや、ヘリコプターのローターが回転している様子を写したいときなど、絞って光量を減らすだけでは間に合わない場合は、NDフィルターをレンズに付けて減光する必要があります。
ND8とND16を持っているので、場面に応じて付け替えて対応していますが、世の中には無段階に減光量を変化させることが出来る可変NDフィルターが存在します。
まともなメーカーのものはかなり高いので、低価格なものを試しに購入。
φ77mmで3000円しない価格です。

実際にレンズに付けて飛行機を試し撮りしてみると、何だかヘン・・・
確かに減光して暗くなっているようですが、ファインダー越しにわかるほど像がボンヤリしています。
これはダメだ!と、フィルターを外して撮影したのが下段。
このサイズにリサイズしてもわかるほどですが、それぞれの機首のあたりを拡大して見てみます。

プッシュバックで止まっているのと変わらないほどユックリした動きの可変ND有りに比べ、離陸体勢の高速度で動いているフィルター無しのほうが遥かにカチッと写し止められています。

悪あがきして分解して内側を清掃してみましたが、特に汚れは無し。
清掃後も画質の向上はありませんでした。
せっかくですが、残念ながら格安可変NDフィルターは実用にはならないようです。
ところで、商品と一緒に入ってきたカードの文面にちょっとイラッと来ます。

”ご満足いただけましたことが大変嬉しく・・・”
→全然満足していませんが?
”お客様の感想をカスタマーレビューでシェアしていただきます”
→いつの間にか義務が発生?書いていいのね?

”私たちは高品質、低価格と完璧的なサービスを提供しております。自分はお客だからです”
→意味不明?? 客はこっちだぞ!
”お客様からのニーズを望んでおりませんが、”
→望んでないのかよ! よく商売になるな・・・・
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Posted at
2016/05/12 00:23:58