
EP71のエピソードの続編です。
ネタに乏しい冬場はこの手で行こうと思います(笑)
クラッチ交換後は特にトラブルはなく、購入後17700kmくらいでタイヤを4本新品に入れ替え、車検も通し終わった翌年の春、とうとう足回りの入れ替えに着手。
ありとあらゆるアフターパーツメーカーから販売されるほど、スポーツパーツが豊富に存在したが、無難にTRDのパーツを選択した。
TRDのローハイトスプリングにTRDのノーマル形状ストリート・ショック。強化アッパーマウントも同時交換。
そして今回も学校の先生とすることになったのだった。
高校在学時に「自動車部」なんてものをやっていたもので(一応部長やってました)後輩に足回り交換の実演体験をさせてあげよう!!という名目で、またもや場所を借りました。
当時自宅の車庫は狭く、フロアも平坦ではなかったので、大掛かりなメンテは大変でした。
しかも、今回交換するショックはカートリッジ式で、今までのストラットを分解してシェルケースを再使用する必要があり、大きな万力の出番が予想されていた。
リアは簡単なので前日に自宅で完了。学校でするのはフロントのみだった。
ジャッキアップしてウマをかけ、タイヤを外してばらし始める・・・・・・が!
アッパーマウントのセンターの、ダンパーロッドのナットが緩まない。ロッドもいっしょに回転している。
タイヤハウスの上の方で、スプリングアッパーシートもいっしょになってズリズリ回っていた。
どうにも緩まず、クラッチ交換でいっしょに作業したアノ先生がやり始めたのは・・・・
貫通マイナスドライバーとハンマーを使ってナットをカチ割る!
「そんな乱暴な・・・」と思ったが、アッパーマウントは新品があるし、ナットもダンパーに新品が付属していた。
途中めんどくさくなったのか「ロッド切断するか!」と言い出したが、アッパーマウントはいいけど、スプリングシートは再使用するので、これを取らないわけには行かない。
しかもナットはすでにボロボロになっているのでレンチも掛けられない。
ムキになってハンマーを振り下ろす先生。なんか・・・・壊されてる?
ドライバーを研ぎなおして再トライ。初めは良かったが研いでいるうちに硬度がなくなってドライバーはすぐ駄目になる。
先生の執念でナットを破壊!無事ストラットはバラされ、ダンパーの中身を取り出す。水のようなダンパーオイル・・・粘度は思ったより無いものだった。
シェルケース単体になったところで脱脂→プラサフ→黄色と塗装!
TRDのスターレット用ショックは黄色で、リアはすでに黄色い物が装着されていた。フロントも合わせたかったので黄色いスプレーを購入。このころからこういうネタが大好きだった。
万力を駆使してダンパーを組み付け、スプリングも装着。ここまで来れば出来たも同然。
ジャッキから下ろされると、いい感じに車高が下がっている。
ちょっと試運転してみると、フロントアッパーがガチャガチャ言ってる!ダンパーロッドのナットがしっかり締まっていなかった。
ここで気が付いた。ジャッキから下ろして車重かかってればちゃんとレンチで回せるじゃん・・・・・あのタガネとハンマーは・・・・・・・
謎は深まるばかりである。
イラストは車高ダウン後のスターレットをイメージして書きました。
それほどベタベタではないが、ノーマル車高がものすごいので、これでも結構落ちたと感じた。ドアサイドには本来「turbo」の大きなデカールが貼られているはずだが、購入当初から貼られてなかった。前オーナーが剥がしたか、板金修理で剥がしてそのままだったのか。
TRDの足回り装着を期に、ここに大きな「//TRD」のステッカーを貼っていました。
ブログ一覧 |
スターレットの思い出_______ | クルマ
Posted at
2007/01/22 23:37:14