ナタを研ぐ

我が家にあるナタは以前も数回研いだことがありますが、その後の使用で刃が傷んだ箇所がありました。
もうすぐ使う予定なので、今回はこのナタを研いで置くことにします。

刃こぼれは軽微なのでちょっと研げば復活できそうです。
前回使った後の保管時に油を塗ってあったので、どうしようもないようなサビは無いけど、それ以前に使いっ放しにしていたころの薄いサビが全体に出ています。
無理に磨き込むとせっかくの鍛造表面が無くなって余計サビやすくなるので、某動画のように鏡面仕上げにはしません。

ダイヤモンド砥石＃150で荒削りして刃こぼれ部を除去したら、ダイヤモンド裏面の＃600で整え、＃1200中砥石で仕上げ。
今回はこれ以上の番手の砥石は使いませんでした。

見た目はあまり変わっていませんが、刃こぼれ箇所は無くなっています。

そもそもナタは鋭い切れ味でサクサク切り進めるより、クサビのようにガシガシ叩き込んで割るといった荒い使い方になるので、刃先の角度はこれまでよりも起こして強度重視にしました。