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ヌルテカに仕上がったクリアー塗装後のプラモデルのボディを、実車の前に持ってきて再現度合いを確認してみましたが、、、、

単体で見ると色合いバッチリだと思ったのに、同じ光源で実車と並べると色合いが微妙に違ってて、完全一致とは行きませんでした。
やっぱりこの色難しいなぁ。

悲観するほど違ってはいないし、光の当て方によっては違った表情を見せるので、まぁOKとしましょう。

カラー塗装が順調に進んだ後は、ウレタンクリアーを掛ける塗装の最終工程です。

ゴミとかザラツキ消しとか、塗装工程のアラをサンドペーパーで触った後、そのままクリアーを掛けるとペーパー目が見えてしまうので、クリアーの前はサラッとでもカラー塗装を入れたほうが良いみたいです。

ウレタンクリアーは主剤に硬化剤を混ぜて使うタイプ。
分量は多くないけど、途中で無くなってしまうとイヤなので、透明樹脂カップに付け替えてクリアー塗装。

エア圧は上げたくないけど、濃度が濃い目なので弱いエアではうまく吹けず、薄め具合とエア圧のバランスを取りながら最後はコッテリと吹き、極上の光沢を。


このまま研がずに行けそうなくらいの強い光沢面に仕上がりましたが、いかにも模型然とした仕上りがあまり好みでは無かったり・・・・

一液ラッカークリアほどではないにしても、多少は薄めた分のヒケがあると思うので、硬化して塗膜が落ち着いたらもうちょっと自然な感じになるかもしれません。

塗装準備が整ったレガシィB4のプラモデルは、ようやく塗装工程に入りました。

製作しているのは自分仕様なので、ボディカラーはコーストグレーメタリック。
C型の一年間しか設定されなかった珍しい色です。

市販の缶スプレーやタッチペンも無いのに模型用のカラーがあるはずもなく、調合して作るわけですが、実は20年ほど前に製作した時の塗料が生きていて、若干ラッカーが飛んで濃度が高くなっていたけど固まっては無くて、薄め液で希釈してよく混ぜたら使用可能になりました。

前回作った時は実車が手元にある状態ではなく、何度も試し吹きしては調色を繰り返すうちに、塗料瓶一本分出来てしまったのでした。

塗料が乗りにくいエッジ部分から始めて、薄い塗料を何度も何度も重ねて行って、ある程度塗ったところで一旦乾燥。

エア圧と濃度とニードルの引き加減を調整し、全体がムラなく発色するまで塗り重ねると、ザラツキがだんだん強くなってきたり意図しないミスト粒が付いたりします。

ある程度の所で深追いはせず、どうしても入り込んでしまう埃や、サフの工程では気が付かなかった面の狂いなどを手直ししてから、もう一度塗る手順を考えています。

そろそろボディのサフもイイ感じに研げてきたので、ボディのカラー塗装に入れそう。

そう思っていた矢先、ボンネットの一部分に気になるところを発見してしまい、筆でサフを付けて対処しようと瓶の蓋を開けたら、中蓋が貼り付いていて瓶に残りました。

手に付けたくないなぁと思いながらそっと中蓋を剥がしたら、貼り付きが解除された勢いでフタが飛んでそばにあったボンネットに直撃・・・・

という悲劇に見舞われましたが、乾燥後にペーパーを当てて処理し、もう一度サフを掛け直して何とか原状回復。

これでやっとカラー塗装に入るための準備が整いました。

冬の動画ネタという意味合い込みで、自分仕様のレガシィB4のプラモデルを作っています。

今までプラモを作る時は、たいていボディの乾燥待ちの合間に内装を進めたり、シャーシを組んだりして進めてきたのですが、今回は全体的に修正が多く、特にボディ外装の手直しに時間を費やし、そのパテの硬化待ちの合間にシャーシや内装を進めてしまった関係で、ボディがまだ塗り終わってないのにそのほかが出来てしまった状態です。

出来たパーツを当てがって見ると出来上がりの期待が膨らみますが、そんな塗装を済ませて組み立てたい衝動を抑えて、ボディの細かな修正を継続中です。

何度もサフを掛けた箇所は強く梨地が出ているので、都度都度でペーパー掛けして研いではいますが、パテ盛りした箇所が崩れてきたり、面のうねりを消そうと追い込みすぎてプラスチック面が出てきたりと、いつまで経っても塗装工程に進めず。

でも、この工程なら何度でもやり直しがきくので、後になって困らないよう今この作業を根気よく続けています。

こんな細かいところまで気にしなきゃならないことを思えば、スーパーカブを塗るのなんてどうってことない作業だったなと今になって感じます。