靖国神社

東京出張の時間の合間に、ちょっと写真の撮り歩き。

行ってみたのは靖国神社です。
靖国神社と言えば、首相が参拝しただのと海外（の一部の国）からワーワー言われるあれですが、今回は平日の朝早く小雨が降りコロナ騒動真っただ中という状況下だったこともあって人がほとんどいません。

それがより一層この張り詰める澄んだ空気感を強めている要因かもしれませんが、鳥居をくぐって奥に進むと、何とも言えないものを感じました。
何といえばいいのか、何をしたらいいのかわからなくなるというか、なんとなく見に来たという自分の心の浅さをザックリと見透かされている申し訳なさでいっぱいでした。

ここへ来た目的は、併設されている建物にゼロ戦が展示されていると聞いていたからです。

初めて本物を目の当たりにしてみると、想像よりもずっと小さくて、でも凝縮された凄みはこの大きさでは測れなくて、昔の人はよくこんな凄いの作ったよなぁという感覚で見入っていました。

展示スペースから外を見ているゼロ戦は、何を思っているのだろう？
「あの空飛びてーーー！」なのか？

戦うために作られてしまった戦闘機が、二度と飛ぶ必要のない平和な空を見て満足していると思いたいですね。

でも本当は、戦わなくていいから思いっきり自由に飛びたいんだろうな。